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晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

薪割りの極意 1/12

2009-01-13 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.12(月)雪、曇り

 今日も先日と同様の気圧配置だが、朝の内少し降っただけで雪は降らなかった。
駐車場も雪をかいたところは黒いバラスが見えてきてお客さまの往来には問題ない。こんな気候だからお客さまもないだろうとのんびりしていたら、中京郵便局の先輩が家族で来じょん、嫁さんが上林の出身で里帰りの際に寄ってくれたとのこと。今年もOB会があるので、是非出席しようと思っている。
その後もドライブの方や温泉行きの方が来じょんされ、意外と忙しい日となった。しかしよくぞこの降雪の前に薪割りをしておいたと思う。なにせ今年の薪は全然準備が出来なくて、その日暮らしの状態なのだ。薪を買うところも色々紹介してくれるが、なんとか自前で調達したいと頑張っている。
 さて薪割りだが、これも油圧や動力をつかった薪割り機をいろいろ紹介してくれる。これは絶対に買わない。この世の中に薪割りほど楽しく、スカッとする作業は無いからだ。子供の頃おやじが薪割りをしていたのは憶えているが、自分がやった憶えはない。初めて斧を持ったのは2年半前、自転車旅の萌叡生活塾宿泊の際である。ここの宿泊には勤労奉仕が義務となっている。いろいろ選べるが、初日は薪割り、二日目は土木仕事をした。Img_0156

萌叡生活塾に貯められた薪

この時チエンソーも斧も初めて使ったのだが、塾長はチョチョイと教えてどこか行ってしまった。要するに自分で考えてやれということである。私はこういうのが好きで、ともすると何をやるにもハウツー本を読みあさったり、なんとか講習会に通ったり、ついには検定試験まで受けたりしてやっと始めるのは嫌いである。さっさとやって失敗して、工夫してやるのが一番性に合っている。
 その時の薪は強烈なものであった。よく乾燥している広葉樹であったり、古い家の廃材であったり、一発で割れるものはひとつとしてなかった。楔も無かったからとにかく斧一丁で割終えたときは、結構自信もついていた。さて我が家の薪割りだが、とりあえずは枯れた栗の大木である。太い部分は40cmを超える。ちぃと見は困難なものなのだが、木の筋というか目というか縦に素直に入っていて、上手く刃を入れれば一発で割れる。斧は刃が厚くてすこぶる重いものを使っている。ものの本には根元側から割ればいいとか、木目の中心にとかいろいろ書いてあるが、あまり関係ない。要は斧の柄を打たないことと刃が斜めに入って腕をねじらないことぐらいか。これは集中力の問題である。妙に気が散るときはうまく行かない。大物をやるときは、さくらちゃんカットといってオーバースイングで振り下ろす方法をやっている。これは重力プラス遠心力で威力がある。

Img_1888
15分ぐらいでこれくらいはやっつけられる。


問題は節のある木だ。節の部分は絶対に割れない。周りをそぐように切り落としてゆく。Img_1889 Img_1890

 思い切り振り下ろしても割り切れない。

 

Img_1891Img_1892

根元側からやってもこのとおり。
遂に楔の出番となる。


教訓、節の部分は玉切りの際チエンソーでバラバラにする方が手っ取り早い。

今日のじょん:最近マーブルとのプロレスごっこで勝てなくなった。じょんが弱くなったと言うよりマーブルが強くなったようだ。体重差が5Kgあるので、仕方がないといえばいい訳になる。持久力ならいけるかなと思い、延々とやらすと両者凄い剣幕になってきて、止めさせないと血を見そうになってくる。本人達は単なる遊びなのかも知れないが、、、、、。

コメント
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