先月、大腸の手術をしたこともあって、此処、半年以上山に行けてまへん。人間、どんなにあがいても行ける時は行けるし、駄目な時はいくら頑張って遣り繰りしても、全く八方塞がりで、行けません。針外しは、30年も前に「脱腸の手術」と「尿路結石」「肺炎」と今回の「大腸の癌」とそこそこの病に掛かっています。こうなると「何時何時に何の病気になる」って此れは運命で前々から決まっているような気がしますね。
実際、田園調布の有名な四柱推命で有名な「高島易断」の先生に診て貰った事がありますが「君は60代に大病をします」と言われた事がありますが、見事に当たりました。でも今回の癌に関しては言ってなかったので、あっちに行く程では無いとのことで言われなかったのかもね。
で、そんなこんなで東京にいる間に山での仕事が山のように溜まってしまったぞ。
庭の草刈り、落枝の処理、野鳥の餌やりに水飲み場の設置、ギターのシンセのパイロットランプの交換(前のは暗くて駄目だった。高輝度のと交換です。)、植栽の処の土壌改善(山の土壌は酸性質だから「苦土石灰」を入れて耕そうかと思っています。植えた木瓜に「発酵油粕」と「骨粉」を施肥・・・とまあ,そこそこやることがありますね。
中でも「発酵油粕」は山の冬は寒く,根が張るのに障害が有るので、是非ともやっておきたい所です。山は雪が根雪状態で残り、家を建てる時も、凍結深度があって基礎を60cm~1m掘り下げないと建物が浮いてしまいます。これは当然、植物にも当てはまる訳で春先雪が溶けて土中に浸透して行く時に寒さに当って根が傷む訳です。山の庭には「腐葉土」を混ぜていますがやはり経年で効力がなくなります。「発酵油粕」を施肥すれば少しは土中の保温が効くかもしれませんね。根が傷まないかもです。
其処で「発酵油粕」を施肥してあげる事が必要になります。無くても生きていますが「良く成長する」には行き着かないね。雑草をある程度処理出来たら、「苦土石灰」を入れて土質を改良してあげます。その後に、「発酵油粕」「骨粉」を周りに入れてあげます。
東京の植木群達は、この「発酵油粕」でぐんぐんと良葉を出しています。骨粉を入れると枝ががっしりと太くなるみたいなのでこれも入れてあげます。
5~6月は剪定の時期です。(あと9月~10月の適期です)剪定の最大の目的は、だらしなく伸びた枝を切り詰めて樹形を綺麗にすることです。写真の様に、幹が太くなっているのは「剪定の賜物」です。
大きい樹形にしたい場合は、枝先を少しに切り詰めますが、ダラ~っとして締まりが無い時は棒で支えたり盆栽に使うアルミ線で整えて、混み合わない方向に矯正してあげると格好のいい樹形になりますね。また、山には常時居られませんから、あまりキツく縛ることはしません。何年も放ったらかしにしていると食い込んで取れなくなってしまいますね。
また針の山では(決して地獄の針の山ではありません)。(笑)盆栽の定形「疎痩横斜」は望みませんので、寒さに強くするために太くて「存在感」ある形にすることを目的としますね。
とまあ、計画だけは一丁前。体力も関係してきますんで、「出来るだけ」と言う事にしておきます。
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