らんかみち

童話から老話まで

人生は大穴ねらいだ

2011年07月08日 | 陶芸



 人生初の大物ねらいですが、一発で挽き上げたのではありません。ぼくにそんな技術はないのです。よしんば技術があったとしても、この電動ロクロで15kgの土殺しをやると停止してしまいます。
 なので3つのパーツに分けて作り、下から順番にくっつけていきました。およそ60cmの高さで、焼き上がり高さは50cm強といったところでしょうか。でもこれで完成というわけじゃなく、後付けパーツがあるので最終的には60cm近くになる予定です。

 がしかし、これ単体で窯に入る計算ではあるけど、後付けパーツをトッピングすると、窯に入りません。もちろん最初から分離して焼くつもりだったけど、なおのこと一窯に入らんじゃないか!
 棚板厚10mmが抜けていたのもあるけど、トッピングの部分は壺の口にすっぽり落ち込むように作る予定で、その落ちる部分の高さを計算していなかったのです。

 二窯で焚けば良いじゃないかって? それはそうなんですが、同じ釉薬を掛けても別の窯で焚くと違う雰囲気になるでしょう。一窯の内なら、だめならだめで統一感があるだろうと想像するのです。
 で、これはいったい何なのかということですが、それは完成したら報告ということで……つまり大物を狙って大穴に落ちそうな体たらくなのです、ハイ~。

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