屯田物語

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人間としての誇り

2011年05月05日 | 日常


いまから35年も前のことだが、
不渡りをだして倒産した某建設会社の債権者会議に出席したことがある。
社長以下数名の役員が土下座をして債権者に詫びはじめた。

そのときの異様な雰囲気が忘れられない。
謝るのはいいが土下座はやめてほしかった。
債権者として傲慢なふるまいをしているようで気持ちがわるかった。

債権者は土下座を要求したわけではなかった。
だれしも人間としての尊厳をふみにじる行為を強いることはできないのである。

東電の責任はまことに重大だ。これはいうまでもない。

ただ、避難民の怒りと苦しみに同情はしても、
「土下座しろ」との発言だけはまことにいただけない。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2011-05-07 09:39:35
そうですね。
避難民には同情しますが、土下座をさせたのは私も違和感を感じました。
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悔いがのこる・・ ()
2011-05-07 12:07:00
多摩NTの住人さん、こんにちは!

「土下座しろ」とはいえませんね。
彼も感情が爆発して口走ったのでしょうが、
あとでいやな思いだけが残るものです。
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Unknown (ゆき)
2011-05-19 15:52:00
土下座しろは・・・たしかに。
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自戒! ()
2011-05-20 05:14:29
ゆきさん、こんにちは!

この発言をされた方はいまもしこりとなって後悔されているような気がしています。
感情にまかせて発言しないようにと自戒しているのですが・・
なかなかそうはいきませんね。
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