西表島で山ヒルにくわれる。その2

2006年05月16日 22時29分51秒 | 私の沖縄(回想編)
1974年の夏、西表島に渡った。船に乗ってマングローブの林を抜けて、滝を見に行く。船のお客は、自分と何か違う?私以外に人達は、山ヒル対策をしていた。私は無防備のままどんどん船は進んで行く。
ついに、陸に上がった。山ヒルはどんな大きさか?木の上からも落ちてくると言う。足元に気をつけて、頭の上を気にしながら歩く。気が気でない。滝まで何分だったか記憶に無い。滝に着いて見ていても、感動しない。水量が少なかったことをかすかに記憶している。
やっと、船に戻る。首筋や身体に吸付いていない事を確認する。安心して帰路に着く。山ヒルは確かにたくさんいた。岩の上でも尻尾を震わせて何かに取り付こうとしていた。それも集団で、大きさは1cm位。しっかり見ないと見過ごしてしまうくらい小さい。大丈夫と喜んでいたら、サンダルの指の間が妙に痒い!良く見たら、たっぷり私の血を吸った山ヒルが、丸くなって転げ落ちた。ちゃんと山ヒルにかまれていたのだった。傷跡は1mmも無いくらい小さく、直ぐに血も止まった。これが、30年以上前の、私の西表島の山ヒル体験です。
この後、20年後にもう一度西表島に行き、マングローブ林の中のサキシマスオウノキを仲間川を上って見に行った時は、山ヒルはいなかった。
☆写真は、竹富町(西表島)のHPから西表島の滝の写真を借りました。ご堪能下さい。


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