五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想①

2016年02月21日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年4月号

 

 表紙は、『桜Trick』より、春香さん!
 お菓子作りをしているようで、エプロン姿。
 カラフルな雰囲気が、楽し気ですね。
 
 

 今月の「連載スタートで賞」は、『しましまライオン』

 

 少女になった元動物たち!

 ゲストを経ての連載スタート!
 元シマウマの縞崎まこさん、元ライオンの来城いおんさんを中心に、
 ワニ、トリ、ハイエナだった少女たちが、人間としてすごす姿が楽しい作品。

 ライオンに追われる生活がイヤで人間になったのに、
 その元ライオンが、隣の住人になったというから、まこさん、お気の毒。

 でも、元ライオンのいおんさんは、シマウマ=まこさんと仲良くなりたくて、
 人間になったのだから、なかなか面白い関係です。

 今回は、いおんさんが金欠でお肉を食べることができないため、
 まこさんをはじめ、他の元動物な少女たちも加わって、いおんさんのために
 料理をするなんて話になって、仲良く楽しい雰囲気が素敵でしたね~。

 元動物という設定が、それぞれの少女の個性や関係性にかかわる点が、
 けっこうな面白味になっていると感じる内容で、今後も楽しみです!

 

 

【2月27日、コミックス1巻・発売!】
●やさしい新説死霊術 (鴻巣覚 先生)

  

 魔術師見習いな少女たち。

 リンリさんは、魔術師見習い。
 その友人ソレイユさんは、異端とされる「死霊術師」をめざす少女。
 もう1人の友人・倉子さんやトアさんなども加えつつ、繰り広げられる魔術な日常。

 今回は、温泉回!
 みんな水着で温泉に入っていますが、ソレイユさんは裸になりたがっていて、
 どうぞ遠慮なさらずに! と思わずにはいられませんでしたね(ォィ

 そこには、ミストラルさんもいたりしましたけども、
 ダスク先生のお仕事に関する話が、主な内容でありました。

 1人、皆とは離れて行動するダスク先生。
 リンリさんがついてゆくものの、そこで起きた出来事は、
 「魔女の遺産」にかかわるもので、ド派手にダスク先生が活躍していて、燃えました!

 リンリさんも思わず漏らすほど、ダスク先生が迫力満点。
 何だかんだでスゴイ人なのだな~と感じさせられましたけど、その「魔女の遺産」を
 置いていった客が、先生に関係ありそうな人で、今後の展開に影響ありそうでしたね。

 などなど、魔術師見習いたちの日常に、「魔女の遺産」がかかわってきたことで、
 大きな動きになりそうな予感・・・ いったい何が起きるのか?
 2月27日発売のコミックス1巻共々、今後も楽しみです!

 

 

【2月27日、コミックス1巻・発売!
●ハートオブtheガール (奥たまむし 先生)

  

 少女を攻略するゲームに巻き込まれた少女たち。

 女子校で風紀委員をつとめる真中のぞみさん。
 彼女は、女子を愛でるタイプの人で、日々登校する生徒たちを眺めては、
 至福の時を過ごしていたのですが・・・

 ある日、謎のゲーム「ハートオブザガール」に巻き込まれ、
 様々な少女たちを攻略することに!?

 とくに、城島カコイさんとの関係に悩むのぞみさんは、
 彼女を守るべく、カコイさんの攻略をめざすことになります。

 そこに、ゲームのプレイヤーであり、やはりカコイさんを狙うイクラさんや、
 のぞみさんの後輩たちなども加わって、少女が少女を取り合う展開に。

 といったお話ですが、今回はイクラさんと、のぞみさんを慕う後輩・モトさんが、
 関係を深める内容となっていました。

 街を歩くメガネ少女を攻略しようとしたイクラさんでしたが、あえなく惨敗。
 イクラさんには恋愛というものがわからないため、モトさんに相談する流れに。

 けれど、攻略のためだからと、再会したメガネ少女の胸をもむイクラさんに、
 責任を感じたモトさんが、自分の胸だけを触ってほしいとか言っていたのは笑!

 しかも、モトさんの胸をもんだイクラさんが、新たな世界の扉を開いていて、
 もう、どうなってんだこの人たち・・・と、半ばあきれつつも大笑いでした!

 これにより、イクラさんがおっぱい星人(宇宙人だけに)となったわけで、
 何だか妙な関係になってしまいましたが、いや、なかなか趣深いものですね(ぇ

 なんて感じたお話でしたが、少女が少女を攻略するというゲーム性が、
 ライトな百合風味で楽しませてくれる作品になっています。

 最近、面白さを増してきていますし、コミックス1巻も発売とのことで、
 ますます今後も、楽しみです!

