浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

尾道市因島になりました

2006年01月10日 | 因島

このブログでも「因島」ということに多く触れてきているので、見過ごすわけにはいかないでしょう。

今日から「因島市」は「尾道市因島」になりました。(隣の「瀬戸田町」も「尾道市」になりました。)もちろん、一番に感じるのは淋しさですが、それについては今までの時間で整理してきたつもりです。これから僕たちが考えなければならないのは、後ろを向くことではなく、前を向いていくことです。

さて、どんなことが待ち受けているでしょうか。いったいどんなことが出来るでしょうか。とても楽しみです。


成人の日

2006年01月08日 | 因島

今年は1月9日が成人の日です。昔は1月15日と決まっていましたが、ハッピーマンデーとやらで、1月の第2月曜日が成人の日となったためです。

僕は10年くらい前に成人を迎えたわけですが、大学の試験の都合などで成人式には出席できませんでした。だから残念なことに成人の日というものに大きな思い出も無いのです。お酒もタバコもしない僕は感慨深いものもないですしね。

さて、今年は奇しくも「因島市」の最終日に成人式が行なわれます。成人式の後に「閉市式」を行なうそうです。

この日に大人と小人を繋ぐ彼らが集まることには何かを感じます。彼らには大人と小人の間を繋ぐと同時に、因島と他地域を繋ぐ架け橋になってくれることを願います。


七草

2006年01月07日 | 日常

皆さん「七草粥」は食べましたか?今日1月7日は正月におせち料理やお餅を沢山食べた胃腸を労わり、また今年の無病息災を願う意味で「七草粥」を食べる習慣があります。

七草粥には”春の七草”と呼ばれる、”せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ”、を入れますが、最近ではお店などで「七草粥セット」として販売されていたりします。習慣としては残っていても、七草自体があまり身近なものでは無くなっている気がします。

七草といえば、他にも”夏の七草”や”秋の七草”もあるそうです。夏の七草には、”よし(葦)・い(いぐさ)・おもだか・ひつじぐさ・はちす(蓮)・かわほね・さぎそう”、さらに秋の七草には、”はぎ(萩)・おばな(すすき)・くず(葛)・なでしこ(瞿麦の花)・おみなえし(女郎花)・ふじばかま(藤袴)・ききょう(朝貌)”だそうです。

僕にはさっぱり分かりません。しかし、自然を愛し、自然とともに暮らしてきた先人が残した七草は、きっと何かしらのメッセージを僕たちにくれるのではないでしょうか。そして、僕たちは僕たちの”七草”見つけてみるのも面白いのかもしれません。


誰がどこにいる?

2006年01月06日 | スポーツ

Jリーグは今がオフシーズン(ヨーロッパではシーズンの真っ最中ですが・・・)なのですが、プロ野球とオフシーズンの話題が異なります。プロ野球のオフシーズンの話題といえば、”年俸”が大きく取り上げられます。Jリーグの場合は、とにかく”移籍”についての報道が大部分となります。

以前にも書いたことがありますが、サッカーにはレンタル移籍というのがあるので、所属チームとは別のチームで一時的に試合に出場することが出来ます。これは所属チームで出場機会が与えられない選手にとっては大きなチャンスです。しかし、それと同時にレンタル移籍されるということは、その所属チームではあまり戦力として捉えられていないということなのかもしれません。実際にたらい回しにされて、数年でプロから身を引く選手も多いです。

まあ、とにかくこのレンタル移籍も含め、移籍することにあまり抵抗がないサッカー選手は、よくチームが変わります。いったい誰がどこのチームに所属しているのか分からなくなります。これは観る側からすれば複雑な思いがしますね。

もし出来るならば、完全育成型チームなんていうのが出来て、所属選手は全て下部組織からの選手で、外部からは選手を取らないというクラブがあっても面白いと思うんだけど・・・。ガンバ大阪やサンフレッチェ広島くらいの下部組織だったら、それも可能かもしれないなぁと勝手に想像しています。


