屯田物語

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暇乞いせぬ命

2010年11月07日 | 日常


銀杏の葉もかなり落ちて、
晩秋といっても初冬といったほうがよい季節かもしれない。
今年は宗谷岬から襟裳岬までなるべく一直線で走ってみるつもりであったが、
たいして大袈裟なことはないけどどうやら口先だけでおわってしまった。
それだけではない、
本屋にいけば、ただ面白そうだからといって買い求めた本がふえるばかり、
積んどくだけで、机や本棚の重しにしかなっていない。
まあ、ドアーがバタンとしまらないようにドアーストッパーの代わりにしたことはあった。

そろそろ暇乞いをせぬままわが人生だっていつ果てるかわからない。
それならば本はすべて新琴似図書館に寄贈して、
読みたいときだけ借りてきたほうが、部屋がすっきり片付くだろうし、
本だけではなく、身辺整理をすこしづつ心がけていく歳かもしれないと思うようになってきたのである。

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