 

 

【新連載!】
●魔王城のお姫様 (上下 先生)

  

 魔王に囚われたお姫様と、魔王配下のメイドたち!

 魔王城には、魔王が略奪した品が数多くコレクションされていて、
 その中にはグランハインの姫である、メルルさんの姿も・・・

 さぞ悲しみに暮れていると思いきや、のんきにイビキをかいて寝ていたり、
 起きても、のほほんと過ごしたりと、その危機感の無さが愉快です。

 そのメルル姫のお世話をするのが、魔王配下のメイド・ジーナさん。
 キツめな性格のしっかり者っぽいキャラクターで、メルルさんにも
 厳しくあたるものの、のんきなメルルさんとは、絶妙なコンビに(^^;

 また、もう1人のメイド・ドリィさんは、素直で可愛い性格なものの、
 壁を壊してしまうほどの怪力の持ち主というあたりが、面白かったり。

 そして、何だかんだで2人と仲良くするメルルさんの人柄が、
 素敵な雰囲気で、楽しませてくれましたね~。

 などなど、魔王の城に囚われたにもかかわらず、のんきにすごすお姫様と、
 彼女の世話をするメイドさんたちの交流が、可愛く楽しい作品になりそう
 ということで、新連載、期待です!

 

 

【ゲスト作品】
●汝ミミっ娘なりや? (のちたしん 先生)

  

 狼少女に出会った少女・・・

 来糸しずさん、高校入学で友達をつくろうと意気込んでます。
 が、教室にいたのは、狼少女、いわゆる人狼という存在で・・・

 普通なら、人狼を怖がる人間という構図のはずなのに、
 むしろ人狼である噛先ルカさんの方が、しずさんに怯えるという状況に。

 友達がほしいしずさんと、実は人間の友達がほしいルカさん。
 だけど、ルカさんは人間を警戒していて、なかなか打ち解けない。

 といった感じでしたが、グイグイ迫るしずさんに、しだいに心を開く様子が、
 可愛らしく素敵でしたね~。

 そして、友達になることを約束する2人。
 帰宅したルカさんのご機嫌な姿が、これまた可愛らしくて、
 それまでの怯えた姿との対比が、より安心感を覚えさせてくれました。

 人狼という人に恐れられる存在と、逆に人狼を虐げる人間の少女。
 そんな2人の友情が、爽やかに可愛らしく描かれているのが好感触でした。

 のちたしん先生は、お久しぶりの再登場ですよね?
 以前の作品だとゴチャゴチャしてわかりづらい印象を受けていたのですが、
 本作はスッキリしていて、なおかつ可愛さ倍増といった雰囲気。

 これは、しずさんとルカさんの友情を含め、人狼という存在が、
 素性を隠しつつ、どのように学園生活を送るのか、面白くなりそうですので、
 ぜひとも、つづきに期待したい所です!

 

 

●マグネティック❤ (十時 先生)

  

 帰宅部な少女2人は、引かれ合う…?

 伊澄さんと理乃さんは、帰宅部。
 マジメで常識人な伊澄さんに、ちょっと変わった所のある理乃さん。
 そんな2人の関係が、楽し気な4コマ作品です。

 アニメやゲームが好きな理乃さんの金銭感覚に、伊澄さんはついていけなかったり、
 割とちぐはぐな関係かと思いきや、何だかんだで仲良しっぽい雰囲気が、
 素敵に感じられましたね。

 また、変わり者の理乃さんは、学校では成績優秀でクールというのも面白い所。
 まあ本人は、伊澄さんのメイド姿を妄想しているだけだったりするのですが(^^;

 そして、2人の仲良しっぷりが、百合風味に感じられる場面が色々あって、
 そのあたりも面白味になっていました。

 などなど、正反対っぽいタイプながらも、引かれあっている少女たち。
 そのやりとりに魅力を感じましたし、もちろん、つづきに期待です!

 

 
●サーヴァント・ドール (桜もち 先生)

  

 お嬢様学校に入学した庶民な少女と、彼女のメイドと・・・

 観月紅奈さん、憧れの全寮制学校に入学。
 ところが周囲には、メイド付きのお嬢様ばかりがいて、格差を痛感!
 なんて思っていたら、紅奈さんのメイドだという少女が現れて・・・

 といった感じのお話。
 クラスの自己紹介が、メイドは何人いるという内容になっていたのは笑!
 そのあたり、お嬢様たちのステータスになっているのでしょうか(^^;

 紅奈さんに声をかけてきた御影かんなさんと、メイドの穂波葵さん。
 この2人の関係も、ふつうの友達っぽくて面白かったですね。
 むしろ葵さんの方が立場が上っぽいのも。

 そして、突然現れたメイド・ももかさん。
 彼女は、紅奈さんの姉に頼まれたやって来たというものの、
 紅奈さんに思い当たることがなく、謎の人物っぽい所が、ミステリアスでした。

 終盤、ももかさんの正体が明かされますが、これがファンシー&ファンタジーで
 素敵な雰囲気を作り上げていたのも、よかったですね~。

 などなど、お嬢様学校に入学した庶民な少女と、そのメイドと名乗る少女。
 面白い舞台に、面白い関係の少女たちの物語ということで、つづきに期待です!
  

