五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがくらぶオリジナル 感想①

2014年05月26日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2014年7月号

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 表紙は、あつみ&沙夜さん!

 そろそろ暑くなりはじめる頃、制服も夏服にかわって、さわやかです。

 他にも、人気作いろいろ、盛りだくさん!

 

 

 今月の「良いキャラクターで賞」は、『まほろばきっさ』より、五条マリさん!

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 前回、店を訪れた彼女も働くことになりましたけど、その個性が際立って面白い!

 凛々しいタイプではあるものの、どこか抜けてて、男性が苦手なマリさん。

 後輩女子にはモテモテで、自信満々にふるまっているのに、

 男性客には近づけないし、近づけば緊張でウブな乙女に(^^;

 ふだんの凛々しさ ⇒ か弱い乙女への変化が良いギャップ感ですし、

 何より彼女の登場で、作品にアクティブさが加わったのは、かなり良いです。

 

 

 

【5月30日、コミックス2巻・発売!】

●のぶながちゃん公記 (くりきまる 先生)

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 斎藤家からの会見の申し込みに、おびえる信長ちゃん(^^;

 逃げようとするものの、沢彦和尚に制止され、吊るされていたのは笑った゜(*゜´∀`゜)゜

 美濃との同盟は織田家にとっては重大事項。 関係強化が望まれる状況ですが・・・?

 

 会見準備に忙しい帰蝶様たち。

 津島へお菓子を取りに行くことになりますけど、信長ちゃんを行かせるとは(´▽`;)

 そこで会ったのは、吉乃さんと、彼女が引き連れてきた川並衆。

 その頭である蜂須賀小六さんは、秀吉との関係で有名ですよね。

 武勇というよりは、調略・折衝役として活躍した人物というイメージがあります。

 

 そんな小六さんとの出会いが描かれつつ、

 信長と川並衆とのつながりを印象付ける内容になっているのは、お見事でした。

 しかし、帰蝶様が“怪物”になる副産物付きとは(;´∀`)

 そして、いよいよ斎藤道三との会見へとのぞむ信長ちゃん。

 川並衆を味方に付けて、ちょっとだけ強気になっているのが面白かった!

 

 ということで、斎藤道三との会見へ向かう信長ちゃん。

 あの有名な会見が、どのように描かれるのか・・・

 コミックス2巻が、5月30日発売ということで、そちら共々、今後も楽しみです!

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●龍女生徒会っす! (野広実由 先生)

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 文化祭へ向けて活気づく龍女!

 黒虎さん統率のもと、一丸となる生徒たち。

 卯崎さんも学園祭実行員として活躍してるようで・・・ って、誰でしたっけ(ォィ

 黒虎さんに憧れる生徒で、第1話から登場。 【名前初めて出ました】とか(´▽`;)

 

 そんな今回、フォークダンスの相手となる玉ノ江高校の校長と、生徒会長が訪問!

 しかし、生徒会長の羊山純くんは、やたらと臆病で、龍女の生徒を前に震えてばかり。

 「ケンカとか僕だめで・・・」と言っちゃう、だいぶ頼りない男子・・・

 と思っていたら、臆病なわりに、黒虎さんの攻撃を平然とかわすかわす。

 かと思えば、泣いてしまったりと、その体術とメンタルのギャップが面白かった!

 

 フォークダンスへ向けて、男子とのかかわりが出てきましたが、

 羊山くんのキャラクターがなかなか愉快で、彼との関係がどうなってゆくのか、

 そんなことを気にしつつ、今後も楽しみです!

 

 

 

【コミックス1巻、発売中ゲスト!】

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生)

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 体つきは艶めかしいけど真面目な少女と、女性嫌い(3次元限定)な少年のお話。

 江口チカさん、通称エロチカ。

 外見がエロティックで、やることなすこと妖しいけれど、勉強熱心でボランティアもする少女。

 そんな彼女と、「女は2次元」と断言してはばからない少年・恩納くんの交流が楽しい作品。

 

 今回は、コミックス1巻・発売中ということで、ゲスト登場!

