先日、第二回、防犯訓練をしました。第二回というのは、東北の大震災の時にこの公園に沢山の方(帰宅難民)が押し寄せた時に、発足したからです。防犯訓練は毎年ずーっと、やって来たんですが、形骸化してしまって、何の役にも立っていませんでした。
この防犯訓練だって、たいして、役に立つとは思いませんが、エンジン発電機、救急医療(言い方が大袈裟ですが、所謂、救急箱のレベルです。)簡易テント、簡易トイレは、少なくとも役には立つはずです。公園のトイレはタクシーの運ちゃんが立ち寄る位の規模でしかありません。簡易トイレは、2,3個増やせますので、これもちょっとは役にたつはずです。
この他。公園ベンチは簡易竈(かまど)にもなるので、燃やす物があれば、これも役に立つはずです。でもねえ、ここは江戸時代は葦っ原だった処で、海に近い所なので「津波」がくると持ち応えられるか心配です。津波がくるとあっという間に掻っ攫って行ってしまいますからね。 ただ、押し寄せてきますが、ビルが多いので、多少は防波堤の役目をしてくれるのを期待しています。
D型ポンプ、エンジン発電機も回数を重ねて、一発で掛けられるようになりました。いざという時に、さっと行動がとれるのが大事ですね。以前は放っておいたので、中のガソリンが劣化して腐っていましたので、全然掛からなかった。でもこういう事が反省から正しい使いかたに繋がっていきます。もし簡単に掛かっていると、ないがしろにして、防犯に対する気持ちが薄れてしまいますからね。
Azさんの小母さんも一発で掛かって鼻高々です(笑)。
兎角、こういう訓練はチャラチャラと、真剣みがないものになりがちですが、あの地震が皆の気持ち・心を動かしました。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」事にならないように、今後も続けて行きたいものですね。