②へつづきます。
 


◆ まんがライフオリジナル 感想➁

2016年02月18日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2016年3月号 のつづきです。

 ①は、『だから美代子です』 『のみじょし』 『ちぃちゃんのおしながき』
    『よっけ家族』『よんこまのこ』 『sweets girl』
です。
 
 

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

 巻頭カラーな今回、学校行事のゴミ拾い。

 あつしくん、タバコを拾っていると、タバコを吸う教師に間違われたり、
 相変わらずな所が面白い(´▽`;) 成人向け雑誌を拾っても、違和感ないし(ぇ

 その成人向け雑誌の処理法も、見事でしたね~。
 はじめ隠そうとした友人たちでしたけど、結局は大人に処理を任せるとは、
 感心の対応でした。

 

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生) 

 コミックス15巻、ほやほや発売中! そんな今回、春の到来。

 ということで、花粉症が厳しいお兄ちゃん、大変そう。
 また、新聞に載っている入試問題を、ミカちゃんに「できる?」と聞かれて、
 「もちろん!」と答えつつ、フェードアウトしていたのは笑!

 そして、動物たちも元気。
 タローくんが「視界の隅に現れる白い影」を追おうとして、無駄に苦労していたり、
 パソコンに猫たちが寄り添って暖をとっていたりと、可愛らしかったです。

 

●銀子の窓口 (唐草ミチル 先生)

 銀子さんと買い物に行くねこさん。

 銀子さんのお目当ては、クラゲというから面白い(^^;
 まあ、それは名目で、ねこさんと一緒に行きたかっただけなのかも。

 レジでクレジットカードのセールスをしていたのは笑いましたが、
 はしゃぐ子供たちに、ビシッと注意していたのはカッコよかったですね。
 『「自分ひとりくらいいいだろう」その甘えが間違いや損失を生み出す。』
 の言葉には感服でしたけど、思い当たるのは大人でも同じかな(´▽`;)

 

●もしも部 (ノッツ 先生) 

 今回のお相手は、吹奏楽部の伊吹さん。

 ちょっとトロくて、失敗も多いけれど、努力家。
 そんな彼女に惹かれる少年の、心の動きがモノローグで語られつつ、
 甘酸っぱい青春模様が繰り広げられています。

 メトロノームに象徴される時間の流れが、とてもロマンチック・・・
 でしたけど、これも全部妄想なのだから、あきれるべきか感心すべきか(^^;
 そりゃ、夏目くんも「時間の無駄」って言っちゃいますよ!

 

●春が来る (仙石寛子 先生)

 シーズンゲスト! おなじみ、母と子の物語。

 春が来ることに、なぜかお冠な母上。
 その理由が太ったから、というのは、何となくわかります。
 冬なら厚着で良いけれど、温かくなれば薄着にならざるを得ませんからね。

 やっちゃんにはどうでもいい話だったようですが、それでもダイエットを勧め、
 ウォーキングと称してお出かけする様子が、まあ、いつもの母子だなと(^^;
 菜の花と青空と、母の歌。 そのハーモニーが、爽やかに素敵でしたよ!

 

●ばつ×いち (おーはしるい 先生) 

 ナンジャくんの様子がおかしい?

 深刻そうなので、遠慮して理由を聞かなかった由依さんですが、
 マスターいわく「へこんでるアピールかましてるだけ」というのは笑!
 そんなわけで、理由を聞いてみると・・・

 好きな女の子がいたのに、他の女に恋をしてしまったという話。
 うん、現実であれば深刻ですが、アニメの話なので、まあ・・・と思ったら、
 由依さんまで深刻な話だと理解していたのは愉快でした! 本気は本気か~。
 「堂々と2人の女を愛する」という言葉には大笑いでしたけど(´▽`;)

 

●エデンの東北 (深谷かほる 先生)

 大忙しな吉田家の朝・・・

 そんな中、あきらくんが外で何かを見つけたようで、おかーさんを連れ、
 外へ行きますが、用事とは関係ない事だったため、あきらくん、注意されてます。

 それから忙しそうなおかーさんに、声をかけられないままのあきらくん。
 「おかあさんとおはなししたかったの でも」の言葉が、痛切に響きましたね~。
 忙しい中でも、放っておいてはいけないこともある。
 そんなことを感じつつ、あきらくんに付き合う母心に、感服でありました!

