らんかみち

童話から老話まで

防災士を目指して

2013年11月29日 | 暮らしの落とし穴
 防災士養成教本を全部読んでなんとかレポートも書いた。非常に疲れたけど、意外に面白かった。執筆者は何人もいるんだろうし、お役所的な章もあって読み飛ばしたところもあるけど、いくつかの章は防災への意欲と復興にかける熱意が伝わってきて、ぐいぐいと引き込まれた。

 よくある教本は、数字の羅列や統計の盛り込み過ぎで、学術的過ぎる表現や不完全な結論が見られたりする。たぶん、いろんなデーターを使い回して切り貼りしているから読む側が置いてきぼりにされた気分なるんじゃないかな。

 数字に裏付けられた統計がなくては信憑性を欠くわけだけど、ぼくらがそんな数字を知ったところで役に立てる場面はないよねっていいたくなる。今回の教本もデーターの裏付けはあって難解な部分もあるけど、主文が数字に依存していないので、読み飛ばしても罪の意識に苛まれることがない。

 明日からは教本に頼らない講習会が始まり、最後は試験がある。レポートには批判めいたことも書いたけど、なんとかなるんじゃないかなぁ。