トムラウシとはアイヌ語で「花の多く咲くところ」という意味だが、
山の姿は”牛が伏せている”ようにもみえる。
遭難事故の原因は無理な日程など安全確認を怠ったツアー計画であることに間違いないが、
直接的にはガイドの判断ミスといえる。
しかし、参加者とて本州の3千mの山に較べ千mも低い北海道の山を軽視していたのではないか。
「遺体や生存者は夏に着るようなシャツで防寒対策はなかった」
遭難者の救助にあたった自衛隊員はこう話していた。
生死をわけたものはフリース一枚であったのかもしれない。
わたしも山が好きだから、大雪山系や十勝岳などに何度も登っているが、
悪天候のときは決して無理をしてはいけない。
トムラウシはわたしにとっても憧れの山・・
ここで遭難されたかたはまことにお気の毒であった。
トムラウシ山頂まではとても自信はないが、
東大雪荘 ←クリック をベースにして、お花畑までなら歩けいてみたい。
百合が原の赤い百合ばかり集めてみた。