 

●幼なじみリレイション (安西理晃 先生) 

 バレンタインだけでなく、ホワイトデーも大事な日。

 ということで、未来さんへのお返しを考える紘くんでしたが、
 珠鈴さんも友チョコのお返しをというので、2人でクッキー作りすることに。
 そこには、元気のない未来さんを元気づけようとする動機があって、微笑ましい。

 しかし、出来上がるのは失敗作ばかり・・・だったものの、
 呆れつつも失敗作を口にした未来さんが笑みを浮かべ、それを見た紘くんが、
 彼女を元気づけることができて、無駄ではなかったと考えていたのは、良かったですね。
 心を込めることの大切さを、感じられた気がします。

 


◆ まんがライフオリジナル 感想①

2016年02月17日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2016年3月号

 

 表紙は、早くも春の空気。
 つぐみさんやミカちゃんが花を、京子さんは桜の花びらを手に・・・
 あつしくんとあつみさんはドーナツを食べてますが(^^;
 
 

 今月の「アンコールゲストで賞」は、『先生ロックオン!』

 

 コミックス2巻の好評御礼アンコールゲスト!

 ということで、バレンタインの2人が描かれていましたけども、
 まあ、初々しい京子さん(33歳)が可愛らしかったですね~。

 その後、ホワイトデーの準備をする大和くん。
 友人や姉上に相談するも、女心の面倒くささを知ったり、
 下着を勧められるなど、あまりはかどならない様子が、可笑しかった(´▽`;)

 けれど、それだけ真剣に、京子さんに渡すものを考えた大和くんは、
 じゅうぶん彼氏として、彼女を想っているのだと、わかりますよね。
 久方ぶりの2人のやりとり、楽しかった!

 

 

【2月27日、コミックス2巻・発売!】
●だから美代子です (むんこ 先生)

  

 ひなまつりは、女子会!?

 子供たちの会話から、ひなまつりこそが「女子会」の起源だと考えた美代子さん。
 それをわざわざ、買い物の途中に帰宅して、伝えていたのは可笑しかった!

 ということで、今回は男子禁制、ひなまつり女子会を開くことに!
 ガールズトークとか言ってますけど、内容的にはあまり可愛くなかったり(^^;

 しかも、ドレスコード=かわいいかっこ とのことで、
 美代子さん、お義母様、林田さん、食堂の奥さん、それぞれ可愛い格好になって、
 まるでコスプレパーティの様相を呈していたのは、楽し気でありました。

 林田さんが持ってきた10代向けファッション雑誌をネタに、
 盛り上がろうとしたところ、中身が意外とドロドロしていたのは笑!

 でも、何だかんだでガールズトークは大盛り上がりで、とくに林田さんの
 子供(妊娠9ヶ月)の名前を考える場面は微笑ましかった・・・

 のですが、夫婦から一字ずつ名前を取ると、
 国民的アニメのお父さんの名前になってしまうのには、大笑いでした゜(*゜´∀`゜)゜
 それぞれの名前と、4コマ目の絵で、理解できてしまうネタが秀逸ですね~。

 などなど、愉快な女子会模様でありましたが、
 ラストは、除け者にされていたお義父様が、グッジョブでしたね。
 なんて感じで、今後も楽しみです!

 

 

【3月7日、コミックス3巻・発売!】
●のみじょし (迂闊 先生)

  

 缶詰で、呑み!

 家飲みをする道子さんでしたが、コンビニで見つけた
 「ムール貝の白ワイン蒸し」を肴にした所、これが大ヒット!

 ひょいぱくひょいぱくと食べては、ごっごっごっごっとビールを一気飲み。
 あまりの美味しさに興奮しまくる姿が豪快で、見ているだけで美味しそう。

 そこで、ほかの缶詰も試したくなる道子さん。
 着替えが面倒だからと、パジャマの上にコート姿で飛び出していたのは愉快!
 というか、それで痴女気分を味わうって、どうなのよ(´▽`;)

 でもおかげで、これまた美味しそうな缶詰の数々を入手。
 ビールも進み、ウィスキーまで欲しがる道子さんの様子に、
 読者の私も食欲促進されてしまう気分でありましたよ!