 老人ホームで朗読会をするエロチカさん、

 恩納くんにどのような本を読めばいいのか尋ねてます。

 「泣ける」話がよいということで、「溜まったものは出してスッキリ」なんて言ってますが、

 エロチカさんが言うと、なんだかヤラシイ風に聞こえてしまうから面白い(^^;

 

 朗読会でも、朗読がうまいエロチカさんでしたが、

 真面目に読んでいるはずなのに、言動が妖しいせいで、

 聴いている人たちの血圧あがっちゃってて、アカン(;´∀`)

 恩納くんの心中ツッコミがお見事でした!

 

 などなど、本人はいたってマジメ(でも天然)なのに、

 その外見と言動で、エロティックになってしまうエロチカさん。

 まんがライフにて連載中。 コミックス1巻発売中で、ますます今後も注目です!

 

 

②へつづきます。

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2014年05月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2014年7月号 のつづきです。

 ①は、『ピンポン☆ブー』 『オフィスの委員長ちゃん』 『カブルモン』 『信長のおよめちゃん』

 (今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 

 

笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 まだまだバイト先になじめない外村さん、そこで接客の仕方を、ひなさんから学ぶことに・・・

 ひなさんは「仕事を休めるから」と言ってますが、わりとマジメに取り組んでいるのが面白い。

 外村さんの笑顔のこわばりを指摘できるあたりは貴重かも。 彼女の変化も、微笑ましい。

 

●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生) 

 今回、はす向かいのラーメン屋へと乗り込む、みゆき&アイシャ&キャサリンでしたが・・・?

 以前から存在は出ていましたが、カレー屋から徒歩5分、その名も「蓮迎亭」とか(;´∀`)

 いつもの3人のラーメン屋でのやりとりが可笑しかったり、「あるある」オーナー登場に笑!

 

●OLはとぽっぽ (たかの宗美 先生)

 彼氏くんからのメールで、「もうあえない」と言われたハナさん、さすがにショック受けてます。

 しかし、窓のそばにいただけで、大木くんから飛び降り心配をされるとは(´▽`;) 危ない。

 会社では普通に振舞っていたハナさんが、家で涙を流してしまうあたりは、少し寂しかった。

 

●大家さんは思春期 (水瀬るるう 先生) 

 コミックス3巻は、8月発売! 番外編ゲスト2回目ですが、今回は麗子さんの仕事場の話。

 麗子さんに憧れる後輩ホステス・アサミさんの視点で、麗子さんの様子が描かれて面白い。

 アサミさんが麗子さんをセレブだと勘違いしていたため、会話の食い違いが可笑しかった!

 

●どろんきゅー (吉村佳 先生)

 1つ前でも書いたように、バイトする佐倉さんたち。 やはり、どこでも霊が出てきます(^^;

 着ぐるみバイトでは置物に霊が宿っていたり、かと思えば、エキストラ・バイトでは特殊メーク

 の人に驚いたりと、霊と霊でないもの双方が面白かった! 佐倉さんの親への想いも良い。

 

●ようこそ!オーロラ百貨店 (師走冬子 先生)

 6月7日、コミックス1巻発売ということで、またまたゲスト登場! 今回は、薬局の田所さん。

 治験のボランティアをしている田所さんですが、薬の副作用でおかしな行動とったり面白い。

 でも、薬に対する姿勢は誠実。 水菜くんや社長につける「薬」がないというのは、うまい!

 

●先生のすみか (伊藤ハチ 先生) 

 ゆりさんの家庭教師をするヤマトくん、「先生」と呼ばれて照れてますが、指導は適切です。

 古文「虫愛ずる姫君」について講義しつつ、姫とゆりさんが似ているなんて話題が微笑まし。

 そして、ヤマトくんの相手が女子高生と知った、まり先生の動揺ぶりが面白い。 嵐が来る?

 

●踊る!アントワネットさま (にしうら染 先生)

 あっという間に、バスティーユ陥落から3年経ちましたが、庶民の不満は高まるばかりで・・・

 ロベスピエールさんは、そうした意見を汲み、マリーさんは王の立場も尊重しようとしますが、

 互いにかみ合わず。 そして、チュイルリー宮殿の惨劇が、悲劇への扉を開いてゆきます。

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生) 

 何やらボロボロになっているヘスティア様でしたが、「運命の出会い」という占いが原因!?

