らんかみち

童話から老話まで

ミード(蜂蜜酒)は実在した!

2007年12月03日 | 酒、食
 蜂蜜酒を醸した、葡萄酒を密造した、無花果酒を飲んだ、と書いた日記を読んだ方の多くは、ぼくが嘘をついていると思っておられるようです。最も好意的な見解でもHALの妄想か誤解だと思われているらしく、愕然となるような調査結果ですが、酒税法違反でアルカポネみたいに手が後ろに回る危険を冒そうが、ここは何としても誤解を解いておかねばなりません。断じて本当の事を書いております。

 葡萄酒は世間にありふれていますし、無花果酒も焼酎に漬ければ美味しそうですから、それは理解してもらえるのですが、日記の信憑性を著しく落としているのは蜂蜜酒らしいのです。実際ぼくも本物は飲んだことが無く、それこそ誤解と妄想で醸したアバウトな酒ですから、世間が納得してくれないのも無理もないばかりか、反論する具体的な証拠も持ち合わせていないのが現実でした。

 ところがなんと! ここにきて弁護側の証人よろしくミード(蜂蜜酒)が送られて来たのです。間違いなく「蜂蜜酒=MEAD=ミード」と明記されているじゃないですか。あれほど探し求めながら結局見つからなかった証拠が出てきて、今は無罪判決を勝ち取った気分です。命の恩人さん、ありがとうございました。

 こうなると一刻も早く味わってみたいのですが、高価なものでもあり特別なものでもあるので、きっとサンタさんがくれたんだ! と空想に耽りながらクリスマスイブに栓を抜いてい味わわせて頂こうと思います。