らんかみち

童話から老話まで

バリィさんダイエットがあったか!

2013年01月07日 | 暮らしの落とし穴
 えらいこっちゃ、やけに肩が凝るなと思っていたら、年末年始で2kg太っていた! 脂肪がまとわりついたせいで、服がきつくなってしまってたんだねぇ、なんとかしないと。
 減量の必要性を今になって気が付いたわけじゃない。30台半ばから、特にたばこを止めてからは、ダイエットと二人三脚で生きてきたと言って過言ではない。

 低炭水化物ダイエットなるものが流行っているのだとか。「チタンテープダイエット」「国立病院ダイエット」などなどで、それらは概ね眉唾なんだけど、いったい誰が何の目的で巷に流布させるんだろうか。
 チタンテープやハウツー本が売れるんだろうか。国立病院ダイエットなんて国立病院(当時の日本)が「危険である」と否定している。ああいった本を出版したところは儲かったのかねぇ、人の弱みにつけ込んで。

 ゆるきゃら「クマモン」は半年で118億円を売り上げたとか。昨年は当地のゆるキャラ「バリィさん」が日本一をいただいたので、市長さんはあちらこちらの集会で「うれしいニュース、皆さんもご存じのようにバリィさんが日本一に……」と切り出すと大抵の集会では受けるんだが、とある現場でこけてしまった。何の反響もなかったのは、飯が「おあずけ」状態にされていたことも要因の一つだろうけど、TPOというのはあるね。

 クマモンというのは周到にマーケティングが練られた成果で、儲けるために投資もしているらしい。そこでバリィさんの登場だ。彼は焼き鳥の食べ過ぎで太っているので、偉い先生の診察を受けたらダイエットを勧められる。
 それを実践したら細いバリィさんが現れて、効果は絶大だったと分かる。今までのように胡散臭いのじゃなく、愛大の医学部の先生に考案してもらて発表する本格派ダイエット、その名も「バリィさんダイエット」。
 クマモンは商標権貸しているだけだろうが、バリィさんは本も出版しますね。コラボレイションというやつです。今が旬です、たたちにかかりましょう。