 ただ、出費の方はいささか大変なようでしたけど(^^;
 確かに缶詰はそこそこしますからね・・・ まあ、美味のためならやむなしか。

 などなど、缶詰と飲みの組み合わせが、豪快にして爽快だった今回。
 これは私も試したくなる内容だったかも? なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス12巻、ほやほや発売中~!】
●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)

  

 卒業の季節・・・

 ということで、仕事しない三葉さんを、みづはから卒業させようとする
 ちぃちゃんの容赦なさに笑゜(*゜´∀`゜)゜ 

 そんなこんなで、春が近づいてくることを感じますけど、学生さんにも春到来?
 何やら、先輩の女性を連れてきて、チャンスをものにしたがっている様子。
 まあ、ちぃちゃんは子供なので、よくわかっていないようでしたが(^^;

 そして、白魚の季節とのことで、白魚料理の数々が並んでいたのは、
 上品に美味しそうで、さすがちぃちゃんといった趣でしたね。

 学生さんも、ちぃちゃんから聞いたうんちくを披露して、点数稼ごうとして、
 ちぃちゃんは不満に思っていましたけど、まあ、このあたりは仕方ないですかね。

 そこから、なかなか良い雰囲気になる学生さんと先輩さんでしたが・・・
 結局、学生さんは学生さんだな~というオチが、まだ肌寒い季節であることを
 感じさせてくれましたね、ドンマイ!(ォィ

 などなど、白魚の季節に、卒業シーズン。
 美味しい料理もあれば、苦い酒もあるということで、新しい季節へ向かいましょう。
 なんて感じに、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス3巻、発売中!】
●よっけ家族 (宇仁田ゆみ 先生)

 

 幸人くん、マラソン大会と進路の話と・・・

 校内マラソン大会で、体力の衰えを感じる幸人くん。
 部を引退した後、受験のために運動不足になっていたことが原因ですが、
 ゆうくんは引退後も走っていて、体力を維持しているのが示唆的でしたね。

 受験という大きな壁は、幸人くんにも厳しそうで、
 第1志望の県立高校は黄信号らしく、複雑な思いを抱えていそう。

 一方、ゆうくんは順調のようで、そこで幸人くんがきちんと
 祝福の言葉を述べていたのは、立派でしたね~。
 ちょっとだけ言葉に詰まっていたのが、彼の内心の動揺を感じさせてくれます。

 それでも腐ることなく、ゆうくんが引け目を感じている所に、
 気にするなと笑顔で元気に声をかけていたのが、好感触でありましたよ。

 マラソンにせよ、受験にせよ、コツコツと努力しているゆうくんが、
 結果を出していたのは当然で、そのことを幸人くんも理解している。

 内心はモヤモヤがあるのだけれど、それは自分に原因があるわけで、
 だからこそモヤモヤが強まってしまうという、心の動きに共感を覚えたり。

 そこで、走り出す幸人くんでしたが、最後にふとしたことで吹っ切れたようで、
 このあたりの心の動きにも、微笑ましく納得できたりしました。

 などなど、マラソンと受験の共通点を感じるお話でしたけど、
 そこに少年の心動きが重なって、見事な内容になっていたと感じます。
 幸人くんの受験、うまくいくのかどうなのかを気にしつつ、今後も楽しみです!

 

 

【2月18日、コミックス5巻・発売!】
●よんこまのこ (重野なおき 先生)

  

 インフルエンザとか、野球とか・・・

 小学生、インフルエンザにかかっても、学校を休めると喜ぶのは、わかるかも(ぇ
 でも大人の場合、重症にならないか心配するし、仕事などで長期の空きができて
 不安を抱いたり、なかなか喜ぶとはいきませんけどね(^^;

 【おしい推理力】2015年のクリスマスの朝、るいくんがサンタについて
 状況から推理を進めていましたけど、的確なことを述べつつも、
 結局は気付ていない所が可笑しかった(´▽`;)

 そして、【インドアか】【10年後わかりそう】【イスが温かくてつい】の3本。
 重野先生が、草野球を神宮球場でやることになって大興奮!

 だったものの、子供たちの反応は冷めていて、その凄さがわかっていない。
 それは仕方ないのですが、あいちゃんに至っては、パパが野球することすら
 どーでもいいといった反応だったのには、大笑いでした!(酷)

 父のテンションと、子の冷めた反応。
 球場には、るいくんがついてきたものの、そこでも2人のテンションの違いが
 可笑しさを感じさせてくれました。

 でも重野先生、ここで快挙を見せていて、これでるいくんも興奮するかと思いきや、
 このオチ・・・先生、お気の毒! でしたけど、ネタになってよかったのかな(ォィ
 なんて考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】
●sweets girl (アサナ 先生)

  

 ケーキ屋で働くことになったケーキ大好き少女。

 小さなケーキ屋「ラ・ターシュ」で、バイトすることになった赤井苺さん。
 バイトしに来たはずなのに、ケーキを食べたいという欲望を抱えてます(^^;

