虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

ツバメ回帰

2016-06-21 | 日記


昨年の今頃、このブログではツバメのことを書いていたけど、2回も全滅、しかも、最後は巣まで破壊されてしまったので(犯人はネコかカラスかハトか今も不明)、いよいよこのブログも終わりだなと観念した。この家は危ない、と、もうツバメは来ないだろうと諦めていた。

ところが、なんと、今年も来てくれた。巣作りも最初からやりなおし。今度は、小さめの巣を作った。
うれしい。少し希望が出てきた(笑)。で、ちょっとご報告しました。

8/30 安保法制抗議集会

2015-08-31 | 日記


昨日、扇町公園の安保法制反対集会・デモに参加した。
国会包囲集会10万人に対応した大阪集会だ。東京は12万人、大阪は2万500人。

梅田に出るのは何年ぶりだろう。デモに参加するのは45年ぶりくらいだ。
友人は新幹線に乗って東京まで行ったようだ。
爺さんたちがここまで動くのは、よほどのことだ。

だが、今朝の新聞のテレビ欄を見ると、昨日の半世紀ぶりくらいの大規模な抗議デモについて報じるのは、報道ステーションとニュース23だけ。海外のテレビの方がもっと大きく報道しているのではなかろうか。この歴史的なデモも朝日は1面トップにはしない。日本のメディアは、安保法案成立を見込んで自粛?

国会包囲について、警察発表3万人以上と報じる媒体もあったが、「3万人以上」とは、実にふざけている。空からのあの映像を見れば誰が見ても3万人程度のはずがない。

大阪でも辻本ら国会議員の発煙よりも、創価学会の人の発言が一番拍手を受けていた。

このブログも2ヶ月ぶり。2ヶ月何も投稿しないと、冒頭にどかんと広告が出るようなので、久しぶりに投稿してみた。

虎尾の会しばらく休会

2015-06-21 | 日記
このブログ虎尾の会も気がついたら今年ですでに10年を過ぎていた。
10年以上も続けられたなんて、喫煙の他は考えられない。
残された時間は短い。やるべきことは多い。10年でひとつの区切りをつけようと思う。
しばらくお休みさせていただきます。
ときどき覗いてくださった皆さん、ありがとうございました。

とはいえ、ひょっとしてたまに顔を出すかもしれないかもね(笑)。


社説 自民党と放送

2015-04-17 | 日記
今日の社説(朝日)。「介入」は許されない、が見出し。

冒頭、「番組は確かに問題があった」と書く。クローズアップ現代のやらせと、報道ステーションで古賀さんが「官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきた」と話したことについてだ。「それぞれ批判されれも仕方がない、残念な番組内容だ」と書く。
なにが問題だ。

NHKの問題と報道ステーションの問題はちがうだろう。報道ステーションの番組のどこが問題なのか。バッシングを受けていないのに、官邸からバッシングを受けたと話したことが問題なのか?問題をすりかえていないか?古賀さんは、後藤さんの事件で、安部首相を批判し、アイアムノット安部と発言したことが政権、そして放送局に問題視されたのではないのか?官邸からバッシングされました、くらい口走っても別に問題ではなかろう。あの時は、あの発言を批判するメールや電話が殺到し、古賀さんの家の周囲を警察が警戒していた、というくらいだった。

テレ朝の番組に問題があった、とする社説には同意できない。

そして、結論は、こうだ。
「あの手この手で放送に対する政治的な「介入」を強めようとする。そう見られても仕方がない行為は、厳に慎むべきだ」。

なんとも及び腰のもののいいようだ。見られても仕方がない、ではない。実際、その通りではないか。慎むべきではない。抗議すべきなのだ。

外国特派員(ドイツ)は、新聞社の幹部が政府の要人とゴルフをしたり、飲食をすることは考えられない、と語っていたが、日本の新聞社の幹部はいつも首相との飲食会(懇談会)の席を儲けているではないか。新聞社は「介入」される前にすすんで権力者の意をくむことに心がけているのでなければ幸いだ。

