東京上野の国立博物館平成館で開催されている「禅 心をかたちに」展を見に行った。
禅宗では、師から弟子への教えは文字ではなく五感をすべて使って悟るものだという。
興味深かったのは、鎌倉建長寺の開祖である禅僧蘭渓(らんけい)の教え。
「良い馬はムチの形を見ただけで走り出す、という諺があるが、そうではなく、ムチの気配だけで走り出す馬が本物の良い馬である」と弟子に説いたという。
師から教わったことを追随するだけでは悟りは開けない、ということらしい。
禅の教えに馬がたとえられるとは想像もしていなかったけれども、わが身に言われたようで妙に納得し、「渇」を入れられたように思った。
11月27日まで開催されています。
禅宗では、師から弟子への教えは文字ではなく五感をすべて使って悟るものだという。
興味深かったのは、鎌倉建長寺の開祖である禅僧蘭渓(らんけい)の教え。
「良い馬はムチの形を見ただけで走り出す、という諺があるが、そうではなく、ムチの気配だけで走り出す馬が本物の良い馬である」と弟子に説いたという。
師から教わったことを追随するだけでは悟りは開けない、ということらしい。
禅の教えに馬がたとえられるとは想像もしていなかったけれども、わが身に言われたようで妙に納得し、「渇」を入れられたように思った。
11月27日まで開催されています。