虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

明日から国会論戦

2013-01-29 | 新聞・テレビから
今朝の朝日の社説は、「所信表明演説」

安倍首相の演説には、大事な課題の多くがぬけおちていた、と書き、「ここは野党の出番である。首相が語らなかった部分にこそ、重要な論点がある。あすからの国会質疑で、しっかりとただしてもらいたい」と結ぶ。

なんか空々しく感じないだろうか。
「野党の出番だ」というが、今、どんな野党が存在しているのか。

テレビでも、「明日から、与野党の激論が始まる」、「国会論戦の火蓋が切られる」などという。ステレオタイプの言葉とはこのことだろう。


お昼の国会中継は、働いている者は、見ることができない。
だが、今は、テレビを録画できる家庭もふえているのだから(いや、ネットでも見ることができるか)、午後7時以降、子どもも含め、家族がみんな揃ったところで、家族全員で見ようではないか。

私たちの税金で国のために働く国会議員達が、どんな議論をするのか、その顔を見、言葉を聞くことは大切だ。与野党の激論のさまを見ようではないか。

原発、社会保障、この国の借金、オスプレイ、教育、生活保護費、年金、除染作業、防衛費、憲法改正、などなど、じっくり聞こうではないか。

テレビや新聞でも国会論議は報道されるが、一部のみで、とてもその報道はあてにはならない。時間の余裕があれば、各政党のの質問時間はどのくらいあり、だれが何について質問したか、しっかりメモをしておきたいのだが、それはできない(どこかの新聞一社くらいは、それをやってもいいのに)。

つまらなくても、空しくても、見方によっては、7時以降のテレビのお笑い番組よりも、むしろ楽しめるかもしれない。国家議員たちの、それぞれの演技、口舌、主張をじっくり見てやらねばならないのだから。

家族で見よう、国会中継!

はだかの王様 税制改革

2013-01-26 | 新聞・テレビから
税のことなどさっぱりわからないけど、昨日の税制大綱決定の記事を見て、さすがため息をついた。

大企業・富裕層のための税制改革だ。

法人税はすでに下げているのに、それに付け加えて、研究開発減税、設備投資減税、交際費減税、給与をあげたら減税など大企業減税オンパレード。

自動車業界からの要望で、自動車関連税減税、また、住宅ローン減税。

不公平感をなくすため、ということで、所得税の最高税率を40%から45%にあげる、という。たったそれだけか?と思う。相続税もさげるそうだが、孫への教育資金は非課税などと抜け道もちゃんと作ってある。

しかも、これから大企業が喜ぶ公共工事に予算を大判振る舞い。

そして、生活保護費は削減。

だ、だいじょうか?大丈夫なはずがないだろう。

これだけ、大企業に(国民の税金で)支援をすれば、景気がよくなる、給与もあがる、というが、とても、信じられない。災害も不景気も国難も、大企業の利益のチャンスにしてしまう。まさにショック・ドクトリンだ。

たとえば、福島東京電力の事故現場で、あるいは、周辺の放射能の除染作業をしている下請けの労働者たちの暮らしがよくなるとは思わない。最も過酷で大切な重労働をしている人達にとって、「競争なき社会に進歩なし」という言葉ほど空しいものはないだろう。

さて、今日の社説。「税制改革 浩平と活力の両立を」という題。
 反論なし。富裕層への課税強化は、評価できる、と書く。企業減税も「活力」を意識した案だ、と評価。しかし、あとは、例によって例のごとく訳のわからぬ悪文を続け、「検証と見直しを常に続けていかなければならない」で結ぶ。

どこの新聞もこうなのだろうか?

この国には、「王様ははだかだ!」とはっきり言うジャーナリズムはないのか。
だれが見ても、今の政府の政策は国民のためではなく、大企業に奉仕するものだ。


駅員さんの靴を踏んで威力業務妨害罪 原発デモ

2013-01-24 | 新聞・テレビから
朝刊社会面(33面)に「原発デモ 逮捕に揺れる  警察「制止に従わぬ] 参加者は懸念 」の見だし。

「反原発や震災がれき焼却反対を呼びかけるデモや集会などにからみ、市民が逮捕される事態が相次いでいる。捜査当局は制止や警告などに従わない行動を問題視するが、公の場で自由にものを言う空気が奪われてしまうと懸念する」の書き出し。

記事によると、阪南大学の下地教授は10月17日JR大阪駅構内で通行人にビラを配りながらハンドマイクなどで演説したり、制止しようとする駅員十数人を押しのけたりして、「がれき反対」などを訴えながらデモ行進したことが問題にされたらしい。この1ヶ月半後の12月9日に逮捕され、20日間勾留されたあと、処分保留で釈放されたという。しかし、下地教授は、駅の敷地外の舗道でアピールしただけで、ビラもまいていない、駅員の制止も受けていない」と反論している。下地教授と一緒にいた二人も逮捕されている。この時の集会(デモ)参加者はたったの40人なのだ。