国会の記事を書いてくれよ。義務だぞ。

あぶない私

2015-03-20 | 日記
仕事をしているが、毎日、ミスが多い。
今日も、メニュー欄に「ちらし寿司」と書くべきところ、また、「ちらり寿司」と書いた。これ、1度や2度ではない。よっぽど、「ちらり」が好きなのだろうか。
営業中の看板を「定休日」のままにすることたびたび。注文を聞き間違えることもよくある。

今日、憲法改悪反対のネット署名をはじめてしてみたのだが、書き込む欄に性、名前とある。
性に「男」といれ、名前に自分の姓名を書いた。署名したら、自動的にメールで署名した名前が返信されのだが、なんと、「男 ・・・さん」とあった。姓を性とみまちがえたのだろうか。

こういう失敗は毎日。

人生の最終章

2015-03-10 | 日記
3年半ほど前、身寄りがなく、認知症になった叔母をひきとった。1年半ほど、デイサービスに通っていたが、その後、近くの特別養護施設に入所した。月に2回ほどは、様子を見に行っていたが、この2月からは、毎日、夕食の世話をしにいっている。

2月はじめ、食事をしなくなった、と施設から連絡があった。医師から、このまま食事をしなければ、1週間ほどで死んでしまう、といわれた。92歳。いわゆる老衰ということで、自然な成り行きなのかもしれない。

後悔しないように、最後はきちんと見てあげようと、夕食時間、そばに付き添って少しずつ食事をすすめることにした。ごはん(おかゆ)は食べないが、ヨーグルトやみかんのつぶ、ソーメンなどは口にするようになった。「いらない」と言っても、そこは認知症なので、すぐ忘れ、口にすることもある。最近は、食べる量がふえ、ごはん(おかゆ)も食べるようになった。

夕食時間は食堂に20人~25人ほどの高齢の入居者がいる。ほとんど車いすで、自分で食事をとることもできない方も少なくない。しかし、職員さんは、3人か4人。どこの施設も同じだと思うが、とても手が回らないと思う。職員さんはよくがんばっている。食事、入浴、排泄、どれも大変だ。
だが、介護施設は人手が足りない、という。給料をもっとあげるべきなのだ。人数をふやすべきなのだ。老人を大切にするなら、そこで働いている人を手厚く待遇するべきなのだ。われわれも、あと10年もたてば、みなお世話になる場所だ。

軍事費をあげたり、わけのわからない外国の経済援助や法人税減税など無駄金を使いすぎる。

どうも、何をしても何を見ても、安倍政権への文句が出てしまうな。

欠陥品

2015-02-10 | 日記
昨年末に購入したデジタルカメラ、これは仕事には不可欠なのだが、欠陥があり、リコールになり、無償修理する、という案内がきた。購入した時、どうも変だな、と思っていた商品だった。

リコールといえば、わたしが乗っている車も昨年は2回もリコールがあり、無償修理をした。最近、こういう欠陥品が多くないか?友人は、「労働環境が悪化しているのではないか」といっていたが、たしかにそう思う。コストをおさえ、短時間での生産をいそぐあまり、チェックが甘いのだろう。

偽装表示の食品、偽装建築などなど、欠陥品、不良品の生産が目立つ。
テレビ局もまたその筆頭だ。制作者の良心がまったく感じられないテレビ番組。

後藤さんが人質になったとわかったとき、報道ステーションでは、コメンテーターの古賀さんが、珍しくいいことをいっていた。「これは、安部さんが悪い。アイアムノット アベ」といわなければならない」とコメントしていた。正論だと思った。翌日から、古賀さんは報道ステーションに顔を出さなくなった。
なんでも、その後、古賀さんを批判するメール、電話が殺到し、警察が古賀さんの周辺の警戒をしたとか。批判のメールが来る前にテレビ局は降ろしたはずだ。

あの後藤さんの事件のあと、安倍総理を批判する意見はテレビ(新聞も)には、ない。ひたすら、「イスラム国」の恐怖を訴えるだけだ。

NHKをはじめ、あちこちで、安部首相の世論調査。安倍政権の支持律は50%以上。人質事件の対応はあれで正しかった、が半数近い。

安倍内閣は閣僚の半数が世襲議員。いや、自民党の国会議員のおそらく三分の一は世襲議員だろう。
この自民党の支持率が世論調査では群をぬいている。これが、日本。安部さんを批判するものは、「非国民」か。

欠陥はどこまで広がっているのか。



スペインツァー③ アンダルシア

2015-01-20 | 日記
三日目は、アンダルシア地方のミハス、ロンダを散策.



