浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

親指さん

2005年05月23日 | こども

つい先日の新聞記事に「親指さん」という言葉が載っていた。何気なしに読んでいたんだけど、最近は携帯電話やポータブルゲーム機などを親指一つで使いこなす人を「親指さん」と呼ぶらしい。

たしかに最近は指先一つで何でも出来ちゃうもんね。そういう僕だって、こうやって指先を動かすだけで字を書いているわけだから。

僕の中の「親指さん」は、息子なのです。息子は母親がいない淋しさからなのか、寝るときに親指をしゃぶり、僕の髪の毛をクルクルとするのが癖です。

「大きくなったら、やめるんよ」と言い続けて、もう3年ほどが経ちますが、まだ卒業できないようです。そのスタイルが一番安心するようなので、無理やり止めさせるつもりは無いのですが、左手の親指に出来た立派なタコを見るたびに、微笑んでしまいます。

僕の「親指さん」が、どれだけ成長していくのか、楽しみです。夏が来る頃には6歳になります。