M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

今期終了

2007年10月29日 | Weblog
今年も沖縄目指して年初から始動したのですが思うにいかず我ながら情けない
ことに低きに流されてしまいました。これではあの子たちに偉そうなことは言え
ません。本当にお恥ずかしい限りです。

今年の敗因は”絶対的な目標”を持てなかったことだと思います。

あとは多忙を”言い訳”にする一番嫌な人間になり果てたことですか・・。
振り返ってみれば昨年と違い「精一杯やった」という自分を納得できるものが
なにひとつなかった。いくら出張が多発して自転車に乗る物理的時間がなかった
とはいえそれを言い訳にしてはいけないことは自分自身、十二分にわかっていた
ことであり、だからこそ臭いモノに蓋をするように背けてきた。


そんな気持ちで練習会に参加しても主催である私の目が死んでいる・・そう、
射殺すような殺気を出せないなら限界まで藻掻き倒すことは到底望めない。それを
他者に求めてもひとりでも意識レベルが合わないものがいたら全体が向上しない。
そう考えると仲良しクラブにしていた張本人は自分ではなかったか。
昨年後半は私が集合場所にいるとみんな嫌な顔をしていたように思う。今年は
どうだっただろうか・・。和気あいあい??練習についていけないことは十二分
にわかっていたからメニューを緩めたのではないか?だから私が走らない練習は
相当ハードになったんじゃないだろうか。


そんな者が”強いても”誰一人ついてきてくれるものはいない。そんな初歩的な
ことに気づかなかった自分が情けない。先日の馬並1号のブログや猫の独白で
今更ながら思い出さされた。そう・・私の師匠をはじめチェブロの面子は強制する
こともお説教をすることもなく、ただただ背中で語ってくれた。悔しかったら努力
しろと。そしてすべてを出し切らないと壁を越えることはできないことを。

簡単なことだ。
常に全力を尽くす。どんなに調子が悪くても来た以上はすべてを出し切る。
それが原点。かつてチェブロのエースだったヤン君にも、そして長野峠で死んだ馬
並1号にも語ったこと。それが教えであった。


そして先日参加したクラブの耶馬渓ツーリング。
激坂を喜んでのぼっていき頂上で「楽しい~」と満面の笑顔で語り合うクラブ員の
顔をみてこれが原点と気づかされました。いつの間にか難しい顔をして、そして頭
で自転車に乗っていた自分。

 ・楽しく
 ・全力を尽くす

そのためには言い訳をしない強烈な意志の力で常に自分に厳しく接すること。
そして一期一会の心構えで練習会では”射殺す”気持ちで今の自分と戦うのだ。


今年、はじめて200㎞を走る君たち。悔いなく全力で戦ってください。
そして文句のひとつも言いたかったでしょうが黙っていた皆さん、ありがとう。
来年この恩をお返ししたいと思います。


会社業務の関係で本日から来年2月までこのブログの更新を一時中断します。
再開=シーズンイン ということになります。来年、スタートは遅れますが
目標設定からきちんと行いこの反省を生かしたいと考えるところです。


 ※ポニーA君、ポニーT君、完走したら”馬”かな?


きらら浜に参加される皆様、来年に繋がるいい走りをしてください。

最後に更新ままならぬこのブログに脚をお運びいただきました70名あまりの
皆様ありがとうございました。また来年お目にかかりたくそれまで暫くご猶予
をください。

残りわずかになりましたが皆様にとって残す2007年がいい年になります
ように・・。
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せんぷれ アタッコ

2007年10月14日 | Weblog
日曜練習会。
諸般の事情によりはじめて伴走車を運転して客観的な視点でながめた。

前半戦は糸島3周回=12㎞→36㎞の模擬レース。
登り2個所とは言ってもともにOuterでいける程度。最終周回のみゴルフ場横
らくだ瘤頂上ゴールという設定。

平坦基本かつ”下り慎重という掟”があることから全く集団がばらけない。
力が拮抗しているとも言えるけどサッカーと同じで決定力がないからローテ入りの
高速サイクリングにしか見えない。集団内では微妙な駆け引きや揺さぶりがあって
いることはみていてもわかったけど、やはりここまでなのか?と考えてしまった。

集団から抜け出る力。そして逃げ切る力。

私たちレベルには絶対的に足りないもの。抜け出すことは経験を積めばできるが
逃げ続けることは(特にひとりで)余程の力がないとできない。だから懸けても
すぐに落ちてくることがわかっているからみなイーブンで追走する。

今日は個々の力技で勝負だったからだけど、もし私が普通に走れていたなら・・
2周目で猫が行った時にあえて集団の前を押さえて差を広げる。そしてブリッジ
かけて追いつき・・。とか。ローテで下がりながら目配せして2枚でかける・・
とか。兎に角、練習しないと力つかない。まぁ、今日は正々堂々の勝負だったから
の結果だけど、だからこそ思う。センプレアタッコということを。


ただ、見ていて感動した。
みんな集中していたし、何とか抜け出そうとしている、その必死さが伝わった。
自分のために・・すべてを出し切った先にしか進歩はない。みんなわかっている
んだなぁ~。馬並1号のなんとかしようという藻掻き。猫じゃらしの苦悩。
それを凌駕するチャリ馬鹿の経験値。でも何よりも猫の最後の着火。全部だし
尽くしたとわかりました。