地中海に面したミハス。山沿いに白い家が建ち並ぶ。雨が降らないので、土砂崩れの心配はなし。
家を白くしているのは、直射日光を反射するためで、そういえば、スペインは白い家が多い。
ここは、大富豪やハリウッドの大スターなどの別荘もあるそうだ。眺めがよい。
風が強かったけど、初夏のような暖かい風だった。



午後は、ロンダ。ミハスと同じように白壁の家が多いが、断崖絶壁の上に立つ。大きな古い橋があり、そこからの眺めが絶景だった。ヘミングウエイも別荘を持っていたらしい。

ミハスもロンダも散策時間は1時間弱なので、もう少しゆっくり滞在したかった。スペインはツァーできた後、個人旅行で再び訪れる人が多いそうだ。アンダルシアには2,3日滞在したい。

 


夜、夕食後、グラダナにある洞窟フラメンコショーを見に行く。途中、アルハンブラ宮殿の夜景を見る。

フラメンコダンスは、ジプシーとアンダルシア地方の文化が融合して生まれた。
ガイドさんによると、ジプシーは北インドから流れてきた人々で、長く差別されてきた歴史がある。フラメンコの激しい踊りも、ジプシーの苦難と悲劇が秘められている、とか。
素晴らしい!







スペインツァー②  交流

2015-01-19 | 日記
かつて海外旅行の魅力といえば、現地の人々との交流だったと思うけど、今の海外旅行ツァーの目的は、名所見学と買い物が中心で、現地(異国)の人々との交流はまずない。むしろ、海外旅行ツァーは、日本人との交流が中心。だから、外国語の必要はなし。

今回、わたしが海外の人と交流したといえば、バスの運転手さん、お土産屋(売店)の店員さん(かなり日本語ができる。いや、日本人だったことも)。あと、ワインを買ってきたけど、せん抜きがないので、ホテルのバーにワインを持って行って「開けて」と頼んだくらい。

バルセロナの空港で、「トイレ、どこ」とお店の人に聞くと、「まっすぐいって右」と日本語でい
われた。「日本の方ですか?」「はい」「どちら」「東京は世田谷です」なんてこともあった。

自由行動の時間がなかったこともあるけど、現地の人との交流はなかった。添乗員さんがやたらに治安が悪いので、やたら話しかけないように、とクギをさされたこともあるかもしれない。

その代わり、日本人同志の交流は不可欠になる。

1日に朝、昼、夜の3度の食事があり、合計15回ほど、レストランやホテルの食堂でツァーの人達と会食することになる。

一人席や二人席はなく、だいたい6人、8人席のテーブルにつく。自由席だが、どんどん順番に座ってください、と促されて席につく。その時によって、隣の人、前の人、テーブル席の人の顔ぶれは変わる。

朝をのぞき、昼、夜とも、決まって、ワインかビールの飲み物の注文をとりにくる。
さて、ビールを手にし、人のことは我関せず、と不動明王のような顔をして黙って宙をにらんでいるわけにもいかない(こういう方がいたら、きっと好きになる、だが、わたしはできない))。

隣や前の方に話しかけないわけにもいかない。謎の、変なおじさんと見られ、不快な印象を与えるのもエチケットに反する。で、「どちらから?」「どこがよかったですか?」とか話しかける。人見知りなわたしには、ちょっと気が重い(そのくせ、横に若い美人が座るとやたら話しかけるのだが)。

とにかく、食事の時間はちょっと気をつかう。さて、どんな方と同席するのだろう、などと考える。
むろん、それはそれなりに楽しいこともあるのだけど・・・。

年配のご夫婦、娘と母親、孫と祖父母、いろいろな方がおられる。特にびっくりしたのは、海外ツァーの常連さんがほとんどで、20回目という方もいた。わたしなどは初心者。
ガンになり、再発率50%といわれた、今のうちに見るべきものは見ておこうと、半年に1回はツァーに参加している、という方もおられた。 

