西表島で山ヒルに食われた。

2006年05月16日 19時08分16秒 | 私の沖縄(回想編)
1974年の夏、一ヶ月の休暇を貰って沖縄旅行をした。時間がたっぷりあったので、八重山諸島にも足を伸ばした。当時、西表島は今以上に秘境だった。赤軍派が逃げて、山の中に隠れているとかの噂が出ていた頃だ。私の同期が山を歩いて横断したと聞いていたので、私も俄然やる気が出た。船浦港の民宿に泊まり、私の方は、北側から南の仲間港に行くつもりだったが、宿の人に聞くと、途中の道は険しく登山の用意とハブに会っても負けない人だけが行けると聞いて、簡単にギブアップしてしまった。それでも、船浦港側には歩けるところに、美しい滝が3つも見られると聞いたので、朝、船に飛び乗り、滝を目指した。船が動いてから周囲の人を見たら、私だけがサンダル!他の人は、真夏に靴?。なぜかと船頭に尋ねたら、今から行くところは山ヒルが足元から吸い付くからだ。そして、滝に行く途中の道では、木の上からもヒルが落ちてくるので、首はタオルを巻いておく事と言われた。私の様子は、帽子もかぶらずランニングに短パン、足元はサンダル。船はどんどんマングローブに林を突き進んで行く・・・。


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