ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

あ・の・ね。  ・・・・です。

2017年01月16日 | 酵母ぱん
2017年1月16日   月曜日


少し晴れ間は見え始めたけれど、 土曜日からの雪 降り続き、 随分と積もりました。

ニュースでは 色々な所の積雪被害の状況を伝えていますし、 この歳になると、 「 雪 」 の天候になると、 それだけで腰が引けてしまう自分も居ます。


昨日は、 高山村の 蛙トープさんの 「 月一シューレ 」 の日でした。



このブログ、 暮らしのシューレの蛙市 で購入した、 拘り材料の青年のドルチェ、 テイクアウトした 「 焼きドーナツ 」 を頬張りながら 書いております。

マトリョーシカちゃんの様に、 大切に、 大切に、 ラッピングされておりました。

      


1個 既にお腹の中で、 慌てて、 大好きな舟串さんのお皿にのせて、 パチリ。







ぱん販売をさせて頂いている私は、 金曜日の週間天気予報の 「 週末 寒波。 大雪予報 」 を見て、 超ビビり、 既に腰が引け、

蛙トープ、 シューレ担当の刺子先生に、 「 あのぉー、 雪予報なのですが、 シューレ、 お休みいしないんですかぁー。 」 って、 失礼を覚悟で口出しをすると、

「 変わらず、 やる予定で居ますよぉー。 」 って、 至って当然に、 明るく、 元気に、 颯爽と、 動ずる事無く、 お返事が返って来ました。

← どんだけ ぶれなかった姿 を書くんやぁー。 って感じなのですが・・・・。

その様子を見た単純な私は、 「 ぶれない 主催者の立ち位置 」 を感じる事が出来、 参加する側の 「 自分の意志 」 を組み立てる事が出来ました。



「 自分の意志 」 が存在する取り組みは、 同じ事をやっても、 「 受け身 」 じゃないと、 心地好い。 我が儘中年おばさん。




予報通り シューレの日は、 積もる雪の中 でしたが、 蛙トープ父さんは、 降る雪の中、 真っ白になりながら黙々と雪をかき、

蛙トープママは、 みんなが寒く無い様に 急遽購入されたらしい ファンヒーターをセッティングしたり、 蛙トープで代々受け継がれている毛糸の靴下を準備して下さったり、

内職工場を廃材で改装して作られた  「 カエル舎  」 は、 有機コーヒーの おいちょコーヒーさんや、 有機材料に拘った青年のドルチェや、 

私のぱんや、 はんてんを販売される 「ゆくらな」 さん、 オリーブオイルで作った手作り石鹸、 無農薬ゆず 等々が並ぶ、  ほっこり、 のんびりな 蛙市 になって、

私は、 コーヒーの良い香りと、 みんなの笑い声に包まれて、 ぱんを並べた傍らで、 大好きな本を読んで時間を過ごしました。
 


コーヒーの良い香りと、 みんなの笑い声に包まれて、 ぱんを並べた傍らで、  大好きな本を読んで時間を過ごす。

BGM で、 「 そして僕は途方に暮れる 」 が流れ・・・・。



それって、 私の 理想郷。 



自分の求める理想郷が、 こんな近くにあって、 それを感じる事が出来るなんて。
  


思わず、  「 毎日 この環境があると良いなぁー。 」 って呟いた私に、
 

すかさず、 蛙トープママさんが  「 それだったら、ひなたさん 毎日、 ぱん焼く様になるのよ。 」 って仰って・・・・。




「 あ。 そりゃ 疲れるから嫌だな。 」 って ココロで呟いて・・・・。



結局、 私の理想郷。 って、 「  労働、 仕事  」 には、 繋がっていない物の様でした。



そんな 幻想を抱く 中年おばちゃんぱん屋の お隣で、 同じ様に のんびーり お店を広げられていた 「ゆくらな」 さんの はんてん。 










主人への バレンタインデーのプレゼントに購入しました。

いつも 祖母に 「 はんてん 」 を作ってもらって着ていた主人は、 祖母が亡くなってから 「 はんてん 」 を着る事がなくなっていました。

何十年ぶりの 「 はんてん 」 を着た主人は、 「 これ、 温かくて、 手放せないや・・・。 」 って呟いて、 そのまま、 その場で 着込んでしまって・・・。


祖母との時間を感じたのか、 しあわせに包まれた様子でした。


おまけに、 「 ホワイトデー。 楽しみにしていてね。 」 なんて、 超ご機嫌な台詞まで呟いておりました。  ラッキー。


もう一つ ラッキー なのは、 無農薬のゆず を購入できた事。

 


六本木のぱん教室で、 フルーツから酵母を抽出し、 ルヴァン種を起こす 事を学んだのですが、 その時の種をつなぐ事 は継続してはいますが、

最初の段階の、 フルーツから酵母を抽出し、 ルヴァン種を起こす 工程の復習が出来ておらず、 今回 無農薬ゆず をゲットできたので、

これを機会に 再度 取り組んでみようと考えています。


学びの場、 シューレの本題、 - 冬のわら仕事・入れ物づくり - も 少し覗かせて頂いたら、 お子さん等の参加で にぎわっていました。


そう言えば 私達夫婦も、 子供が小さかった頃、 色々な体験をさせてあげたくて、 暑い盛りも、 寒い盛りも 苦労を厭わずに走り回ったものでした。

大雪の中、 娘が 「 あのね、 わたしは、 ラッセル車だよ。 」 って、 ご機嫌で突き進んでいた事を思い出しました。



蛙トープさんの 坂道で すってんころりん して、 強打した頭をさすりながら 「 雪の日には、 雪の日の しあわせ ってあるんだぁー。 」  って、 

只今、 拘りドーナツ頬張りながら、 中年おばさん、 思い出と、 しあわせと、 ちょこっとの痛みに浸っております・・・・。



お・ま・け。


以前にも書きましたが・・・。  今回もまた、 蛙トープさんは、 相変わらず 不思議。



「 昨夜、 どんど焼き で、 消防団で 吞んだくれておりました。 」 って言う青年が、 メチャクチャ甘いミカンを配ってくださったり、



蛙トープママが、 「 どうぞ。 」 って 暮らし市 に案内して来られた女性は、 以前 『秋の還る市』 で講師をされた方で、 

その時、 ランチをしながら 「 ダライ ラマ にお会いした時に・・・。 」 って会話されていたし、

←  てか、 ダライ ラマ って、 会える人 だったんだぁー。

そんでもって、 その方と一緒にみえたのが、 小豆島でパン屋さんをやっていらっしゃるという青年。



毎回、 毎回、 田舎の引きこもり中年おばさんには 愕く様な 人の広がりに、「 どんだけ広がって行くんだろう。 」 ってな、



高山村、 蛙トープ。  「 worldwide 」 的に、  不思議です。 





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