屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

荒井記念美術館

2011年07月17日 | 日常




実業家荒井氏は有島武郎の愛読者でもあった。
「生れ出づる悩み」を主題とする絵画を北海道出身の十二人の画家に依頼、
同時にピカソの版画百八十八点を購入して荒井記念美術館を開館した。
岩内市街を見下ろす岩内岳の斜面にその瀟洒な建物は立っている。
西村計雄の作品(斜めの線がモチーフになっているようで、あまりよく理解できなかった)が多数展示されている。
荒井記念美術館はピカソ美術館、西村計雄美術館、生まれ出ずる悩み美術館の三つから成り立つているのである。

庭園には彫刻がいくつかあって、どこにいても泊原発が視界にはいってくる。


弁慶が待つ「弁慶岬」

2011年07月16日 | 日常


寿都は風の町・・
ここから島牧方面へ5キロ位ゆくと弁慶岬がある。
日本人の判官贔屓は健在で、風の町にも義経伝説が伝わっているから驚きである。
弁慶岬はなにもない襟裳岬よりもなにもない。
それゆえ、ひたすら義経の帰還を待つ弁慶像にさえ哀愁を感じてしまうのである。

この弁慶岬(上の写真の海に突き出た岩場)ではホッケがよく釣れるそうだ。



エゾカンゾウはもうおわり。




寿都町の風力発電所

2011年07月14日 | 日常


向こうに見えるのが泊村原子力発電所・・
菅さん、記者会見で、
勇躍?「脱原発!」を叫んでみせたが具体的な提案はなにひとつない。
せめて東西電力周波数を統一するとか、それぐらいの覚悟を表明してほしかったが、
そんな器じゃないから所詮無理というものである。

EU諸国の電力周波数は同じである。
したがって、EU圏内では電力の輸出入が可能となって、
ドイツやイタリアが脱原発路線に転じても、不足分の電力は輸入で補うことができる。
日本国内では東と西で周波数が違う。
これでは地域独占の電力会社に都合よくても、互いに電力資源を有効に活用できることにならないだろう。

さて、ここは風の町寿都町・・

寿都測候所で観測された最大風速の記録は49.8m/s(1952年(昭和27年)4月15日)。
これは北海道の全ての気象台、測候所の中でも最大の記録である。


自治体としてはじめて寿都町に風力発電所が建設されたということである。



寿都町でカキフライ定食・・
大ぶりのカキが旨かった。


山本太郎のパフォーマンス

2011年07月13日 | 日常


泊村といえば北海道唯一の原発だが・・

山本太郎氏のブログかと思うが・・
俳優の山本太郎氏が、佐賀県庁前で行なわれた玄海原発反対運動に参加していた。

山本太郎「やっぱり人と人が繋がって目と目を見て本気で話しあえば、確実に伝わるものがあると思うんです。分かってもらえるまでアクションをし続けなければいけないことだと思います。僕は本気です。皆さんと一緒です。」


かれは読売テレビで「竹島は韓国にあげたらいい」と述べた。
日本人らしからぬ発言とわけのわからぬ理屈を聞いたときは正直この男が薄気味わるく感じたものである。
しかし、「幽霊の正体みたり枯れ尾花」
いまでは彼の一言一句が底の浅いパフォーマンスにしか見えない。

彼は佐賀県庁乱入をこのように弁明した。
「佐賀県はバカなので強行突破くらいしないと分からないと思います」
佐賀県民は馬鹿にされているぞ!

やっと東山温泉に着いた。
羊蹄山に笠雲がかかっていたので明日は雨ということらしい。


情動とは・・

2011年07月12日 | 日常


もう一度だけ神威岬から・・
石狩浜のハマナスはそろそろおわっていたが、ここは冷たい風のせいか花びらがまだ瑞々しいように見えた。



日本人の特性についてある本を読んでいたら、”情動”という言葉に出会ったので検索してみた。

一時的で急激な感情をとくに情動という。
人間でいえば、喜び、悲しみ、怒り、恐怖、不安というような激しい感情の動きのことである。


なるほど・・
たしかに日本人は情動的な面がつよくて一方的な思考に流されやすいかもしれない。
これではマスコミの誘導されたロジックにはまってしまいそうだ。
反自民、反小沢、反原発、そして反菅、反民主、
その情報を深く吟味することなく短絡に信じこんでしまいがちである。
日本人はテレビという権威に弱いからね。
それが薄っぺらなコメンテーターの発言であっても繰り返し語られると自分の意見として主張してしまう傾向にある。
あとになって、集団ヒステリーなどと揶揄されたくなければ、
「駄目なものは駄目」といった原理主義的思考は避けたほうがよい。