 オーナシェフの杉田圭紀くんも、ケーキと結婚したいと言うくらい 
 ケーキ好きのおかしな人で、そうした個性的な面々が楽しい4コマになってます。

 同じくバイトの栗田蘭さんは、外見や言動はヤンキーだけど良い人。
 黒瀬心愛さんは、接客なのに面倒だからと隠れてしまう人。

 そんな人たちのケーキ屋模様が、愉快に繰り広げられています。
 何だかんだで、店のケーキを食らい尽くす苺さんが、一番ひどかった気も(´▽`;)
 ここから、どのような日々が始まるのか・・・ つづきに期待です!
   
 
②へつづきます。
 


◆ まんがタイム 感想➁

2016年02月16日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2016年3月号 のつづきです。

 ①は、『アカネんちは結婚相談道場!』 『神シュフ☆エンタ』
    『けいさつのおにーさん』 『女神さまと呼ばないで!』 『わらいだね』
です。

 多忙につき、感想遅れております。
 しばらく続きそうなので、どうなることか・・・
 
 

●まりあ17 (むんこ 先生)

 苦い想い出を、甘くする?

 ブタ満月くんと交際して3ヵ月の温子さん、彼の大好きなラジオ番組が終わる
 とのことで、慰めたいと思っているようですが、もう1人、失意の人が(^^;
 まりあさんもショックを受けていて、そのドン底模様が可笑しかった!

 ただ、ブタ満月くんはバレンタインに苦い想い出を持っていて、
 それをやわらげてくれたのがラジオ番組だったというのは、ちょっとしみじみ。
 しかも、その時の投稿をまりあさんが覚えていたおかげで、彼にも温子さんにも
 ハッピーなバレンタインを演出できていたことが、素敵でしたよ!

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生) 

 入浴は日課!

 という患者さんに、入浴規制は辛すぎる! クレーム受ける榊先生。
 なんてお話でしたけど、不潔恐怖症というよりは「習慣を実行できない気持ち悪さ」
 という滝沢先生の指摘に、とても納得感がありましたね。

 また、患者さんによる手術前のムチャ振りなどは、不安の裏返しであるという話にも、
 なるほどと思えて、そのことを理解できている医者&看護師陣が、頼もしかった。
 ラストの「お姫様コース」は、たしかにクセになりそう(´▽`;)

 

●大家さんは思春期! (水瀬るるう 先生)

 チエさんのチョコ菓子特別教室!

 まずは、レイコさんと試作してみたものの、レイコさんの料理ベタは趙ド級!
 けれどその失敗が、むしろ教室では役に立っていたのが面白い・・・
 「やってはいけない例」としてですが(^^;

 それでも、すぐに上手くできる人は多くなく、チエさんのフォローが光ります。
 佐々木くんなどは邪念をもっていたものの、それをチエさんが威圧していて笑!
 何だかんだで、出来上がったチョコ、美味しそうでしたね~前田さん羨まし。

 

●おひとり食堂 (櫻井リヤ 先生) 

 雨で、なかなかお客様が来ない・・・と思いきや?

 いつの間にか、ひっそりと座っていた女性が1人。
 何でも、存在感が薄いとかで、タクシーも止まってくれないほどとか(^^;
 そんな彼女と誠一郎くんのやりとりが、面白おかしかった今回。

 薄い存在感の割に、食べる物はパワフルで、そのギャップが楽しかったり、
 コンプレックスを持たずに淡々と行動するあたりが頼もしかったり、
 バンド姿の誠一郎くんに気付く洞察力を持っていたり、個性は濃い人でした!

 

●秘書の仕事じゃありません (東屋めめ 先生) 

 スリット秘書対決!?

 文芳商事の佐竹さん、スリット秘書として中田さんのライバルとなるか?
 中田さんはスリットスカートを嫌がっているのに、佐竹さんは張り合っていて、
 しかもスリットの入っている部分が胸のあたりというのが、艶めかしい(^^;

 でも、普段はスカーフで隠せるので、中田さんよりはマシなのかな(ぇ
 それにしても、中田さんがスリット秘書として有名になっていたのは笑!
 でも、スリットだけしか特徴を覚えてもらえないとか、フビンすぎ~。

 

●さわらせてっ!あみかさん (トフ子 先生)

 今回、かがりさんの三者面談!

 ということで、バイト半休により、まひろさんの気力が奪われていて笑!
 バスでも、いつもの女子が隣になれず嘆いてましたし、あみかさん大人気。

 そして三者面談では、かがりさんの担任・絹川先生もいて、
 猫背で声の小さいタイプではありましたけど、背筋を伸ばした姿は、
 あみかさんも思わずときめくカッコよさ! なかなかよさげなキャラクターです。
 それにしても、ラストのバス女子、妙なことを言い出していたのは、大笑いでした!

