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■高橋弘子第18回個展『わたしを忘れないで』 (2022年5月4~16日、札幌)

2022年05月16日 14時35分10秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 札幌を拠点に、精力的に制作・発表を続ける高橋弘子さん。以前からテーマとしているオオカミを描いた「わたしを忘れないで」は、1620 × 5212 ミリの大作。100号キャンバスを4枚つなげ、ギャラリー犬養の壁一面をふさぐほどの大きさです。
 向かい合う2頭のオオカミの目に金色が指されている以外は、全面がモノトーン。
 2頭が左右対称なため、静的(スタティック)な印象もある一方で、にらみ合い、いまにも飛びかかりそうな格好で中空に浮かぶケモノは、迫力たっぷりです。

 
 今回の個展では、筆者が訪れた際には、とくに作者の言葉などは貼っていませんでした。
 作者の思いを聞いてきましたが、内容が哲学的というか難解で、筆者の劣悪な頭脳ではさっぱりわかりません。

 絶滅した動物に、地球環境の変動や自然破壊の問題意識を見てとるのか、あるいは、作者の内に秘めた獰猛さや野生を読むのか、いろいろな見方が可能だし、それは鑑賞する側に委ねられているのだと思いました。
 月光に照らされた海辺もドラマチックで、なぜこういう舞台設定にしたのかなど、想像が膨らみます。


 ほかの作品は次のとおり。

 満月
 第一日目
 purify 20220503
 薄暮/月の石
 Home, sweet home
 新月

 いずれも小品ですが、やはりモノトーンのアクリル画です。
 

2022年5月4日~16日(月)午後1~7時、火曜休み
ギャラリー犬養(札幌市豊平区豊平3の1)

http://hirokotakahashi.net

□twitter @harutoki_k

過去の関連記事へのリンク
高橋弘子第12回個展『幻の椅子ーテレビとバナナとブーメランー』 (2017年10月)
高橋弘子第11回個展『たぶん世界に私しかいない』(2017年5月)

高橋弘子第8回個展『DAMAGED』 (2016)

高橋弘子第2回個展「Subjective observation」(2015)




・地下鉄東西線「菊水駅」2番出口(マックスバリュ)から約530メートル、徒歩7分

・中央バス「豊平橋」から約290メートル、徒歩4分

・地下鉄東豊線「学園前駅」「豊水すすきの駅」から約1.1キロ、徒歩14分


道順→ https://blog.goo.ne.jp/h-art_2005/e/c7ba5e2b2415abd15a2a0b87552c516b

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