高校2年生への授業 その(2)

2013年02月27日 12時00分00秒 | 沖縄の生活


2月26日、16:00~17:00、県立中部商業高校で就職希望対象者向けに授業を行って来た。

テーマは、「キャリアプラン:自分の将来を考えよう」。16時からという事は、正規の授業が終わった放課後の自主参加という事になり、部活を行っている生徒は参加出来ない。定刻に集まった生徒は、1年生の2名を含め8名。

テキストには、「働く先輩4名の仕事内容や楽しさこだわりが書かれている」「イチローの小学6年生の時に書かれた作文から、将来なりたい事を考える時の参考にする」「会社員への道(プロセス)」+「ライフプラン(定年までの人生プラン)」を学び、最後は、「20歳の自分への言葉」を考える内容になっている。これを昨年の夏、3年生に120分授業で行った。



今回は、半分の60分授業という事と、1年生も交じっていたので、私からは、もっと前段階の仕事や会社を選ぶ前に「自分は何をしたいのか」「何を大切にしているのか」「自分は何をしている時が一番嬉しいのか」を一度、自分自身で整理する事を教えた。これを大学生は「自己分析」といって、何十時間もやるが、自己研究はやり過ぎると、ブラックホールに陥るので注意する事と教えた。



「仕事は、実際に3年くらいやってみないと解らないもの」「高卒最初の3年は、給料を貰って修業をさせて貰っているようなものなのでありがたいと思う」「最初から難しい仕事は、任されないが最初の時期に仕事に集中しないと、その先の面白い仕事に出会えない」。



一年目は、一番の若手なので「元気、挨拶、返事」を忘れないように。そして、「直ぐ動く」「恥ずかしがらずに質問をする」「メモをする」「ポジティブ」を習慣化する。



「必ず辞めたいと思う時が来る。その時に相談出来る先輩・上司を作れ」「普段から先輩・上司に、自分から近づく事を怠るな」そうすれば、必ず助けてくれる。

「最初の4年で人生が決まると思え」「他責社員はダメ、自責社員になれ」「人間(ジンカン)に強くなれ」「健全な精神は、健全な肉体に宿る(健康に気を付ける)」。



最後に、無理やりの質問を4名から受け答えた後、「自分を大切にするのは自分という事を忘れずに、上等の人生を歩んで下さい」という言葉で締めくくった。


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