▲<4月3日から全国ロードショウの「ジヌよさらば」>
4月6日の午後、桜坂劇場で「ジヌよさらば」を観た。
原作は、いがらしみきお「かむろ村へ」(小学館ビックコミックスペシャル)らしい。
「さわれない、使えない、欲しくない」・・・。仕事でお金恐怖症になった男が、東北の限界集落に移住してくる。
「一円も使わないで、村で生きて行くためにこの村に来ました!」そんな事が可能なのか?(ジヌとは、お金の事)
非現実的で、奇想天外の展開が、最後までこれどもかと続く。
主役は、松田龍平。
脇を、阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行が固めるから面白くないはずがない。
監督は、松尾スズキ(脚本&出演)。
携帯やお金もいらない生活をしようと格闘する青年は、現代社会への警告。ばかばかしいストーリーだけど、おもしろかった。
評価:★★★