らんかみち

童話から老話まで

西瓜漬け、水なす漬け、初物で寿命が延びるかな

2010年07月27日 | 酒、食
「平均寿命 4年続け延びる」と、今朝の新聞の一面にありました。恥を告白するなら、ぼくは平均寿命っていうのが何のことか分かりませんし、計算方法も知りません。ただ何となく、日本人は長生きなんだなって嬉しくなったおりしも、「初物を食べたら寿命が延びるよ」と、上の姉から泉州特産の水なす漬けが送られてきました。
 
 ぼくの日記を継続して読んで下さっている方は、「上のお姉さんにしては、ありきたりな物を送ってきたな」と、がっかりされるかも知れませんが、違うんです。
「ほしい物があるなら言うてみんかい」と姉から打診があったので、「あの店のあの水なすがほしい」と、あらかじめ指定しておいたのです。そうでなければ半宙人(半分宇宙人)の姉のことですから、去年の母の誕生日みたいにゴキブリホイホイを送られても困るんです。

 ご近所さんにお裾分けした残りを、自作の濃い口返し、薄口返し、市販の「だし道楽」で食べてみました、初物です。う・ま・い! どれで食べても美味しいですが、だし道楽っていうアゴとコンブの入った、いかがわしい超薄口醤油がぴったりでした。

 写真にあるのは、ご近所さんがお返しにくれた「西瓜の醤油漬け」です。鳥取の名産らしく、これまた歯ごたえの素晴らしい醤油漬けです。知らない人は、まず西瓜だなんて思わないでしょうね。
 今宵は愛媛の日本酒、泉州の水なす、鳥取の西瓜漬けというコラボレーションの初物づくしでした。ぼくの寿命が延びるなら、ちょっとは楽しみかな。