それから調子悪いなりに何とかまとめようとしていたD君やポニーTの必死さと
諦めない姿勢。先輩としての威厳を十二分に見せてくれたS田君。

みんなやればできるじゃん(笑)。
多分、今年一番の練習会だったんじゃないかな。


と全部出し尽くしてもなお本日は第二ステージがあるのです。
(後談:今回、午後の部は余計でしたね)長野峠~グリーンロード~北山~熊川
~マゾ峠~長野峠 折り返し。さすがにみんなボロボロでしたがその中にあって
チャリ馬鹿はすごかった。沖縄80、120チャンピオン。200も十番台の
実力者。格の違いというかおそらく精神力のレベル差を見せつけてくれました。
ただただ圧倒されました。

午後の部はひとつだけ。
後ろを見てどうするの?離れていたら・・手を抜くの?? そんなことしていた
ら本当の練習にはならないよ。チェブロのアホは前方にバーチャルM政をイメージ
してそれを相手に死闘を繰り広げていたよ。奴は1回も振り向かなかったな。
今日、君は偉大な先輩である馬並2号に勝てたのか??

デュークN氏はマゾ峠をTOPでゴールした後、満面の笑みを浮かべながら自転車
から降りた瞬間に足腰立たずにそのまま転んだよ。すべてを出し尽くす。空っぽに
しないと満タンにはできないし、器を拡張することもできないんだよ。

あのS口君が長野峠の折り返しで潰れていたことがあるんだよ。
限界は自分で作ってしまうもの。意志の力ひとつで有限が無限に切り替わることを
今日、君はチャリ馬鹿を通して感じたはずです。伴走車に乗っていた者は彼の背中
にただただ圧倒されていました。そんな偉大なライバルと戦える君は幸せです。

私に君の身体能力があったら、絶対に今の君より速く走ることができる。
まずチャリ馬鹿には負けていない。圧倒的な力の差をもって引き離している。
君と私の差は”意志の力”だけです。


でも・・成長したじゃん^^¥


伴走距離  190㎞前後

コメント (4)
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日曜練習会

2007年10月07日 | Weblog
糸島周回。
1周=12㎞を11周。その目的は・・スタミナ+根性トレであります。

今日は 侍にチャリ馬鹿、A木と猫で計5名。
沖縄まで1ヶ月でもあることから沖縄参加者のための練習になります。

とにかくアンダーなのよAT値でスタート。侍+馬鹿を基本にA木と猫がヘルプ。
私は終始最後尾で必死こいてついていく。だいたい、こおいうのって最初速くて
あとでタレたれになり、あまつさえ途中でアタックとかしちゃってバラバラになる
のが常でありますが今日はとてもうまくコントロールできたんでないかいな?

当然のごとく6周終了時で脚が限界になりプチッときれてしまいました。ショート
カットつかってなんとか1周ゾンビになりましたがその後に完全にOut。
正直、脚が痛くてどうしようもなかったのであります。

最後まで走りきったのは馬鹿と猫。
馬鹿は私生活がようやく落ち着いてきたからだろう。昨年とは段違いの走り。
でも、今日はなんと言っても”猫まっしぐら”でした。どっかにペディクリーチャ
ムでも置いてあるんかいな?と思うほどの余裕の走りでした。

まぁ、+5㎏のこのお体では太刀打ちもできないか・・。


閑話休題


ところで終了後の寄り合にて・・”積極性”って大事だということ。
今日の練習でも自分から苦労をかってでないとね。同じ練習するんなら如何に自分
を人より追い込むことができるか?楽な練習しても効果はわずかしかないと思う。

これと同じことで自ら進んで積極的に行動しないと周りは評価をしてくれません。
空見上げていてもリンゴは落ちてこないんだよね。同様に”執念””粘り”も
大事。今の世の中、努力が報われないことが多いように見えるけどだからと言って
日曜練習会はこの流れに迎合はしません。”努力”は絶対に無駄にはなりません。

”君の自転車や人生にかける情熱”が本物かどうか・・私たちはどうすればわかる
んだろうか。そのオーラが人を動かし、飛躍的なレベルアップに繋がるんじゃない
のかな。

そおいうものって黙っていても通じるものです。
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戦うこと

2007年10月04日 | Weblog
今年はどうしようもない。

しかし、ひとこと言っておきたい。

意識レベルを下げることはしたくない。
自分が定めた目標に向かって切磋琢磨するために日曜練習会に来るんだろう。
だったら全力で来い。

Only1なんて結構。No.1になりたい奴だけが集え。
「自分なりに・・」はいりません。私にあわせなさい。

最近は薄っぺらい。
本気で喜怒哀楽を感じたことがあるか?本気で人と向き合ったことがあるか??
うわべだけの仲良しクラブ的なおつき合いでは人は成長しません。
死力を尽くすからこそお互いに成長するし、ひととしての厚みが増すのだ。

いつも思う・・「魚が腐った目」ばっかり。
相手を射殺すくらいのエネルギーが溢れ出る目を久しぶりに見たい。
気持ちを解放すれば身体のリミッターは外れます。


なんのために走るんですか?
もう一度言うけど「自分なりに」は何も残らないよ。

若さ=無限の可能性 に気づいて欲しい。君たちに無理な事は何一つないんだよ。
そのためには”自分を信じること”、”自分を律すること”そして相手に感謝する
気持ちを忘れないでください。

ひと皮剥けてくれ!
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