M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

《雑記》息抜き

2011年08月18日 | Weblog
本日は朝起きてから思い立って観光へ(笑)。

どこ? と絶対に行きたいというところはもちろんなく、
下調べも行っていないけど、今日を外したら家人と遠出ドライブ
はなかなか行かないので半ば強引に決定。

でも天気予報は雨予報。
しかも阿蘇方面はネットアメダスで現時点も今後も雨のよう。
長崎方面はまったく土地勘もないのでここは無難に由布院へ。
九州山地の影響でしょうけど幸いに 曇/晴れ 予報でしたから。

速攻でネット検索。
やっぱり温泉だよなぁ~・・・しかも「立ち寄り湯」。
ということで日頃の疲れを落とすためののんびり湯船の夢想園。
由布岳見ながらの露天風呂(しかも大きい)とくれば極楽だね。

はじめて行く夢想園は南由布という辺鄙なところにありましたが
到着したら駐車場は「立ち寄り湯」のお客が結構いました。

700円*2を支払い男湯、女湯とわかれて(当たり前ですけど)。
ドアをあければいきなり湯船というのも面白いけどやっぱり目の前
に どぉ~~~ん と鎮座する由布岳はとっても気分がいい。
お湯は少し熱めだけど湯船で大の字になって眺めれば ほわ~ っと
すべての澱が溶け出していくようで本当に心地よい。山頂の雲が次第
に取れて最後に全景を見ることができて大満足。そういえばあそこに
登ったのは今から10年以上前になるんだな~と思う。自転車やる前
は久住と由布岳は連休が取れれば登っていたっけ・・。
50分ほど ほけぇ~ としてから上がりました。

湯涼みにホテル内の喫茶ルームへ。
ここ、サッシの格子が残念。厳しいだろうけど1枚ガラスにして
目隠しの木々の丈ももう少し工夫したらとってもいいと思うんだけど。
なんだかハードはしっかりしているのにソフトがもうひといきなところ
って残念に思うのです(当然、「あんたのおめがねにかなうところって
なかなかないよ。」とのコメントをいただく)。


さてお昼の前に「無量塔」を見ておきたいと思って行ってみた。
こんなに奥まったところにあるんだぁ~。でも途中のYH、いいねぇ~。
激坂登らないとたどり着けないなんて合宿にはもってこいじゃないの(笑)。
ここがおひとり様4万円以上の超高級旅館だと思うとやっぱり敷居が
高いや。お昼やっているか?聞いてみたら、やっていないけど敷地内に
ある蕎麦屋を案内された。やっぱ本館周辺はざわざわさせたくないん
だろうな。

そのままお昼を求めて金鱗湖。
相変わらず観光客の洪水にここはどこの観光地でSky?というくらい
個性がないお店と装飾品。本当にこんなん望んでいたんだろうか?
推測だけど大手資本が入ると地元を考慮しながらもどうしても金太郎アメ
になっちゃうんだと思う。キャラクターショップやオルゴールなんて湯布院
とどう関係するんだろう・・。温泉地というのは湯治場。「なんにもない」
のが当たり前というのは過去のお話なんだな。出来ることなら1か月くらい
長逗留できる身分になりたいもんだす。

亀の井別荘の別館「湯の岳庵」のお弁当をお目当てにいくけどすでに
完売でかつ50分待ちだったのであきらめて前から気になっていたIC脇に
あるピッツア「檪の丘」http://kunugi.ptu.jp/ へ。ここも門から母屋まで
超激坂(笑)。これ絶対に脚つくな・・とか思うのはどうしようもないっすね。

ここ景色がいいです。
ベト6の第一楽章とかピアノソナタが流れていたらもういいねぇ~というくらい
でやっぱ飲食業や旅館業はどこに開くかが勝負だよな。こんなに人が多くない
ならコーヒー1杯でのんびりしていたいくらいです。

肝心のピッツアはマルゲリータとナポレターナを食べました。


同じ系統だったからあとでクアトロにしとけばよかったと後悔しましたが両方
ともとてもおいしかったです。特にアンチョビの塩辛さが程よくて、もうビール
が欲しくなってしまいました。やっぱりおいしいものはうまいです。

客席比で従業員が不足しているような感じに見えたけど閑繁忙の波を考える
とこればっかりは難しんでしょうが、もう少しコンパクトにしたらもっと
おいしく感じると思ったのも事実(うん?評論家??)。こんな成功した
お店を見ると私もやってみたい・・とか夢は広がるけど現実は相当に厳しい
とわかっているからやはり想像&妄想にしとこうっと。

でも、無目的というか、立志せずに大学に行くよりも中卒で職人になるために
一流の技を得ることのほうが”よりよい人生”を送ることができるように思い
ます。そりゃあの会社や公務員になるためには大卒資格が必要というのなら
いいでしょうが、ただなんとなくサラリーマン、という人は結果的に40過ぎに
後悔するんだと思いますが、それすらも”気づかない”人もいるでしょうから
結局、人生って”自覚した者”が勝つと思います。

ぞくぞくと押し寄せるお客の大群に驚きつつ一路帰路についたのでした。

家人が車中で ”やさしい” こと(笑)。
これで半年は大丈夫かな?






コメント
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