始めること、続けること

2006年01月05日 | 日常

「ニワトリが先か、卵が先か」

よく聞く質問です。どちらが先かなんて分かりません。どちらも重要だということは分かるのですが・・・。

僕の中にも似たような疑問があります。それは「始めることが難しいか、続けることが難しいか」なのです。この場合は、人それぞれ答えがあって良いと思いますので、「ニワトリ・・・・・」よりも答えは単純かもしれません。

ただ、0から1にすることは凄く大変なことだと思います。それをやれば良いと分かっていても、なかなか始めることは難しいものです。また、1から始まった数字を途切れることなく続けていくことも大変なことです。僕だってブログを毎日書こうと思っても必ず何かしらの理由で途切れてしまいますからね。

物事を始める勇気と継続する力を持っていたいなと考えてしまいました。まあ僕には難しいだろうけど・・・。


新年の願い

2006年01月04日 | 日常

新しい年が始まりました。ただ普通に夜が明け、朝が来ただけでも、それが12月31日と1月1日の間を経て行なわれたものであれば、多くの人々にとって特別な意味を持ちます。人が社会で生活するということは、様々なモノを抱えてくることでもあります。

自分自身で切り替えのできる人ならば特別考える必要も無いでしょうが、多くの人にとって怒りや悲しみ、ストレスなど負の要素を断ち切ることは難しいことなのかもしれません。そんな抱えているモノを自分の中で整理できる日が、この日なのではないでしょうか。

僕はいつも年賀状に「今年も良い年でありますように」という言葉を添えるようにしています。それは自分自身に対して誠実でありたいと願う気持ちでもあります。

ただ、今日『うと雑記』の「年頭のあいさつ」という記事を読んで、ハッとさせられました。

「いいことだけが、ありますように」

素晴らしい言葉だと思います。決して飾っていないし、今まで積み重ねてきた全てのもの(正の要素も負の要素も)をひっくるめて、発せられる言葉ではないでしょうか。

僕も願います。この世界にとって「いいことだけが、たくさんありますように」。


忘れんぼさん

2006年01月03日 | こども

僕には物事や人の話を曖昧なイメージで捉えるくせがあるらしいです。例えば、人と会う約束をしていても、どの人とどんな用事でどこで会うのか、頭の中でイメージしていても明確な日時を覚えていなかったり、或いは出掛ける準備をしていても適当に持っていくモノを準備するので、本当に必要なモノが無かったりします。

先日、そんな僕の行動を知ってか知らずか、出掛ける際にデジカメを忘れた僕に対して、息子(6歳)が『もう、忘れんぼさんなんだから』と言いました。まるで親が子どもを諭すようなその言葉を聞いて、思わず微笑んでしまいました。

息子が大人(おそらく僕)の真似をしているのが可笑しくもあり、また僕と対等な立場でありたいという心が垣間見えたり、優しい心を感じたり、色々な想いのこもった言葉だと感じたのです。

甘えんぼさんの息子と忘れんぼさんの僕で過ごす日々も楽しく感じています。


初蹴り

2006年01月03日 | 因島

1月2日に初蹴りを行ないました。僕が指導に関わっている中学生たちと、今まで関わってきたOBたち、これから関わるであろう小学生たち、さらに社会人として一緒にサッカーをしている人たち、そしてそれらを支えてくれている親たちが集まって今年最初のサッカーを行ないました。

毎年たくさんの人が来てくれるのですが、それが僕たちの楽しみでもあるのです。懐かしい顔を見て、色んな話をして、一緒にボールを蹴って、幸せな時間でした。

僕が因島を離れて過ごしていた頃、たまに因島に帰ってきたら懐かしさと共に、どこか居所の無いような気持ちを感じていました。そんなとき、仲間と共にサッカーボールを蹴った時間が気持ちを満たしてくれました。

今、僕は故郷である因島で生活していますから、当たり前のように感じていますが、実際に因島を離れて生活している人には、こんな時間を作ってあげることが大切なのではないでしょうか。

自分の生まれ育った場所を離れて生活する教え子たちに、いつまでも帰ってこられる場所を提供できたら良いなぁ。そしていつまでも大切な仲間でいたいなぁ。