屯田物語

フォレスターとα6000が
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出かけよう!

積丹岬 秋の日はつるべ落とし・・ 

2006年09月08日 | 日常


島武意海岸から急な道を引き返し、トンネルをくぐって左折する。
600m位坂道を歩くと積丹岬である。



島武意海岸で一人旅の女性とゆき合った。
年齢は40歳くらいかと思う。
ここの渚から湧き水が出るからといって、空のペットボトルを何本も携えていた。
しかし、積丹岬の山道ですれ違った彼女のペットボトルはまだカラのようす・・

「積丹は何度も来ているけど、島武意の湧き水というのは初耳ですね」
「美国の温泉のかたが言っていたのですが」
「地元の人しか知らない穴場があるのかなあ」
「ひょっとしたら、積丹山の麓のことかも・・」

あたりは見る間に暗くなってきた。
お互いの顔がシルエットだけ残して溶けてゆきそうな青い夕闇である。