 

●前を向いてみよちゃん! (沼ちよ子 先生) 

 今回のみよさんは・・・?

 なんと制服姿で、ダンナさんを起こしに来ていて、もはや何のプレイだと(ォィ
 しかしそんな所を、まさか球児くんに見られてしまっていたのは、愉快!
 それでも、現役高校生と並んで違和感のないみよさん、素敵です。

 球児くんも純朴で、むしろ戸惑っていたのは可愛かったですし、
 「ユニークな奥さん」だと評していたのも、好感触。
 みよさんのほんわかな人柄ふくめて、良い雰囲気の空間が作られていますね~。

 


◆ まんがタイム 感想①

2016年02月15日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2016年3月号

 

 表紙は、オリオン座になった課長さん!?
 「夜空に光り輝くお笑い星」とのことで、
 それを見上げるイブキさんと、まりあさんがいます(^^;
 
 

 今月の「無表情で賞」は、『鉄仮面のイブキさん』より、イブキ&イブキ父!

 

 今回、巻中カラーで2本立て!

 犬を拾ったイブキさん、飼おうと父上に持ち掛けるも、父上は許可せず!
 けれど、仔犬の可愛らしさには参っている様子で、もろくも崩れ去ったり(^^;

 その際、父娘2人のやりとりが、無表情なだけに可笑しくて、
 仔犬を可愛がっているのに無表情という、そのギャップに大笑いでした!
 自分たちでは、あまりの可愛さに表情がゆるんでいると思っているのが、なおのこと。

 また、母上も登場していましたけど、母上は表情があって、しかもイブキさん似。
 なので、喜多くんが感動していたのも、また愉快でしたね~。
 イブキさん、外見は母親似で、表情が父親似なのか・・・

 

 

【新作登場!】
●アカネんちは結婚相談道場! (大乃元初奈 先生)

  

 女性3世代、道場やってます!?

 彩茜さん、15歳。
 ふつうの女子高生と思いきや、家が道場とのことで、なかなかの腕っぷし。
 しかも道場主は母・葵さん、さらに祖母・緑さんも一緒という家族構成。

 そんな女性3世代を描く4コマ作品になりそうですが、
 さらに、緑さんは結婚相談所をやっているらしく、このあたりがタイトルに
 関わってきそうですね。

 ただ、茜さんは「普通」になりたいようで、道場を継ぐ気はなく、
 母・葵さんとやり合っていますけど、もうすでに普通ではないような(´▽`;)

 葵さんも、一見おっとりした雰囲気なのに、腕っぷしは一流なのだから、
 そのギャップに面白味のあるキャラクターとなっています。

 ここに、緑さんの結婚相談所が、どのように関わって来るのか?
 など気にしつつ、つづきが楽しみです!

 

 
●神シュフ☆エンタ (胡桃ちの 先生)

  

 働く妻と、主夫と子、そんな3人暮らし。

 神使家のきーちゃんさん、朝、エンタさんに起こされております。
 何でも、大事な会議があるとかで慌ててますが、
 そこへコーヒーとスープを持ってくるエンタさん。

 時間ないからコーヒーだけでいいと言うきーちゃんに、
 【殺し文句】で、スープも飲ませるエンタさんが、なかなかやりますね。

 そして、しっかり服装を整えて、お仕事へ行くきーちゃんと、
 彼女を送り出すエンタさんといった感じでしたけど、彼はそのまま家に。

 まだ赤ん坊のしーちゃんを世話しつつ、家事をこなす主夫のようで、
 その朗らかな働きっぷりが、爽快に楽しかったですね~。

 疲れて帰って来たきーちゃんを、きちんともてなすあたりも、心地よかった。
 タイトルから、エンタさんは凄腕(?)の主夫のようで、家事をこなし、
 妻を労わり、子を慈しみ、といった活躍が中心になりそう。

 3人家族、その暮らし。
 どのように描かれてゆくのか、楽しみです!

 

 

【ゲスト登場】
●けいさつのおにーさん (からけみ 先生)

  

 警察官のお仕事4コマ!

