屯田物語

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いのちをうたう

2010年10月12日 | 日常


第77回全国学校音楽コンクール高等学校大会が開かれた。
全国各地区から選抜された高校は11校、北海道代表は札幌旭丘である。
(残念ながら旭川東は地区大会で敗退)

課題曲 「いのち」
 作詞:谷川俊太郎 
 作曲:鈴木輝昭


優しく力強い言葉は地球上に生きるすべてのいのちを慈しみ、
怒涛のごとく迫りくる旋律はときにひいたりしながら、その重ね合わせが心地よい、
詩と曲がひとつとなって「いのち」を高らかに歌いあげていく。

11校の素晴らしい声のハーモニーに感動した一日であった。



サバンナに立つ象の足元
アリが一匹迷子になってる
太平洋の青い深みで
イワシの群が銀にひらめく
コンクリの割れ目に咲いて
たちまちに踏まれた花も
大空に輪を描くトビも
みんないのち いのちをうたう

いのちがいのちを奪うときも
いのちからいのちは生まれ
いのちがいのちと争うときも
いのちはいのちとむすばれている

ホモサピエンスであるより先に
ヒトもひとつの無名のいのち
生きとし生けるもののふるさと
地球は生きていのち育む
のびやかに地を蹴るいのち
ひたむきに夢見るいのち
いま響くこの歌声も
みんないのち いのちをうたう