 その占いをした占師をさがすべく、アテナ様も協力。 そこで出てくる様々な占いが面白い。

 中でもヘラ様の斧占いには笑いましたけど、ヘスティア様の“出会い”のオチも楽しかった!

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)

 フワロさんとアーサーさんが「お休み」の今回、コバーン少年が出会ったのは、少女リラ。

 ローラさんの妹で、姉を“救う”べく、ラウールさん家へ乗り込みますが、からかわれる2人が

 面白かった! けれど、ローラさんには弱いラウールさん、編集と作家の関係の縮図か(ぇ

 

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2014年05月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2014年7月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は、てるてるぼーずをタイトルに引っ掛けるマキ。

 背景が色とりどりのしずくになっていたり、

 傘をさした佐倉&アキさんに、レインコートを着たあややさんと、梅雨のイメージですね。

 

 

 今月の「1階と地下1階のはざまで賞」は、『どろんきゅー』

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 喫茶店でバイトする佐倉さん、配達へ行くことになりましたが、その先は地下1階。

 1階まで降りてきた佐倉さん、「イッカイ」というアナウンスがあったものの、

 次に止まったのは、地下1階ではなく・・・ という4コマネタが面白かった!

 1階と地下1階の間にある「カイ」が言葉遊びになっていて楽しく、

 なおかつホラーチックだったのが、よかったですね~。

 

 

 

【6月7日、コミックス1巻・発売!】

●ピンポン☆ブー (藤島じゅん 先生)

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 クイズにかける男子高校生と仲間たちによる、ギャグ4コマ!

 景二くんは、クイズ大好きな男子高校生。

 クイズ甲子園に出場すべく、メンバー集めを始めることに・・・

 

 と始まった本作も、個性派ぞろいのメンバーが集まりましたが、

 今回は、クイズに必須のアイテム早押し機の修理を賭けて、クイズロボットと勝負!

 ちなみに景二くんたちが負けると、みうさんがスッポンポンにされてサイズを測られるという

 恐るべき賭けになっているのが面白い! がんばれ、クイズロボット「まなぶ君」!(ォィ

 

 「まなぶ君」が、人類に対し危険な思想をもってたのは笑いましたが、クイズの実力は本物。

 景二くんが問い読みに回ってしまったため、あややさんやみうさんでは歯が立たない状態!

 しかも、唯一の戦力である佐原くんが戦意喪失(やる気なし)とあっては、勝ち目なし!?

 という展開に緊張感・・・なんてあるわけもなく、慌てる様子や珍解答が面白かった!

 

 さらに景二くん、そんな状況を打破すべく、

 まさかの“力技”でねじふせるとか、いいのかこれ!!??Σ(^∀^;)

 いやいやいや、強引すぎるでしょ~。 電研部の出盆さんも、押し切られてどうするの!

 と、そんなこんなで、佐原くんの尊い犠牲により決着した勝負でしたが、

 これでまた一歩、クイズ甲子園への道が開けたということで良いのでしょうか。

 ついに、6月7日にコミックス1巻発売ということで、ますます今後も、楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●オフィスの委員長ちゃん (佐野妙 先生)

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 あだ名「いんちょー」なOLさんのお話。

 安在院蝶子さんは、小中高と委員長をやってきたような女性。

 もちろんあだ名は「委員長」ということで、大学時代も真面目キャラ。

 何とかイメージを変えようとするものの、社会人になっても変われない。

 そんなOLさんを描いた4コマ作品になっています。

 

 庶務課の新人OL・蝶子さん。

 仕事の覚えも早く、きっちりしていて、手配万全。

 ゆえにあだ名は「いんちょー」のままですが、本人はあまり呼ばれたくないようで・・・

 そのため、ちょい悪を演じてはみるものの、まるで似合わないから面白い(^^;

 

 また、ペアを組んでいる長見沢先輩は、お色気たっぷりで、マジメな蝶子さんとは好対照。

 そんなコンビの凸凹具合も、見ていて楽しい作品になっています。

 真面目だけど、真面目と言われるのは苦手な蝶子さん。

 そういった気持ちもわからなくはないですが、その真面目さが魅力になっていますよね。

 つづきに期待したいところです!

