「自分らしいキャリアのつくりかた」

2010年07月28日 06時30分00秒 | 沖縄の生活

▲<大好きな沖縄県に対して、温かくかつ新しい視点で、観光についても話された高橋教授>

7月25日、「人財Qubic」第2期生向けの特別講座が、県立博物館・美術館で行われました。
座長梅原一剛さんの基調講演に続き、慶応大学(SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー上席所員)高橋俊介さんの特別講演があった。<2000年の設立以来、日本で初めて個人主導のキャリア開発調査研究を行う>。

テーマは、「自分らしいキャリアのつくりかた」。
キャリアのつくり方は、「仕事や人間関係を損得で考えない」「資格や安定した就職は先が危ない」「キャリア形成に無駄な経験などはない」「近道はない」「キャリアや人生は自分の計画通りにはつくれない」「事前に予想出来なかった偶然が良いキャリアをつくる」「良い偶然が起こる人は、普段の姿勢や習慣が良い=クランボルツの『計画された偶発性理論1999年』」そして、それには「主体的行動力が重要!」。

ビジネス界では、30年も勤めればハッキリと差が付く。
その要因は、「主体的なジョブデザイン行動」があったかなかったかである。「自己主張を出来た人」は、相対的に良いビジネス人生を歩んでいる。「ポジティブ&積極的に周囲の人を巻き込みながら仕事をした人」「自分なりの意見・発想・工夫=楽しく」仕事をやった人。「新しい人脈づくりに取り組み個々の人がどんなニーズを持っているか把握し、それに応えようとした人」「自分の問題意識を社内外のキーパーソンに共有してもらおうとした人=情けは人のためならず」等々・・・。

さすがに、たくさんの事例を研究しているだけに、内容の濃い素晴らしい講演だった。


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