今回の団体客は約40名。いっよにバスにのり、いっしょに見学し、いっしょに食事をした人達。おそらくもう二度と会うことはない方たちで、まさに一期一会。海外旅行ツァーは日本人との交流の場でもあるのです。

二日目は、アルハンブラ宮殿にいきました。余計なこと書きすぎたので、画像のみ。






スペインツァー ①

2015-01-18 | 日記
1月8日から15日までスペインツァーに参加。

5,6年前なら、旅をしたら、その日のうちにすぐにもブログに書いたのだけど、近頃は、書く意欲がわかない。何事もそうなのだけど、これが年をとった、老いた兆候なのかもしれない。

昔の修学旅行のように、連れていってもらうだけの団体旅行なので、忘れてしまいそうなので、ちょっとだけメモしておきます。

海外旅行は、老人にとっては、飛行機が難関。なにせ関西空港からヘルシンキまで10時間以上、ヘルシンキからバルセロナまで約4時間、合計14時間ほど飛行機。これは体力的にきつい。遠い国は、元気なうちに行っておくべきです。むろん、タバコも吸えない。しばらく前から禁煙をしていたが、旅行中は完全禁煙でした。

乗り継ぎのヘルシンキは雪が積もっていましたが、スペインは温暖。
スペインの冬は厳しい、とか聞いていたので、帽子、マフラー、手袋、カイロまで用意していたのだけど、すべて無用。春のような暖かさでした。

さて、一日目。


バルセロナの聖家族教会。ガウディの有名な建物。SFかファンタジーにでも出てきそうな建物。
さすがここは観光客が多かった。
まだ建築中ということだが、中はほぼ完成。
志摩のスペイン村で5年ほど働いていたという現地ガイドさんが説明してくれる。

次、バスで移動してタラゴナへ。
バスの窓からは、オリーブやオレンジの畑、岩むきだしの山々というスペインの風景が延々と続きます。


タラゴナでは、ラス・ファレラス水道橋(ローマの遺跡)を見学。スペインはローマとイスラムと中世の遺跡が残っていて、ヨーロッパの中でも独特。

では、次回に。











スペイン

2015-01-04 | 日記
今週、スペインツァーに参加することにした(海外旅行ツァーは一月が一番安いのです)。
高齢者になると、いつまで元気でいるかわからず、元気なうちに「見るべきものは見ておこう」と思っている。

スペインといえば、闘牛、フラメンコ、セルバンテスくらいしか頭に浮かばず、ほとんど何も知らなかったのだけど、スペイン、好きになりそうな予感がする。昼寝の習慣や、明日にしよう、というのんきな、あくせくしない処世態度もさることながら、ここは、一揆の土地柄でもあったようで、強いシンパシーを感じる。

ヨーロッパの後進国とされ、フランス革命後も、民主的な改革はなく、19世紀になっても、封建領主、教会、貴族たちが農民たちを支配していた国だ。

そして、あのスペイン市民戦争。

貴族、教会、富裕層と手を結んだファシズム勢力に対して、市民たちが立ち上がるも、結局、ファシストたちに弾圧される。「世界の歴史」でも第二次世界大戦やヒトラーのナチスのかげに隠れて、あまり注目されなかったのではないか。

せいぜい、ヘミングウエイ、アンドレ・マルロー、ジョージ・オウエルが義勇兵として参加したという知識くらいで、実際、それはどんな戦いだったのか、よく知らない。

スペイン市民戦争がおきたのは、日本の満州事変のころだけど、日本の新聞はまったくといってよいほど報道しなかった。日本人はほとんど知ることがなかった。耳をふさがれていた。

でも、欧米では新聞で大ニュースとして流れたようで、アメリカにいたジャック・白井という日本人が義勇兵に参加し、戦死している。知っている人は知っていることなんだろうけど、最近までまったく知らなかった。



スペイン、知らないことばかり。







10月は不運

2014-10-28 | 日記
10月は不運続きで、ブログもまったく書けなかった。
今日など、1日に4回もエンスト(といっていいかどうか?)を起こした。

赤信号でしばらく停車したあと、緑に変わって発進しようとアクセルを踏むと、エンジンが空回転したようになり、超のろのろになる。すぐに、電源をストップしてから、再始動をしてから発進しなければならない。後続車がいるので、これは大事故になる可能性がある。これが4回だ。赤信号になって、停車するのがこわい。発進のとき、また止まるのではないかと不安なのだ。

