針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

赤匪

2022-01-29 09:02:15 | 漢詩・古典・エトセトラ

 赤匪(共匪)(きょうひ)とは、中華民國統治下の中国において、中国共産党の指導のもとに活動したゲリラのことである。匪賊のうち共産主義を掲げる集団とされ、共産匪赤匪毛赤匪中共匪とも呼ばれた。
 これは、馬賊とも違う。また書く村々では自警団を作って村を守ったがそれとも違う。共産主義を理想として革命を起こそうとしたが実際はとんでも無い集団です。
共産党…階級闘争を提唱し、農工を欺騙し、民意を偽造し、無罪者を殺戮し、財産を強奪し、礼教を毀棄し、親族を仇視し、青年学子を誘惑し、赤色恐怖を引き起こし、害毒を流すは、財産多寡に分けること無く、人格賢愚を論じず、「土地を有するは皆横暴で、紳の劣らぬこと無し」に及ぶ。凡(おおよそ)我が真正農工ならび武裝同志は、室家を破り毀されぬものなく、その賊害を被っている。

         


国民党「農政視察団」の報告

  此の度軍に従ひ某地を出発し、共匪討伐に赴いた。共匪の難を蒙つた地方の惨状を目撃して、自分は一個の感想を抱いた。共産党は農工革命を標榜してゐるけれども、その実は却つて農工を欺騙して居る。この地方一帯は本当の農民と労働者は凡て共匪に殺され尽して居る。共産党の暴動に従ふ者は凡て流民や悪漢であつて、本当の農民労働者は逃亡するか、若しくは殺害されて居る。この地方一帯の田地には耕作する者が無い。この情態は実に残酷を極めて居る。共産党は本来、露西亜(ロシア)の走狗である。

 露西亜に於てすら適当ならざる共産主義を堅く執つて支那に持つて来て実行せんとして居る。誠に遺憾至極のことである。玆に於て自分は共産党員が国を害し民を害する分子であることを悟り得た。我等はまさに同心協力して共産党を滅ぼさねばならぬ・・・・・。

 針外しは以前に「赤い故郷を捨てた人々」という書を紹介した事があるが、紅衛兵=赤匪=共産軍は日本と戦っているが、連戦連敗を重ね、ある村に駐留すると、其処を日本軍に占領される位なら、村民は全員銃殺、物資は全て略奪か焼却だったといいます。

  また、当時の富裕層=地主が表に出されて所謂「人民裁判」を紅衛兵が執り行い、ある小作農の爺さんが「此奴らは地主階級だ」と言うと、その場で全員(子女迄)銃殺にされたとあります。
そうした事で恐怖で身の危険を感じた人達は台湾海峡を泳いで渡ったとあります(赤い故郷を捨てた人々)

日本軍と戦って当然負ける訳ですが、日本軍にやる位ならと、村を全部焼き討ちして村民も全員殺して逃げたとあります。また韓国軍の捕虜にしても、移動の際は必ず殺してから動いたとあります。
共産党軍が華々しく勝って国家を樹立したなんて言うのはほとんどが嘘だという事です。
華僑にしても自国の救いようのない腐敗政治、独裁政治から逃げて国外にでた人々である事は間違いないね。

           

 昔、曲波の「林海雪原」という本を読んだ事がありまして書いてあることは全部「綺麗ごと」神田の「東方書店」辺りで出た頃テレビでも京劇で「智取威虎山」と言う名で放映されていました。(その中で「楊 子栄」なる主人公が活躍するもの。)皆、英雄視。綺麗な掻き立てられるような美辞文句だった。曲波は敵のpropagandaによって苦しめられたと書いてありましたが、共産軍の方のやり方の方がとんでもなくえげつなかった。

           
                  真ん中が楊 子栄

憲兵の特務機関云々が言葉巧みに誘導して騙して・・なんてあります。またよく日本軍の南京大虐殺を取り上げますが、共産党、紅衛兵の方が何百万人と同胞を殺害した事は消す事の出来ない事実であり最大の汚点であます。

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