激しく揺れる食器棚。倒れないように必死で押さえるも、上から落ちてくるガラスの食器をどうすることも出来ず、これはもう食器棚どころではなく、早くどこかへ避難するべきなのではないか。。。そう思ったところで目が覚めました。
あの未曾有の大震災から一年。今日という区切りの日を目前にして、テレビでも多くの特番を組まれ、それを目にしていたからでしょう、今朝はこんな夢で目が覚めました。
食器棚が出て来たのは、実家の食器の被害が甚大だったと聞いていたからだと思います。実はもう一つ酷い被害箇所は何を隠そう私が使っていた部屋で、二つの本棚が倒壊し、ドアが開かなくなった程です。(その後早く本を処分しろと顔を会わせる度にせっつかれるも、限られた時間内では大したこともできず、、、、)
しかし家も故郷も仕事もあり、そして家族・友人・知人誰一人失っていない私と違い、それらの内の殆どを同時に失い、未だ先行きが見えていない方々が多くいるという事実が厳然とあります。まだまだ未解決の問題が山積みですが、目を背ける事なく、自分のできることからやっていかねばと、思いを新たにした一日でした。