どうにも要領が悪いらしく、最近読書の時間が満足に確保できず、なんだか感性がやせ細ってきているような気分になり、手にとったのが詩集。これなら活字を追うのに必要な時間は少なくても大丈夫！寝る前にパッと開いたページの詩だけ読むという、気ままな付き合い方をしています。
長田弘さんの『世界はうつくしいと』（みすず書房）。表題作をはじめ、静かに心に沈澱していく詩の数々がおさめられています。
先日読んだお気に入りは、「人の一日に必要なもの」。カスパー・ダーヴィッド・フリードリヒの表紙絵も印象深い一冊、オススメです。
