らんかみち

童話から老話まで

まあ、陶芸に文句もあるだろうけど

2010年07月08日 | 陶芸
「取っ手を下にして逆立ちできないようでは、急須に非ず」とは、わが陶芸クラブの逆ネジであらせられる要釉斎先生の教えですが、ぼくの急須も5作品目あたりから逆立つようになりました。この作品は6作品目の急須ですが、デザインはともかく作りはそこそこの出来上がりです。

 う~む、これがうまく焼き上がったら菩提寺に奉納しよう、と思って和尚さまの昨日の日記を読んだら、陶芸家を貶めるかの発言が! 宣わく、「そもそも作務衣というのは坊さんの作業着でありながら、昨今では芸術家を名乗る御仁が結婚式などに、まるで礼服であるかのように着て現れる。礼を失してはおらぬだろうか」と。
 
 作務衣と甚兵衛の違いも定かでないぼくが言うのもなんだけど、そりゃあ作業着で結婚式はいかんだろう。ていうか、いやいや出席するなら嫌がらせの一つもしたくなって……そんなことないですよね。それに、いくら陶芸家が貧乏でも礼服の一つくらい持ってるだろうし……なんかもう、神事だろうが仏事だろうが、もうどうでもいいような……。