 

 

 

【最終回!】

●カブルモン (藤堂あきと 先生)

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 いよいよ、冬フェスの本番へ・・・

 高沢さん、カブリモノをまとって緊張しているかと思いきや、

 先輩に頼っていられないと、ずいぶんと頼もしくなっていますね~。

 

 会場にいる竹内さんと合流しますが、

 人の多さに押しつぶされそうになっている竹内さんを救ったり、

 大勢の前でも堂々と「なりきっている」高沢さんは、

 もはや以前とは比べ物にならないほど、立派になったと感じます。

 そんな彼女の姿に魅せられる、竹内さんの表情がよかった!

 

 そして、冬休みも明け、カブルモン部も新たなステージへ。

 3年生は受験に入るということで、部長(代理)となったのが、古沢さんというのは納得。

 新部員の勧誘について考えたり、先輩方は勉強に関して悩みがあったりと、

 まだまだやることはいっぱいで、カブルモン部がつづいていくのだと

 感じられるシメとなっていました。

 

 はじめ、人とうまく話すこともできなかった高沢さん。

 彼女がカブリモノと出会い、世界を広げることで、多くの人たちと交流し、

 やがて自分も変わってゆく過程が、とても微笑ましく楽しむことのできた作品でした。

 カブリモノは、えてして軽視されがちなものかもしれませんが、 

 そこに関わる人たちの真剣さは本物で、そうしたことをうかがい知れたのも魅力でしたね。

 

 素川先輩に蜂須賀先輩、一二見さんに古沢さん、部外者ですが竹内さんと、

 さまざまな人たちとの交流も、にぎやかでよかったですし、

 もろもろ、楽しませていただきました!

 なお、コミックス2巻は出ないらしく残念ですが、

 何らかの形でまとめることがあるかも? とのことです。

 

 

 

●信長のおよめちゃん (大場玲耶 先生)

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 織田信長のおよめ(になる)濃姫さんを描いた4コマ作品も・・・ 最終回!

 お濃さんの父・斎藤道三によって引き裂かれた2人の仲。

 しかし、信長くんは彼女を取り戻そうと、決死の覚悟で会いに来ますが・・・?

 

 といった感じの最終回。

 お濃さんが抱いていたそれまでの恐れが、信長くんと会うことで解消しているのが良い感じ。

 そしてラスボス・斎藤道三さんとの勝負も、今の信長くんでは勝ち目なし!?

 しかし、そこで見せた彼の決意が、道三さんの心に響いたのか、

 結局ハッピーエンドへ向かっていたのは、面白い所でありました。

 

 などなど、最後は信長&お濃の関係が、回復しての最終回。

 本作の面白かった点は、お濃さんが2重人格といいますか、2つの人格が同居していた点。

 首飾りで抑制されているときは、天然おとなしめなのに、

 首飾りを外すや否や、破天荒で活発すぎる性格になるというギャップ。

 そして、この最終回では、互いに違った人格がいることを知り、

 興味を持っていたのが、楽しかったですね。

 

 いつか、お濃さんの2つの人格が「出会う」ことがあると、いっそう面白くなりそう。

 そうした話も読んでみたかったのですが、今回でおしまい!

 信長ではなく、お濃さんの方のキャラクターが面白味になっていた4コマ作品ということで、

 なかなかに、楽しませていただきましたー!

 

 

 

【月間新人賞@まんがタイムスペシャル】

・犬山さんに異議あり! (プイケル 先生)

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 ちょっと変わった少女・犬山さんのお話。

 登校時、犬山さんに慌てて声をかけるメイコさん。

 それはなぜかというと、スカートがめくれて下着が丸見えになっていたからなのですが、

 犬山さんは動じず、「セーフ」とか言っちゃう変わった少女(^^;

 そんな犬山さんと友人メイコさんのやりとりが、楽しい4コマ作品になっています。

 しかし、パンツ出したまんまで平然と会話しちゃう犬山さん、すごすぎー。

 ようやくしまう理由も愉快でしたし、キャラクターがかなり面白みになっていそうですね。

 つづきに期待です!

