3月19日(水)。晴れ。一日ポカポカ陽気に恵まれ,気持ちのよい日でした。
ホシノヒトミを訪れた昆虫を撮っていて,目にとまったのがキタヒメヒラタアブ。この花の訪花昆虫としてはありふれていますが,ホソヒラタアブほど警戒心が強くないので撮影者には助かります。
花にとまったところをファインダーで覗きながらピントを合わせているとき,レンズの視野に入ってきたのが花弁に産み付けられた卵です。ヒラタアブのそれです。ほんとうに偶然の出来事でした。
拡大してみましょう。
アブラムシがいそうな場所に産卵するのはわかるのですが,それにしても花弁とは。ホシノヒトミの花弁は,いずれ落下する運命にあります。ここに産み付けたのは意図的なのか,あるいは萼のはずがちょっとずれてしまったのか,でしょう。
偶然,こんな発見ができてハッピーな気分に浸れました。