虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

1年前 かんぽの宿

2010-02-10 | 新聞・テレビから
1年前は何をしていたんだろう。

日記代わりのブログを書いていると、パッと昔のことがわかるから、便利でいい。
1年前の2月、このころは、「かんぽの宿」についてよく書いていた。何もわからないけど、「かんぽの宿」、オリックスに安く売却する、という話はおかしいな、と思ったものだ。あれから1年。早いものだ。

政権交代して、特に郵政民営化を批判していた国民新党の亀井さんが、郵政の担当大臣になった。しかし、それっきり、あの「かんぽの宿」問題はほとんど報ぜられない。
実際のところ、どんな取引があったのか、その解明がどれだけ進んでいるやら、どんな改革をしているのか、さっぱりわからない。

「沖縄密約」もほとんどなしだ。この「密約問題」は昔、テレビで、大空真弓が沢地久枝役になり、とても興味深いドキュメンタリータッチのドラマになっていたので、印象に残っている。山崎豊子の「運命の人」もこの「密約」を主題にしているそうだ。
岡田外相はすぐに解明し、公表すると言った。だが、新聞はさっぱり報じない。

新聞、テレビを牛耳っている経営者、あるいは幹部は、だれとどんなつながりがあるのか、どんな固い絆があるのだ?

疑惑や不信がいっぱいの新聞を毎日読まされる国民もちょっとつらいもんだ。

画像は本文と関係ないけど、鍵屋資料館で見た「マリヤ観音」。