M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

【経過】抜釘

2019年03月19日 | Weblog
昨日、無事に抜釘が終了して先ほど退院しました。


手術時間は正味30分だったようですが全身麻酔だったのでその前後30分
の導入と覚醒時間を含めて90分ということでした。

こんなものが365日身体の中に入っていたのかと思うとなんだか不思議な気分
になります。ボルトで空いた穴の部分は当然空洞になっているわけでそこは脆いと
思うのですが大丈夫でしょうか?
と素人さんは質問したのですが「大丈夫です。」で終了。 う~~ん・・。

全身麻酔はいつの間にかに寝ていていつの間にかに目覚めるのですけど
目覚めた後はなんか朦朧としていて送管されていた喉の痛みとともに
気分が悪い時間がしばらく続いて嫌。

これで普通に日常生活を送れますよ、とお墨付きをいただきましたが
経過観察で1回/週の通院を数回でホンマの終了になるようです。

あとは損害保険会社との書類のやりとり・・・面倒やね・・。

***

ヒマな入院中に持ち込んでいたのが、


ほぉ~ FTP=体重*5倍 は誰でもいけます。ちゃんと練習していますか?
ですって・・。

ちゃんとしていないんだろうなぁ~(笑)。

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【経過】あれから1年

2019年03月17日 | Weblog
交通事故に遭ったのが2018年3月11日。
奇しくも東日本大震災の日でした。

搬送された川崎市民病院ではCT画像を確認した当直医から
あまりのひどさに「うちでは手術できない」と入院自体を断られそのまま帰宅。
翌日再訪してやはり受け入れ困難と言われて系列の大学病院を紹介されるものの
場所が自宅からとても遠い等あり、結構知られたスポーツ整形部があるご近所の
総合病院に受け入れ可否を確認してもらった結果、OKということになり転院。

翌日の転院先での診断の結果、「ほぼバラバラ」という形容で、こんなひどい骨折は
はじめて(みたことがない)で手術自体がどうなるかわからないが仮にうまくいった
としても腕は肩までしかあがらないだろう、と言われたのですがこの先生にまかせる
ことにしたのは、「(手術するの)わくわくしますね。」と笑顔で言われたからでした。

手術日は1週間後の18日。
手術は4時間30分超の時間がかかりました。

その後のリハビリの甲斐もあり1年後には腕は真上までとはいかないものの日常生活
に支障がない範囲まで可動域が広がるところまでになり、先月のCT検査で骨もちゃんと
成長しているとの診断で、ちょうど1年後になる明日、鎖骨プレートの抜釘手術を受ける
ことになりました。

除去するのは鎖骨部分だけで、肩関節の凹側真っ二つ破断を固定しているプレートは
このまま死ぬまでご一緒(除去するメリット・デメリットの医師判断)することになり
ました。

リハビリを担当していた療法士からは「実は〇〇先生は腕がよく、その先生が丁寧に
処置してくれたからここまで快復できたと思う」と聞かされ「長年勤めているとその手
の話は嫌でも聞こえてくるしね。」と症例ケース用にとお願いされた写真をとられながら
耳打ちされたりしたのですが、その療法士の方もまわってくる患者のカルテを見ながら
担当を決める立場の方でその人が私は自分で見ると判断されたようでなんだかいい人たち
に恵まれた結果、今に至ったようでございます。

現在、外泊許可をとって自宅です。
明日の午前中に手術して経過をみて退院日を決めるようですが2日後には戻れるかな、
との見立てでございます。

そろそろ病院に戻らないといけないので。

ではでは。
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2019/3/3・日:冷たい雨です

2019年03月03日 | Weblog
ひな祭りに東京マラソン。

昨日が3月下旬の天気を思わせる14.7℃で絶好の日向ぼっこ日和
だっただけに一転しての冷たい雨の本日はなんだかがっかりモード。

こんな雨の中、3万人もの人が走るのね。
1時間前には集合だと思うから風邪や低体温症になった人とか絶対に
ると思うぞ。その影響だと思うけど、傑選手は29キロで途中棄権。
天候に左右されたところはあるとは思うけどアフリカ勢は4分台で優勝
しちゃうんだからなぁ~世界との差はどんだけあるんだろうな。