実は、昨年の今頃も、同じ目にあい、そのときは、JAFを呼んだ。すぐに、近所の修理工場で点検してもらったが、異常なしの結果。

しかし、その後も3回ほどあった。自分の運転のしかた、アクセルの踏み方が悪いのだろうか、と思っていた。しかし、もう、放置できない。

修理工場に「原因がわからないと、その車には乗らない」といった。

まあ、これだけでなく、いろいろなことが起こった10月だった。


三大アーティストコンサートと年齢

2014-09-07 | 日記
地元といってもよい猪名川町のイナホールのコンサート。知り合いに誘われて聴きにいった。
アントニオ古賀&ペデロ&カプリシャス&クロード・チアリ。

たくさんお客さんが来ていた。でも、ほとんどお年寄り、爺さん婆さん。(自分もそうなのだけど、読者諸君、自分だけはそうではない、自分は若い時のまま、と思っているのですよ。自分には自分の姿が見えない)。

かつて、少年時代に活躍した音楽家たち。どれほど年老いたやろ、という関心もあった。まず、アントニオ古賀。以前と変わらない。むしろ、ちょっとスマートになったくらい。懐かしの古賀メロデーをはじめ、数々の名曲を演奏。現役の実力者です。

二番目、ペトロ&カプリシャス登場。ヴォーカルは、五代目の桜井美香さん。美人。きゃしゃな身体なのに、歌唱力抜群。別れの朝から五番街のマリーなどのヒット曲から最新の曲まで熱唱。このペデロ&カプリシャスがテレビに登場したときは、初代ヴォーカルの前野曜子にびっくりしたものだ(前野曜子は、すぐに脱退し(その後高橋真梨子)、40歳で早死)。前野や高橋に負けずに頑張ってほしい。リーダーのペデロ梅村(いつも帽子をかぶって鬚はやした人)、かなり爺さんになっていた。病気をしたようで、しゃべりも不自由なところもあるようだ。

最後に舞台にあがったクロード・チアリ。一番、変貌していた。太って、顔もふくらんでいるように見えた。昔のクロード・チアリの記憶しかないので、驚く。でも、好々爺の風情で、もう80歳は過ぎたのだろう、と思っていた。

家に帰って3人の年齢を調べると、アントニオ古賀は73歳、ペデロ梅村は71歳、クロード・チアリは70歳とある。びっくり。舞台を見た印象では、アントニオ古賀が一番若く、次、梅村、そして最も高齢に見えたのがチアリ。

みんな、わたしの少年時代に活躍していたので、もう80歳か鬼籍に入ったのでは、と思っていたけど、デビューしたのは20歳くらいだったのだ。

3人はKKB(後期高齢者バンド)を結成しようか、などと話して会場を笑わせていた。最後は、3人で夜霧のしのび逢いを演奏。素晴らしいコンサートで大満足。

3人について、またお客さんについて、老けた、年取った、爺さんなどと書いたけど、他人も私を見たら、老けた、変貌した、爺さんそのもの、ときっと言うのだろうな。しかし、心は、夜霧のしのび逢いを聴いていた10代の頃のままなのです。80歳になっても、心は若い時のまま。これは年を重ねてから知る真実です。

会場では「写真撮影は固くお断りします」とアナウンスがったので、画像はなし。


ネット契約に注意 あるいは単なるパソコン音痴の話

2014-08-14 | 日記
4月から使い始めた店のパソコンは、ワイフィニとかいう無線通信(ワイモバイル)を使っている。
通信料はクレジットカードから落ちる。

送られてくるクレジットカードの明細表はふだん、あまり見ないので、この夏休み、調べてみた。
イーモバイルとして、4月は3156円、5月は4986円、5月からは6208円。

ジャパネットたかだで買ったのだが、広告を見たときは、通信料は4000円台だったと記憶している。6000円は高すぎるだろう。なぜだ!ケチな性分なので不問にはできない。

