らんかみち

童話から老話まで

陶芸は辛抱だ!

2008年12月04日 | 暮らしの落とし穴
 達人のろくろ作業を見ていると、ぐい飲み1個作るのにものの30秒ほども要していません。方やろくろビギナーのぼくは、今日の作品1個作るのに何度も失敗した挙句、奇妙なものに仕上げるのに30分かかりました。
「こ、これはいったい……、ぐい飲みにしては大きいし、ごはん茶碗にしては小さいし、抹茶茶碗にしては使いにくそうだし……、何これ?」
 周りの方々の嘲笑もむべなるかな。恥ずかしながらぼくにも何が出来上がったのか分からずじまいで、今日の陶芸教室はお開きとなりました。
 それでも先週の作品よりはマシな出来だし、一月前の初日に比べたら上出来なんですが、素焼きをしてみないとモノになるかどうかは分からないらしいんです。土の中に空気が練りこまれていたら、そこから割れるだろうとのことで、今の作業の結論が出るのはそこから絵付けだとかなんだとかの半年くらい先でしょうか。陶芸って、なんとも辛抱の要る趣味だこと!