はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

エランの冷却液漏れ、&・・・ 2

2020年11月09日 23時50分34秒 | ロータスエラン

ヒーターのバルブからの冷却液漏れ。
パーツを注文して、手に入ったら自分で交換するつもりだったのですが。。。

時を同じくして壊れたラジエターのキャップを買いに行った際、クルマ屋で告げられたのは・・・

「それ簡単に外れんよ」

「えっ? 根元のネジ外すだけじゃだめなんですか?」

「形状がL字型してると思うけど、回すとボディーのプラスチックの部分と干渉するから回らんやろ」

「いや、、、そんなことまで考えてなかったな・・・。大変なんですか?」

「うん、けっこう大ごと」

回すのはネジ一個だと思っていた。。。

バルブ本体も回すのか。

 

バルブはこんな風についていて、、、

根元のネジを回せば外せると思っていたのですが、、、

確かにネジを緩めた後で、本体を回さないと外せなさそうです。

で、これを回すとなると・・・・

なるほど、右側の出っ張りがプレートの付いた黒いプラスチックに当たって回らないことがわかります。

で、ではどうするかというと・・・

マフラーも外して、エンジンのマウントも切って、エンジンを持ち上げて回すらしい・・・
しかもネジが固着して回らないことも多いらしく、ねじ切ってしまったりでエンジン単体でも苦労したことがあると。。。

「・・・

たったこれだけのパーツのためにエンジン吊らねばならないなんて・・・整備性ワルっ!!
とてもF1で優勝していたメーカーと思えません

 

どうせ吊り上げるなら、ついでに他のこともやっておきたい。

確かウォーターポンプも交換が大変だと聞いたことがあるし、駆動系のガタも気になる。
こういうのをこの機会についでにやってしまうと、後々の出費が結果的には抑えられるのですが・・・

そうやって「せっかくだから」とどんどん詰め込んでいって、大抵とんでもない金額になってしまうんですよね~

ただタイミングを遅らせられるようならできるだけ遅らせて、何かが壊れた時に抱き合わせで修理したほうが効率が良いことは確か。

 

ではどうやって遅らせるか。
寒さを我慢する
ヒーターを点けなきゃいいんでしょ?

さすがにバイクよりは寒くないはずなので、十分耐えられるはずです。
それに、ホントに寒い真冬は凍結防止のための塩を道路に巻くので、錆びるのが怖くてエランにはほとんど乗れません

 

まずは、ヒーターoffの状態で冷却液が漏れるかどうかを確認せねば。。。

しばらくアイドリングで放置しました。
90℃まではいくのですが、そこから先には温度が上がってきません

ちょっとリスクはありますが、走りに行くことにしました。

(つづく)


エランの冷却液漏れ、&・・・

2020年11月09日 00時24分16秒 | ロータスエラン

エランのヒーターのバルブから冷却液が漏れだしました。。。
ヒーターをオンにすると漏れるようです

ヒーターはラジエターの冷却液を室内に引き込んで、その熱で室内の空気を温めます。

室内のレバーを引っ張ると、ワイヤーが引かれて、バルブが「開」になり、ラジエターのお湯が室内に引き込まれます。

(おそらく矢印の通り)

が、ヒーターオフで漏れないかどうかは確認が必要です。

 

しばらくアイドリングしてみましたが、なかなか温度が上がってこない。
「うむむ、、、もしや・・・

冷却液が減っているからか?

確認しようとラジエターのキャップを外したが、液面は見えません。
そりゃあ漏れた状態で30分走ったのだから、当たり前か。。。
ヒーターは効いていたので、無くなってはいませんが

 

キャップをはめようとしたらなかなかうまくハマらない。
いろいろやって、ハマったと思ったが自信がないので、もう一度外してみると・・・

ビャン!! と、手ごたえがあって、なにやらバネやらパッキンやらがバラバラと出てきましたよ
よく見ると・・・変な形の部品の根本にひび割れが!!

いや、真鍮製の腕のような部品が完全に折れて、パッキン側の部品に残ってしまっている!!

この2つの部品の間にバネが封じられていたのですが、、、見事破断してしまっています。

このパーツ、かっこいいけど、今手に入るのかなぁ・・・

昔のパーツで廃盤になってて、今風のしかないと困る。

もし無かったとして、バネの力はけっこう強力なので、修理は難しいでしょうね。。。

そのままクルマ屋に直行。

 

ラジエターにも種類がいろいろあって、キャップもそれに合わせないといけなくて、高さが合わないと使えないらしい。

とりあえずそれらしいのを借りて一旦家に帰り、取り付くかどうか確認しました。

キャップは問題なくハマり、ラジエターの深さは18mmくらいで、キャップ側の高さが20mmなので問題なし。

「大丈夫でした~」
と、クルマ屋に報告に行って、少し店長さんと話していたら、そこで驚くべき(恐るべき)事実が発覚!!
ヒーターのバルブが入ったら自分でちょこちょこっと交換するつもりだったのですが、、、(つづく)