サポートセンター(カスタマーセンター)に電話する。例によって、つながるのには時間がかかる。つながっても、自動音声で、パスワードとか暗唱番号などを入力しなさい、といわれる。ここで退散したくなるが、がまんして、なんとか、クリヤ。今度は、どの問いあわせか、番号をお選びください、とくる。番号を押すが、入力を確認できませんでした、と拒絶。くりかえしたが、何度も失敗。

問いあわせには時間がかかるけど、新規注文の方に電話したらすぐつながるはずだと思い、注文の電話番号にかけてみた。

案の定、すぐつながった。NHKの退会は至難だが、契約は簡単なのと同じだ。

注文担当者に、自動音声ではなく、請求書担当者に生で話せる電話番号を教えてほしい、こちら、パソコン音痴、助けて、とたのむ。教えてもらったのが、そこもやはり別のカスタマーセンターで自動音声だ。
番号をおしても入力できませんでした、とくる(こちらの電話機が調子が悪いのかもしれないが)。
ふだん、仕事中だったら、このへんであきらめる。でも、今は夏休み、時間はある。それに腹が立ってきた。

今回、ワイモバイルのカスタマーセンターの直接つながる電話番号や住所はどこにも記載されていないので、やむなく、ジャパンネット高田に電話した。ジャパネットは直接、生の人の声が出てきた。事情を話して、ジャパネット高田からワイモバイルに連絡してもらい、ワイモバイルからこちらに電話してもらうことにした。高田の応対やよし。

やっと、ワイモバイルからかかってきた。
「4月は日割り計算、5月からは消費税が加算、5月以降はオプション料金がはいっています。このオプション2ヶ月は無料なのです」
「オプションって何?」
「ふたつあって、一つは、ルーターが壊れたときの保障用、もうひとつは、電話相談ができたり、セキュリティ関係です」「聞いてないよ」「そうですか」「まあ、いいや、そのオプション解約する」「承知しました」「先月の請求分の内訳、オプションとかんなんかわかりにくい内容の明細を送ってほしい」「送料164円がかかりますが、よろしいですか」「よろしい」「あと、おたくの会社の住所を教えてほしい」「お待ちください」
長い時間がたったあと、やっと教えてくれる、「港区・・・」「ちょっと、それ、本社の住所でしょ。本社ではなく、今、あなたがいる会社の住所です」「それは教えられません」「なぜ?当方、パソコン音痴で、ネットではおたくに相談できない。封書で手紙で質問したいことがあるので教えてほしい」「だめです。個人情報を守る意味で教えられません」「お客が契約している会社の住所を知ることができないの」「はい」「カスタマーセンターが契約や接続の担当をしているのに、どこに会社があるのか教えられないの」「申し訳ありません」

カスタマーセンターの住所も、直接つながる電話番号もわれわれは知ることができない。ただ、あの自動音声を通じてしかアクセスできない。まるでカフカの世界。

こういうことは、よくあるのではないか。

このパソコンは富士通だが、購入したとき、富士通の電話やメールで相談できるサービスに入っていたが、無駄だと思い、やめようと思った(500円もするので)。これがなかなかやめられない。パスワードとかなんとかで、つながらない。自動音声では、1時間くらいお待ちいただきます、なんて声。1時間も待てるだろうか。このときも、なんとか、苦心のあげく富士通の担当者に直接、電話して、サービスの解約をしてもらうことができた。

パソコンに慣れた人はこんなことはないのかもしれない。パソコンに弱い私がきっと悪いのだろう(電話機の調子が悪いこともあるかもしれない)。しかし、ネットで契約すると、契約書や領収書なども文書として送ってこないので、年寄りには要注意だ。3ヶ月間無料とかなんとかいっても、3ヶ月たって、契約を変更したり、解約したりするのは、自分でしなければならない。できない人も多いはず。

今回、通信料にも消費税がかかること、カスタマーセンター(代理店)の住所、電話番号(直接、つながる)は消費者には教えられないことがわかった(ワイモバイルだけなのかそうではないのかはわからないが)。

クレジットカードの明細を確かめなかったら、ずるずると余計なお金を払い続けていたかもしれない。
領収書の送られてこない請求(昨今、多い)は、要注意ですぞ。