「そうだ、ジムに行こう」

でございます。
天候に左右されす、安全・安心・安眠の3拍子(笑)。

起きた時間&レース観戦とあいまっていつもと違う遅い時間帯です。


こんな環境で2時間超のBTC推奨の有酸素メニューです。

画面の下のテトリスのブロックもどきがプログラムっす。
左のなが~~~い長方形がFTPの75%で30分のところです。
この途中で調子がわかりますが、本日は、

あっしの日ではなかった・・・。

のでございます。
1回目の91%-105%のユニットをなんとかクリアした即次の100%
であえなくDown。どうぢでも90%までしかあがらない ><。
なんとかもがいて地獄の5分間を生き延びました。

その後は回復させて次のユニットはきちんとクリアできたのでそこは合格。

でも、総合点はやっぱり

0点

なんだろうな。

「ロ~~ボコん、0点!」
ちゅうガンツ先生の愛情こもった(うん?)野太い声がきこえてきちゃうかな。

アタックしてゆさぶって、なんとか決めてから逃げよう、というシチュエーション
のFTP5分だと思うのですよね。このメニューの肝はこの5分になると個人的には
思っているわけで、そこがペケだったからなぁ~・・・。

ま、こんな日もあるか。

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【読書】エスケープ・トレイン

2019年03月02日 | Weblog


光文社
著者:熊谷達也
ISBN978-4-334-91264-2

画像が横向きなのはそんなもんということで。

2/23土にたまたま入った本屋さんで偶然見つけたその日にでたホヤホヤ
の本でございました。中身見ることなく即お買い上げで3時間ほどで読了
しちゃったのかなぁ~。

いい本です。

近藤史恵さんの白石誓シリーズはミステリー要素が少し入っていて謎解き
も楽しみながらロードレースの『リアル』をきちんと見せてくれてこれはこれで
ファンの方も多い(少なくともこのブログにお運びのみなさまは)と思いますが、
この本は、やっぱりちゃんとした人がちゃんと取材をしてきちんと書いていると
想像できる本当の『リアル』です。

全編を通して「うそくささ」を感じません。
物語のメイン舞台は全日本ロード。
しかも展開が昨年度?だっけか??
ほら、逃げ集団が30人ぐらいのっちゃって、メインの主役が結局からめなかった
という本当にレースのあやを思ったあの展開が下敷きになっております。

展開にはプロだけではなくホビーレーサーもからめてくるところはほぼリアル(笑)。


***


ロードレースって、逃げ=エスケープ ができて初めて展開がおもしろくなると
思うんですよね。それをタイトルにするところもなるほどなんですけど私が思うに
著者はそれだけのためだけにタイトルをつけたのではないな、と思いました。

レースに勝つためのエスケープ。
主人公の青年のこれまでの人生からのエスケープ。
ガラパゴス化している日本のロード界からのエスケープ。

まあ、こんなところは読まれた方はどなたでもわかると思うのですが私が特に
印象に残っているのは、ツールを何度も走った梶山さんがきちんと、というか、
しっかりと日本輪界のための恩返しといいましょうか、主人公を本場に送り出そう
と陰で動いているところです。

あああ・・・。1両編成になりがちだとは思うけど、トレインを作ってエースを
送り出そうとしている。それはおそらくかつての梶山さんもいろんな方々の陰に
日にの尽力があって本場で走ることができたと思うから、自分が受けた恩を次の
ためにちゃんと返す・・・弱小国はやっと芽吹いた原石を大切にそれでいて確実に
本場に届けることしかできない。

個の力が突出してようやくスタートライン。そのあとは運と自己犠牲にも見える
献身的な周りのサポートなくしてヨーロッパでプロとしては走ることは難しいと
思います。

いま出来ることは、、いや、舞台は、、おぜん立てはちゃんとしたぞ。
あとはお前次第だ。

でも俺は信じている・・・湊人。

なんだかそう言っているような気がしました。




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