異常な、恐るべきデモ取り締まりだ。この例にかぎらず、東京の官邸包囲デモや大阪の関電前抗議デモ、大飯原発再稼働反対デモなどでも、逮捕者は相次いでいるようだ。

市民の反原発の意志表明、行動への威嚇だろう。昔から、警察は、国家権力の手先とはいわれてきたけど、原発推進、電力会社の手先にもなったのだろうか。

安部首相をはじめ、この国のメデイアは憲法改正を訴えるが、それは9条を変えることだけではなく、公共の秩序、安寧に反する言動は規制することも狙っているはず。デモのない社会を求めているのだろう。

それはそうだろう。これほど、国民の格差が広がり、大企業は利益をあげ、労働者はますます貧窮する中で、国民の不満が爆発しないのがおかしい。反対の声を封じる。早めに小さなうちに封じる。この対策が不可欠だ。

国民の過半数が無関心ではいられない「原発問題」へのデモ、抗議行動(しかも少人数)においてさえ、警察が取り締まるのだから、ましてや、その他の世の中の問題(労働や平和などなど)へのデモも平気で取り締まるだろう。

町中では意見を言えない。では、ネットではどうか。とっくに、ネットの監視はされているにちがいない。こんな、だれも見ていない小さなブログでさえ、だれかが監視していて、ある日、公共の安寧秩序を乱す、として鉄槌を下されるかも(笑)。

で、人々は、テレビのお笑い番組のごとく、政治や社会的な意見はいわず、楽しそうに笑い合って、自分だけの無事、幸せを守るのだろうか。そういう日本人になりそうだ。飼育された人間だが。

ともあれ、朝日は、たまにいい記事を書く。読売などでは記事にしないのではないか?

久しぶりに映画館

2013-01-22 | 日記
久しぶりに映画館へ行った。
「アバター」以来だ。2年ぶりだろうか。

以前、テレビでミュージカルの「レ・ミゼラブル」を観たが、意外におもしろかったので、腰をあげて行くことにした。

テレビで観た舞台の「レ・ミゼラブル」とは、役者はちがうが、舞台と同じく、ミュージカルで、歌でドラマは進行する。導入の大船を運ぶ囚人労働の場面は、さすが映画だけの迫力で、期待でワクワクした。ただ、舞台と映画、どちらがよかったか、というと、うーん、個人的には、舞台の方がよかったかな。

レ・ミゼラブル、昔のフランスの人々のことではなく、現代日本そのものかもしれぬ。
立ち上がれ!という革命の場面が、物足りなかった。胸に届かなかった。

フランスの人々は、「レ・ミゼラブル」という作品や革命についてどう思っているのだろう。この映画はイギリス人がつくったもので、みんな英語を話していた。

最近、映画館で映画を観ることがなくなったので。2時間半という時間、じっと見ていることが苦痛になってきたのかもしれない。何回かあくびをしていた(笑)。





生活保護 引き下げ

2013-01-17 | 新聞・テレビから
社説は、 「生活保護  子どもの貧困に光を」が題目。

「貧困家庭の子どもたちのことを考えれば、生活保護の引き下げは慎重に対応すべきだ」が書き出し。

慎重に対応すべきだ、ということは、社説子は、基本的に、生活保護の引き下げに賛成なのだ。ただ、子どもの教育費にしわよせがいくことを心配している。

厚労省が、生活保護の引き下げを検討することになったのは、社会保障審議会の調査結果によるらしい。その検証によると、夫婦と子ども1人の3人世帯では、生活保護費の方が、低所得者の3人世帯よりも、月に約13000円多い、という結果らしい。(ちなみに低所得者の3人世帯の支出は約143000円。3人世帯の生活保護費は約157000円)。

なんということを言い出すのだろう。3人で生活費15万は最低の線だろう。

しかも、生活保護を受けている人の中で、3人以上の世帯は全体の8%。76%は単身者なのだ。(単身者の生活保護費は約73000円)。

また、全体の82%が、高齢者(一蕃多い)、母子、障害者、傷病者だ。

全体のたった8%の3人以上の世帯の生活保護費が低所得者の支出額よりも多い、という理由で、生活保護費の引き下げを検討するなど言語道断だ。

要するに、財政支出をおさえるため、貧しい者への支出は減らし、そのかわり、大企業への大判振る舞いをする。ひどい世の中だ。子どもの問題などではない。

その社説の下に、「社説余滴」という社説を書く人のコラムがある。今日は、経済社説を担当している駒野剛という人のコラム。「安部さん、やってみなはれ」という題で、アベノミクスを応援。「今こそ政治の出番だ。アベノミクスは大いに試す価値があると思う」

こういう人がこれからの朝日をリードしていくのかしら。社員もやってられないだろうな。

「新聞」に軽減税率

2013-01-16 | 新聞・テレビから
あほくさいから書くのをやめようと思ったけど、あほくさいことを書くのがこのブログ。アホくさくないことを書こうと思ったらいつまでたってもブログ再開できない。で、アホくさいけど、書く。←アホくさ!