 

 

②へつづきます。

 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2014年05月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2014年7月号より

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

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 できあがったクッキーを眺めて、嬉しそうなリコ。

 スズが「奇跡ですっ」なんて言ってて、根が純粋なだけに、漏れ出る毒がキツイ(^^;

 しかし、完成まで遅れに遅れてしまい、生徒会の仕事に手を付けられなかったマキ。

 南中からのメールを、確認できていない状態になってしまいましたが・・・・・・

 

 

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 まずは、ナギにクッキーを渡すリコ。

 露出魔疑惑を晴らすべく、弁明の言葉をシミュレートしつつ、

 クッキーでごまかすまでをイメージしているリコでしたが、

 慌てたのか、ナギの前で出た言葉に大笑い!゜(*゜´∀`゜)゜ 余計こじれるわッ!!

 

 そんなリコのおかしすぎる言動に戸惑いつつも、

 クッキーの話題になると普通に接するナギは、やはりイイ奴。

 リコは、マキに手伝ってもらったのだろうと言われ、

 己の女子力のなさに自分で打ちのめされてましたが、

 それでも自分が「頑張って作った」のだと、恥ずかしそうに押し付けていたのが印象的。

 

 本当は、ナギのために作ったクッキー。

 その真意を隠しながら、遠慮ぎみに彼の反応を気にする様子や、

 ナギの感想を聞いて、喜びの感情があふれ出てしまうリコの表情が、

 たまらなく恋する乙女って感じで、よかったですね~。

 そして、そのリコの姿に、ナギの方も何かしら感じるものがあったらしく、

 リコのクッキー作戦は予想以上に効果が出たようです。

 

 

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 そして、ヤンとマキ。

 相変わらず、ヤンに対して壁をつくるマキ・・・ではありましたが、

 メールの一件を知って、その壁があっさり崩れていたのは面白い。

 それだけ、私情で仕事を疎かにできないということですからね、とても誠実だと感じました。

 

 ヤンはといえば、マキの作り笑顔にイラッと来ていたのが、

 マキの壁が崩れると、久しぶりに会話らしい会話ができたことに、安心している様子。

 そこからマキが、メールの件を自分の失態だと落ち込むと、

 自分もわざと無視していると勘違いしたから「おあいこ」だと、

 彼女を気づかう言葉をかけているのが、わりと優しかったりするんですよね~。

 

 さらに、生徒会の合同会議での一件について、やはりマキが怒っていたのだと知るや、

 ヤンから謝罪の言葉が出てきていたのは、珍しいというか、素直でよろしいというか・・・

 いや、素直というには、あまりに分かりづらい謝罪でしたが(´▽`;)

 しかし、その分かりづらい謝罪にも、きちんと気づいたマキ。

 ヤンの不器用さを理解して、少しだけ嬉しそうにしているのは、良い感じ。

 これで2人の間のしこりも、完全消失ですかね。

 

 

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 そして、大赤面マキ!

 ヤンとのわだかまりも消え、平常運転となったマキでしたが、

 ハル会長からのメールを読むや否や、この表情!

 

 いやはや、ハル会長さすがですね~。 「イイ人」の称号は伊達じゃない。

 合同会議でヤンがとった行動について、その真相をマキに伝えてくるとは、

 会長らしいフォローしてるじゃないですか。

 優秀な補佐役であっても人望の薄いヤンに対して、

 仕事は今一つだけど人望があり、仲間のフォローを欠かさないハル会長

 というコンビは、かなりナイスな組み合わせなのだと、よくわかります。

 

 そんなこんなで、今回登場しなかったのに、ハル会長の株が私の中で一気に急上昇!

 そして、露出魔疑惑うやむや化&クッキー作戦大成功のリコと、

 ヤンの人柄について少しずつ理解を深めていっているマキ。

 各々のやりとりが可笑しくも、その進展が微笑ましい内容でありました。

 となると、あとはエノのクッキーがどうなるのか・・・ を気にしつつ、今後も楽しみです!