 まんがタイムジャンボにて、連載中! コミックス1巻、発売中!
 穂苅士朗さん(26)と、手塚衛さん(42)は、それぞれ巡査と巡査部長。
 そんな2人が警察官として、日々お仕事する姿を描いた4コマ作品です。

 今回は、酔っぱらいのお相手をする2人。
 夜のパトロールで遭遇することが多いとのことで、ケンカを止めるつもりが、
 逆にからまれたりと、大変そうです。

 しかし、そこを笑顔で「交番で」お話をお聞きしましょうか?
 といなしてしまう手塚さんが、さすがすぎます(^^;

 また、酔っぱらいの多い理由=金曜夜ということに気付く穂苅くんでしたが、
 曜日の感覚がおかしくなっている背景に、「交番勤務あるある」があって、
 そのあたりも興味深く楽しかったですね~。

 それにしても、邪険にされても仲裁にはげむ警察官の方々には、
 頭の下がる思いですし、酔っぱらう人も、普段は真面目なタイプの人もいて、
 人生いろいろ、生活いろいろといった雰囲気にも、しみじみしちゃいます。

 などなど、酔っぱらう人たちに苦労する警察官さんのお話でしたが、
 こうした日常の細かなトラブルに、警察官の人々が対応してくださることも、
 ありがたいことだな~と感じつつ、今後も注目です!

 

 

【最終回!】
●女神さまと呼ばないで! (たみふる 先生)

  

 敬われ女子と、がさつ女子、その物語も・・・ 最終回!

 最後は、神奈さんがケガをして、自宅療養することに。
 そこでお見舞いに行く涼さんでしたが、他の人たちもついてきて・・・

 といった感じに、神奈家に大勢の人たちが集まっていたのが面白い。
 行列になるほど人気の神奈さんですが、以前のように遠巻きにされることもなく、
 距離の近づいた雰囲気が、微笑ましく楽しかったですね~。

 涼さんがいてくれたおかげと述べる神奈さんに、「神奈の人徳」が大きいと
 謙虚に考える涼さん、互いに互いを認め合い、大事に思っている所がよかった。

 また、藤ヶ丘さんもやって来て、素直でないお見舞いの言い訳が愉快だったり、
 何だかんだで面倒見の良いところが、好感持てたりでありました。

 神奈さん、涼さん、藤ヶ丘さん、3人それぞれの個性も、
 互いの影響でバランスがとれてきて、良い関係だな~と感じたり、
 これまでのことを考えると、感慨深くすらありますよね。

 本作は、女神のように慕われつつも、遠巻きにされてしまう少女と、
 ガサツだけど気の良い少女との交流が楽しい4コマ作品でした。

 そこに“女神さま”と張り合う後輩さんも加わって、
 ますます愉快になってきていたのですが、これにて完結、最終回!
 楽しませていただきましたー!

 

 

●わらいだね (大澄剛 先生)

  

 お笑いの星をめざす父と、そんな父親を嫌う子の物語も、最終回!

 最後も、やっぱり父親を拒絶する息子・保くんでしたが、
 魚屋さんとの会話から、少しは認めているっぽいことがうかがえて、
 微笑ましい最終回となりました・・・かな?

 笑いという舞台で、ひたすら頑張り続ける正雄さんの笑顔は、
 様々な人たちに笑顔を与えているように感じますが、
 とくにエミさんに対する影響は大きかったようですね。

 このあたりの話は、前回描かれていて、エミさんが本物の笑顔を
 見せるようになったのも、正雄さんのおかげだったと思われますし、
 「他人と繋がりたくて」笑ってるという言葉も、しみじみと感じられました。

 笑顔で広がる世界、笑顔が広がる世界。
 そんなことを感じる言葉に、本作のテーマを垣間見れた気がしますね。

 また、エミさんの語る保くんの話も、なぜ彼が正雄さんに衝突するのか、
 その背景をきちんと捉えているようで、納得感がありました。

 まあ、ラストはやっぱり、余計なことをした正雄さんに、保くんが怒るという、
 いつも通りな感じでしたが、それでこそ本作らしいと言えるでしょうね(^^;

 本作は、保くんの怒りが目立つちつつも、正雄さんを中心に、
 様々な人たちの笑顔が、印象的な作品だったと感じますし、そこが魅力でした。
 なんて考えつつ・・・ 楽しませていただきましたー!

 

 

【まんがタイム 月間新人展】
・メガラブッ! (かおり 先生)

 

 世界はメガネで出来ている!?

 メガネ愛が深すぎて、言動がおかしくなっている少女。
 そんな彼女を中心に、とにかくメガネメガネな4コマ作品です。

 メガネに関する祈りをささげる少女の至福の表情。
 メガネをかけていない男子を見たときの驚きの表情。
 その男子を注意するときの表情など、少女の表情が豊かな点が印象的でした。

 裸眼族に対する失望なども面白かったのですが、
 その裸眼族な男子くんが、まさかのメガネ男子だったのも、
 意表を突きすぎていて、可笑しかったですね~。
 
 

②へつづきます。