今朝の新聞に新聞協会の声明の全文がのっていた。「新聞協会は、新聞に軽減税率の適用を求めます」だ。理由は、「知識」への課税強化は確実に「国の力」を低下させ、国際競争力を衰退させる恐れがあるから。欧州では、民主主義を支える公共財として新聞には軽減税率を適用している、というものだ。

「知識」は新聞だけではないから、最後に「書籍、雑誌、電子媒体」についても付け加えている。ただし、「適用を求める」ではなく、こちらは、「適用するのが望ましいと考えております」だ。笑わせる。

社説で、率先して「消費税増税」を主張した朝日。ふつうの感覚では、自分に軽減税率を、とは主張できないだろう。少なくとも、まずは、食料品など生活必需品の軽減税率を強く主張するはずだ。

安倍首相がスタートしてからの朝日の記事から政治記事が減ってしまった。1面トップに政治記事をもってくることは減り、2面も政治記事なし。政治部記者たちは、批判記事を書かなくなったかのようだ。委員会や審議会で何を話し合っているのかさっぱり報道しない。

安倍首相の緊急経済対策に対し、あの「みのもんた」でさえ、朝のテレビで、「これは大企業のための経済対策にしか思えません」と言ったが、朝日をはじめ、どこの新聞社もこの公共工事に対して、「大企業が喜ぶだけ、つけは庶民が払う」という、小学生でも持つ正直な感想、言葉をはっきりと伝えているところはないはずだ。

新聞、メデイアから権力への批判的意見が消える。これがファシズムなのだろう。





近場で初詣

2013-01-03 | 日記
91歳の叔母を連れて初詣に行く。遠くまでは行けないので、近場の神社にいくことにした。

まず、能勢地黄にある野間神社。小さな神社だが、1000年の由来を持つ古い神社だ。でも、
だれもいない。477号線沿いにあるが、この周辺は、その昔は、京都への街道筋であり、もっと賑わっていたのだろう。江戸時代はここが能勢の中心地だった。今でも警察署、郵便局本局は残っているものの、能勢電車は走っていないので、すっかりさびれてしまった。




次、野間の大けやき。何度も来たことはあるが、叔母ははじめてなので、連れてきた。樹齢1000年というご神木だ。ここも、だれもいなかった。




最後に、岩崎八幡社。野間の大けやきから、車で2,3分の場所にある。安徳天皇を祭る神社。安徳天皇は、家臣に助けられて、ここまで逃げてきて、その1年後、この土地で亡くなったという伝説がある。これについては、このブログでも昔、書いたので、その詳細は省略。ここも、だれもいない。石段を登った丘の上に祠がある。石段を降りていると、若い娘さんが登ってくる。「ここは安徳天皇が亡くなった神社だと知っている?」と聞くと、「はい、私は、代々、この神社(安徳天皇)を守ってきた者の末裔です」との答え。ひょっとして、藤原経房の子孫になるのだろうか?お正月だから、お掃除にきたのだろうか?

さすが1000年の歴史を持つ能勢。奥深いです。






謹賀新年

2013-01-01 | 新聞・テレビから
比較的、暖かいお正月でした。

一日中、家にいたけど、新聞、読むべき記事なし。テレビ、見るべき番組なし。

毎年、正月元旦の新聞について書いてきたけど、劣化は加速度的に進む。
今年は、まったくやる気が見えず、開き直った感じで、このブログでも、まな板にはのせない。
右翼的新聞でもいい。骨のある、批判しがいのある記事を書いてほしい。

まあ、日米同盟、消費税、社会保障、原発、TPP,憲法改正など、この国の基本政策は常に与党と歩調を合わせることに決めた新聞、メデイアとしては、意欲ある新聞作りなどできないのだろう。

安倍首相は憲法改正は、参議院選挙まで封印するといったらしいけど、メディアも同調するのかもしれない。しかし、新聞として、まったく無視するわけにもいかない。おそらく、原発と同じように、こんな議論をしかけるのだろうか。

憲法を改正する。
徐々に現実的に憲法を改正する。
憲法改正はゆるさない(ただし、憲法改正をゆるさない、は極小数の左派だけです)

さて、あなたはどちらですか?と。

今年も、購読している間は、ときどき、新聞チェックをします。
本年もよろしくお願いします。