晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

幻の改心の道ー1 12/25 

2018-12-25 | 山・峠

2018.12.25(火)晴れ

 「改心の道」の道とは君尾山光明寺に伝わる天狗が改心したという伝承に基づく光明寺と弥仙山を繋ぐ修験の道である。2010年に「改心の道」遊歩実行委員会の催しに参加し、日置谷コースを歩いた。(2010.11.23参照)於与岐から弥仙山に登り、元権現跡から日置谷に降りるもので、老若男女随分人気のあるイベントだった。数年前から熊の出没のおそれという理由で中止になっていて残念である。さて2010年の山行の際に奇妙に思ったのは、大タワを下ったところで光明寺への道と日置谷に下りる道が分かれていることだ。しかも光明寺に向かう道は相当荒れていそうな感じだったことだ。「改心の道」が光明寺の修験の道であるとしたら日置谷に下りるのは無意味であり、多くの人が日置谷に下りるのが「改心の道」だと思っているのも不思議なことだ。事の原因は1997年に制定された近畿自然歩道のコースによるものではないか。途中随所に近畿自然歩道の立派な道標があるのだが、このコースが弥仙山から日置谷に下りている。ところがこの自然歩道は日置谷から寺町、あやべ温泉、光明寺へと繋がっているのだ。なぜ改心の道を踏破しないのか、その方がよほど自然であると思えるのだが、、。考えられるのは当時既に大タワから光明寺への道が荒れていたか、或いは地権の問題があったか、小さな村といえども政治的な圧力があったのかなどと想像は広がるが本当のことを知っている方があれば教えて欲しい。
 いずれにしても光明寺に繋ぐ道を歩いてみたいと思いつつ8年の歳月が流れたのだがようやく実現することとなった。

今回の目的はこの道標の先、君尾山への道
 2018.12.18(火)曇り

 メンバー:小原英明 工忠照之
 タイム :観光センター出発  10:20
      日置谷道取り付き  10:40
      枝道分岐      11:00  10分休憩
      改心の道光明寺道分岐11:25  15分休憩
      490mピーク   11:55  15分休憩
      419.2mピーク 13:00  15分休憩
      木住谷お堂     14:05 
      室谷神社鳥居    14:20
      君尾山林道     15:10
      光明寺       15:40
      あやべ温泉到着   16:15
                       つづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年最後のコンサート 12... | トップ | 幻の改心の道ー2 12/26 »

コメントを投稿