2018.8.6(月)晴れ
京丹波町で布ぞうり作り体験会が行われた。以前からやってみたいと思っていたところであり、用具も自分の目で見たかったので参加する。昨日と2回開催されたので、本日はウイークディのためか参加者はやや少ない。それでも夏休み中の子供たちや親子連れも多くて盛況だった。参加費200円を払って材料をいただく。芯材となるPPロープと木綿の布で、いづれもすぐ出来るように切られている。用具はロープをかける台と鼻緒を通す竹串、ピンチ、裁ちばさみぐらいか。生徒より多くの先生がいるので、ひとりづつ個人指導してもらえる。
簡単な道具で出来るぞ。
芯材のロープの結び方、台にかける方法、編み始めの処理、編み方と順に教えてもらうのだが、ここは丸結びにするんやで、ここは三回捲いて、二つ飛ばして三回ほど編んでなんてやってみ見せてくれるんだけど何でそうするのか解らないからちっとも頭に入らない。第一編み始めの部分がつま先になるのか、かかとになるのかも解らないのだ。
こういうふうにかけるんだけど、構造が解らないから理解できない。
それでもとにかく編んでいくと「いや~上手上手、器用やね~」なんて褒めてくれる。すっかりその気になって、どんどん編んでいくと、なんやら指が痛い、左手は編み目を詰めるために力を入れて引いているのだ。ちょうど布を織るときに櫛のような板でトントンやっている事を指でやっているわけ。見ると小指と薬指の側がずるんとむけている。布との摩擦はそうとうらしい。なんとも情けないが、バンドエイドで手当てして編み始める。そしたら今度は「あっ、一つ編み飛ばしてる」なんて言われてほどいて編み直し、なかなか難しい。特に鼻緒の付け方は先生がサッサとやられて、こちとらちっとも理解できない。そのくらいでいいでしょうてんで、ロープを台から外して中の二本をグーっと引っ張る。いやはやこれはびっくり、草履の形が出来あがるんデス。ところがすっかり縮んでしまって、子供の草履になってしまった。
第一号は自分で履けない、トホホ
やはり二時間あまりの講習では、ザーッとこうやってやるんだなという体験だけで後は自分で勉強するしかない。道具も単純で作れそうだし、材料もなんとか手に入りそうだし、後はやってみようということだ。
草履は家での履き物としては最高のものだと思う。それを自分でこしらえるとなればこんな楽しいことは無い。わら草履を目標にして気長にやってみたいと思う。
最終目標はこれだ。
【今日のじょん】真夏なのでドッグランのお客様は無いだろうと思っていたら、舞鶴のモモちゃんが来じょん、日が落ちて影になってから使ってもらう。スプリンクラーも用意して結構楽しんでいたみたい。