与那国島で水牛に追っかけられる。

2006年05月15日 02時04分45秒 | 私の沖縄(回想編)
1974年の夏、一ヶ月の休暇をもらって、沖縄旅行に出た。石垣から船で初めて与那国島に渡る。一泊した朝。朝食後、おばーに、島巡りをしたいと言ったら、午前中に歩いて回ってこれると言うので、何も持たずに村の道を時計回りで歩く。一時間くらいで東側の村につく、そこに居た男の人に島一周をするには何時間くらい掛かるのかと聞いたら「歩いては回れない。車が必要だ」と言われる。断念して、マップにあった岬の灯台を見に行く。歩いて一時間くらいで、海の見えるところに出た。途中は、何も無い草原。灯台までは、30分くらいの距離か?
そこに、黒く点在するものがいくつも見える。近くまで行くと、それは水牛だった!もっと近くまで行くと、放し飼いでこちらを睨んでいる。さらに近づくと自分たちの生活圏に入ってきた者に敵意を感じてる様子。追っかけられたら隠れるところや、逃げ登る木も無い。そうしているうちに、一番近い水牛に見つかり、こちらに歩み寄ってくる。真っ黒な角の大きい水牛が。私は逃げた。必死でにげた。へとへとに疲れて、旅館に着いておばーに言ったら、皆朝出て、午前中に帰って来て、島を回って来たと言うから、てっきり一周してきたのかと思っていたと言うではないか(怒)。
最近の、与那国島はDr.コトー診療所の撮影地になったりして有名になっている。飛行場や北牧場というのも出来ている様子だ。海底遺跡もその頃は発表されていなかった。機会があればもう一度行ってみたい。
☆写真は、アフリカの水牛です。イメージとしてご覧下さい


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