 

 なお、ヤンとマキのエピソードについては、削った部分があるとのことで、

 コミックスなどで追加されるかもとの話です。 こちらも楽しみですね。

 

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

 


◆ まんがライフ 感想②

2014年05月20日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2014年7月号 のつづきです。

 ①は、『かてきょん』 『黛さんは心臓に悪い』

     『シスターフロムマーズ』 『うわの空チュートリアル』です。

 

 今月号では、新人4コマ杯の年間グランプリが発表されています。

 グランプリ・準グランプリは該当作品なしでしたが、佳作および最終選考作品は、

 今までゲストで登場した作品など、いずれも納得の作品でしたね。

 

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、菅原孝標女さんが己の野望を叶えるべく、

 安倍の人の力を利用しようとするお話ですが、その空回りぶりが面白い(^^;

 源氏物語好きが高じて、そこまでするか~・・・ って、気持ちは分からなくないか(ぇ

 

 

動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

 今回も、動物たちの行動が面白かったのですが、お兄ちゃんと田崎さんの仲良しぶりが・・・

 こーゆー時に、「リア充爆発しろ」を使えばよろしいのでしょうかね? 「家に誰もいないから」

 とか言って、互いに赤面する様子が初々しい。 最後の【ちいさなやきもち】も、よかった~。

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生) 

 ハルさんのアルバムから消えた写真が1枚・・・ 中学時代の写真ですが、まさか盗まれた?

 そこで、クリスくんを中心に探索隊が結成され、探偵ごっこしているのが面白かった(;´∀`)

 じいの遊びには苦笑しましたが、名探偵・徒然くんの追及は見事! でも、パンドラの箱か?

 

お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 季節は梅雨ということで、雨に濡れてしまえば服が透けてしまうのは、風情というものです(ぇ

 雨宿りする朋也くんたちの所へ、濡れた一香&マリナさんが来て、スケスケなのが良い(ォィ

 すぐセーターを着たのは残念でしたが(ォィ、朋也くんが目のやり場に困っていたのは純情。

 

●制服あばんちゅーる (原作:さぬいゆう 先生/作画:伊丹澄一 先生) 

 1つ前でも書いた通り、よい発音で「6」を発声する、風紀委員顧問の不二藁先生が面白い。

 それを絲生さんにやらせるあたり、ちょっとしたセクハラっぽいのが、よかったですねえ(ォィ

 しかも校内で絶叫しちゃってるし(´▽`;) 赤面する2人の「6」が、たまらなく可笑しかった!

 

紡木さん家の場合 (碓井尻尾 先生)

 紡木父のお仕事は? 夏くんも押し黙ってしまう職業・・・ と思ったら、覚えてないだけ(^^;

 そこで、休日出勤に行く父を、菊池さんを巻き込んで尾行! というか、休みに何してるの。

 父上、あの外見ですからね~誤解もされそうですけど、まっとうな人ですし、納得の職業か。

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生) 

 今回、写生大会! ・・・エロチカさんが「しゃせい」って言うとアウトですが、写生ですから!

 エロチカさんの“前衛的”な絵が面白かったりしましたけど、恩納くんが本気で絵を描かない

 理由は、何となく理解できますね。 でも、エロチカさんのおかげ?で、写生できてよかった。

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 仕事に燃える女・佐々木さん! 中野くんに認めてもらおうと頑張っているのは、健気かも。

 けれど、佐々木さんの「パトロール」がなくなったことで、中野くんモテモテ状態なのだとか?

 そのことを気にするものの、“恋敵”みおさんの助言で元気を取り戻しているのは微笑まし。

 

●ナノレンジャー (渡辺伊織 先生) 

 囚われの姫の巻!? ・・・とはいえ、さらわれた姫は姫でも、ヒメくんというのが何とも(^^;

 不動くんのカノジョだと思われたヒメくん、人質にされてしまいますが、まあ、男ですからね。

 そんな展開が、緊迫というよりは面白おかしかった! でも、ケンカをやめた理由には、笑!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

 寿退社するナナさんの結婚式に、お呼ばれするひとみさん含む、モンローのキャバ嬢たち。

 清楚なドレスと仕事で着るドレスの違いを論じたり、自然と源氏名を呼ぶ一同が、面白い!

 アゲハ(本名・森光子!)さんがスピーチの達人なのは納得。 素敵な結婚式でありました!

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生) 

 コミックス2巻は、6月発売! そんな今回、カナリさんが受け取ったラブレターをめぐる話。

 なぜか英語で書いてある手紙が謎めいてましたけど、そこには少しだけロマンチック風味の

 噂があって、さわやか感覚に楽しめましたね。 まあ誤解なので、本人は大変ですけど(^^;