らんかみち

童話から老話まで

サンゲツのCM ショパンみたいな曲

2007年12月15日 | クラシック音楽
 昨日から「パン、パン」言うて、今日はショパン言うんですが、株式会社サンゲツという会社のCMに「デザインを愛す 編」というのがあります。そのバックに流れるピアノ曲は……ショパンのマズルカだったような、と思っていたら、違いました。正解はUb-Xというグループの橋本一子さんという方の作曲なんだそうです。

 ぼくだけでなく、左手の刻むワルツのリズムに乗って、幽玄な旋律が踊るこの曲を聴いた多くの方が、ショパンの曲だろうとの印象を抱いたといいます。
 また、楽譜はどこで手に入るのか? とサンゲツさんに問い合わせが殺到したらしく、作曲者の橋本さんの厚意により、楽譜を無料で提供することにしたというのです。

 そこでぼくもサンゲツさんに問い合わせたところ、CMに使われた30秒間分の楽譜を送って下さいました。ピアノは売り払ってしまったので、さっそくキーボードを引っ張り出して弾いてみたんですが、ありゃりゃー! 簡単な曲なのに、すっかり弾けなくなっております。こりゃ、リハビリしないとね……。

 ところで少し感動したのは、サンゲツさんから郵送されてきたのが、A3の楽譜一枚だったということです。というのも今日ある企業から「童話作品を確かに受け取りました」と、お知らせを頂いたんですが、これって受領通知というより、あんたとこのカタログやん! と言いたくなるものでした。色んな会社があって、みんな違って面白い。
 
 ちなみにCMの撮影場所は、ベルギーのブリュッセルにあるアノン邸(観光施設)で、モデルは「マイコ」さんという方らしいです。