自責社員と他責社員

2012年12月05日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<幻冬舎経営者新書 松本洋著 777円>

日経新聞の書籍広告で、幻冬舎経営新書の「自責社員と他責社員」が目に入った。ここ一年ほど、「他責」と「自責」を研究しているので、いい本のネーミングだと思った。

早速、豊見城市の「戸田書店」に買いに行ったが入ってない。

先日大阪に行った際、神戸空港から帰る途中、三宮駅前の「ジュンク堂」に行ったら、当店には無いがセンター街店に一冊あると言われたので、取り寄せをしてもらい、10分くらいかけて三宮センター街店で購入した。

帰りの飛行機の中で一通り読んだが、実によくまとめられていた。
「他責」と「自責」をテーマにすれば、他責は悪い。自責は良いという事で終わってしまうが、「組織論」を絡めて細かに解説されている点は評価出来る。

後半は、「行動心理」や「NLP」(神経言語プログラミング)を取り入れ、「教えない指導」「内的動機付」など盛り込んでいるので、「組織論」でもあり「管理職の行動論」にもなっている。

荒いカ所は散見されるが、書名に「社員」と入れた事で、経営者から管理職&一般社員まで、幅広い人達の啓蒙書になった。

人と組織の成長を邪魔する「目標達成を阻む5つの阻害要因」は、解りやすい。ここの部分を読むだけで、購入した価値がある。

著者の経験談を基に書かれているので、学者の本に比べるとリアルだ。