「ちょっと待てよ」と立ち止まって考える時間はあるはずだ。


念仏トンネル

2011年07月09日 | 日常


右上の磯のところに念仏トンネルがみえる。
神威岬へゆくためにはこれが唯一の陸路であったが、いまは閉鎖されている。

大正7年11月8日に開通となり、以来「念仏トンネル」の名がある。
また、この全長60メートルのトンネルは割合低く中が真っ暗闇なため、「念仏を唱えながら通ると安全である」と言い伝えられている




神威岬の先端・・
岬の入口からおよそ20分ぐらいかかる。
昔は女人禁制の場所であった。


未来に残したい神威岬

2011年07月07日 | 日常


日本が未来に残したい景色として神威岬が選ばれた。
ぽつりぽつりと細かい雨・・
風もなく、岬の突端までゆけそうだ。



岬にエゾカンゾウがよく似合う。
透き通るような黄色の花が透明な青い海に映えて素晴らしい!
エゾカンゾウを求めて岬を巡る旅をしてから三年もたった。
もう一度まわってみようかと思ったりして・・



ゾクゾクして寒気がひどくなった。
それに顔が火照るぞ!
あとで体温を測ったら38度近くもあった。
どうやら、感動したのではなくて風邪をひいていたようだ。
やれやれである。


積丹半島の岩盤は脆い

2011年07月06日 | 日常


豊浜トンネルの崩落事故
1996年2月10日午前8時10分頃、古平町側の坑口付近において岩盤(最大高さ70m・最大幅50m・最大厚さ13m・体積11,000m3・重さ27,000tと推計)が崩落。トンネル内を走行中だった北海道中央バスの積丹町余別発小樽駅前行き路線バス(乗客18名、運転手1名)と、後続の乗用車(1名乗車)の2台が直撃を受け、20名全員が死亡した。


慰霊碑がここに建っている。
もう15年もたってしまった。
積丹半島一帯の岩盤が古くて脆い、豊浜のあとに島牧の第二白糸トンネルでも崩落事故がおきている。

ただ、積丹のドライブは新しく長いトンネルを延々と走ることになるので、
景色を堪能することがあまりできない。
しかし、以前のトンネルは幅が狭く、大型とすれ違うときはかなり神経をつかったものだ。
やはり安全第一がいい。





日本の渚百選・・
そのひとつが透明度が高く神秘的な青い色を湛えた 島武意海岸 である。
エゾカンゾウを見つけた。
感動のあまり鳥肌がたってきた。身体がゾクゾクする。


恫喝松本の姑息な反省

2011年07月05日 | 日常


松本復興大臣が宮城県知事に放った威丈高な暴言にあきれ果てた。
「ちゃんとやれ」
「 これを書いた社はおわりだ」
民主党の幹部は常日頃被災地の知事に反感を持っていたようだ。
被害者面した知事(これが菅内閣の本音)に鬱屈した気持ちがあったにちがいない。
あの恫喝はまさにヤクザまがいの脅しとかわりない。
しかも釈明会見に於いて、
「九州の男でB型だから怒りっぽい」
いやはや、まことに姑息ないい訳をしたものである。
本人は冗談で済ませたかったようだが、
これじや、九州男児やB型人間は怒るわ。

宮城県知事の会見…
「これからは松本復興大臣バージョンで対応します」
「公務の途中であってもそれを投げ打って接遇します」


やれやれ痛烈な皮肉である。
ドウカツ松本にカッカしなかった宮城県知事は大人の対応であった。

言論統制の発言もあった筈だが、
当初のマスコミの報道はそれに触りもしない。
TBS以外はドウカツに弱いということを露呈してしまった。
情けない限りである。




2011年07月04日 | 日常


あの大震災から、
ここで津波警報がでたらどこに逃げようか考えてしまった。
こんなことばかり考えていたら楽しくないね。
浜辺を15分ほど歩くと石狩川の河口にでる。



浜昼顔をみつけた。