次から次へと,発見が続きます。
今度は,体長3mm前後の昆虫。からだは黄緑一色。透明感のある色合いです。複眼の白さと後脚に生えた刺棘が際立っています。もしかすると,キジラミのなかまかもしれません。色合いやかたちは,ミドリグンバイウンカに似ているような。
ようく見ていると,口吻が花の奥に伸びていました。「蜜を吸っているな」と直感して,大急ぎで撮影しました。
やはり,口吻が奥に伸びています。吸蜜に夢中で,わたしが花弁をそっと開くようにしてもまったく気づいていません。よっぽど上等の味なのでしょう。おかげで,この場面をくわしく撮ることができました。
後脚の棘がこれほどなのには,すっかり驚いてしまいます。
この花と,この体色はあまりにも違いすぎます。昆虫が生きているふつうの生活場所は,辺りが緑っぽいのかもしれません。保護色でこの色合いになっているのではないでしょうか。では,どんなところに棲んでいるのか,なんという名が付いているのか,気になります。
これ以上は,わたしにはお手上げです。