カタクリはそろそろおわり、
でも、里を歩いていてもエゾエンゴサクの群生が山の斜面を彩っているから寂しいことはない。
さて、ゴールデンウィークもそろそろおわりか、
「毎日が日曜日」の身の上であれば、「今日、何曜日?」と考えることも日課のひとつである。
ようやく人の往来が活発になってきたようだね。
世の中が震災の頸木から解き放たれつつあって、それはよかったと思う。
浜岡原発の稼働停止・・
日本の原発のなかでもっとも危険な個所といわれていたので、
菅総理の思惑はともかく重要な決断であった。
今後とも原発の是非は偏狭な原理主義的主張で論じあってほしくない。
原発問題は資源の少ない日本にとって悩ましいことであります。
浜岡原発は津波に対応できない、とはさんざん聞かされましたが、
敦賀もそうなんですね。
地震・津波が頻発する国土なので、
ほんとうに福島原発のような事故がふたたび起きたら大変なことです。
クリーンエネルギーもあらゆる面から十分論議してほしいものです。
ただ、そういったからといって原発を全部停止するわけにもゆきません。
今度の事故があってから、浜岡原発のことについては、場所が近いだけに相当真剣に考えていました。
そして、首相の決断(こういう立場が決断するのが妥当かどうか、そのことも含めて疑問ですが)は停止要請ということで、これは東海地方では支持する人が多いと思います。
そのほかに敦賀の原発ですね。
あれは冬の風は間違いなく、日本列島を横断して都市圏に流入して来ますので、これの安全性は是非確保して頂きたいところです。
もちろん安全第一であることは言うまでもないことですが、代替資源の問題や、経済規模の問題、人間の欲望の問題など視野を広げて論議を深めるべき課題となりましたね。
何時見てもエゾエンゴサクの素晴らしい色合いに惚れ惚れとさせられます。