2014年7月号
表紙は、お散歩するミカちゃん&タロー&さくら!
そんな様子が爽やか気分でありますが、ゲスト作品の黛さんが怖いよ((((((( ;゜Д゜)))))
他、『ポイズンガール』の桃子さんはウォーターベッド?で涼しげで、
最終回をむかえる『うわの空チュートリアル』のメンバーは楽しげなのが、よいですね~。
今月の「とんでもねー先生で賞」は、『制服あばんちゅーる』より、不二藁先生!
今回、風紀委員会の顧問である不二藁先生が登場しましたけど、
まあ、なんというか、面白いお方で(;´∀`)
英語の先生らしいのですが、数字の「6」を発音よく発声して、
「変な言葉に聞こえるとしたら心が汚れてる」なんて言っているのが可笑しかった!
しかも、そういった話題が好きなくせに、すぐ赤面してしまうなんて、純情なのか不純なのか。
【今月のピックアップ!】
●かてきょん (あづま笙子 先生)
カムイ先生の卒業!
ついに、カムイ先生が小学生じゃなくなる時が来ちゃいましたね。(そこかよ)
らいらさんは、卒業祝いに手作りのお守りをプレゼントすべく、
妹・ななかさんに渡してもらうよう頼んでいます。
そこで、学校で手渡すななかさんでしたが、
男子たちは、ラブレター的なものと勘違い・・・ しますよね、普通は(^^;
カムイ先生も、「!?」なんて反応を見せていたのは可笑しかった!
そして公園で、封筒をあけるカムイ先生。 中身はお守りと・・・ 手紙。
らいらさんからの手紙ということで、誤字がないかを気にしたりもしてましたけど、
そこに書かれていた一文が、ちょっとした衝撃でありました。
これ、らいらさんとしては、どれだけの意味を込めていたのでしょうかね。、
普通に深い意味はないとも思えますけど、ちょっと気になる所です。
一方、カムイ先生は、かなり心が揺れ動いたようで、
思わず「返事」をしようとしていたのが、とても良いシーンになっていました。
そんな2人のやりとりが微笑ましいのはもちろん、
2人の関係の進展がじっくりと、そして優しく感じられて、とてもよかったですね。
ついに、小学校を卒業するカムイ先生。
中学生となる彼と、らいらさんの関係はどうなってゆくのか・・・ 今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●黛さんは心臓に悪い (柴 先生)
ホラーな少女は、気が優しい?
外見がホラーチックで恐ろしい黛さん。
けれど性格は優しくて、打たれ弱かったりする普通の少女。
そんな彼女と、友人・白井さんの日常が、面白おかしい4コマ作品です。
朝、あいさつを交わすだけでも、その顔で大きなインパクトを与える黛さん。
親しい友人の白井さんでも、思わず心臓が飛び出すかと思うほど驚くようで(´▽`;)
そんな風に外見が恐ろしい黛さんではありますが、ちょっとしたことで注意されるだけでも、
思わず泣いてしまうほど落ち込んでしまうメンタルの弱さを抱えていたり、
白井さんが体調を崩すや、とても心配してくれる優しい少女だったりと、中身は繊細。
そうした黛さんのギャップと、外見がホラーチックなだけに
言動があやしく見えてしまうあたりが、一風変わった面白味になっています。
クラスメイトには不審がられる黛さんですが、白井さんだけはよき理解者・・・
ではあるのですが、彼女も彼女で、変わったところがあるのも、また愉快。
そんなキャラクターが楽しい4コマ作品ですね~。
柴先生といえば、『白衣さんとロボ』も面白かったですし、こちらも、つづきに期待です!
●シスターフロムマーズ (サオトメタキ 先生)
変な妹にふりまわされる兄。
高校2年生・高木一郎くんの妹・まもるさん。
彼女は、自称火星人の変な人!?
そんなまもるさんの奇行と、妹に手を焼く一郎くんを描く4コマ作品です。
周囲から見れば、「仲が良い」と思われている兄妹。
けれど実際は、兄を兄とも思わぬまもるさんと、そんな妹に容赦ない一郎くん。
妹・まもるさんの可笑しな行動を中心に、2人のやりとりが面白味になっていますね。
まもるさんが「火星から来た」と申告しても、兄は「へー」ですませたり、
妙なヨガのポーズをとって、兄にあきれられたりと、おもに、まもるさんの奇行が愉快。
かと思えば、兄も兄で、アニメの妹キャラのフィギュアを買って、
【紳士のたしなみ】をしていると、さげすむ目で妹から見られたりしているのが(;´∀`)
そんな風に、決して仲良しというわけではない兄妹ではあるものの、
別に嫌い合っているわけでもないあたりが、現実感ある関係になっていますね。
それに、まもるさんの奇行も、見ている分には楽しいですし、つづきに期待です!
【最終回!】
●うわの空チュートリアル (みずしな孝之 先生)
コミックス完結4巻は、6月17日発売! ・・・ですが、最終回!!
最後は、記念すべき第40回公演の話。
思いっきり盛り上がる一同でしたが、「今回で最終回なんだけどね」の一言で、
あんぐり口をあけているのが面白い(´▽`;)
舞台では、15才の西窪莉子さんが、相手役の西村さんをしのぐ演技をみせたとか、
人気マジシャンのDr.レオンさんが、わりといじられ好きらしいとか、
カッパ役の永井雅也さんが、ネタバレ禁止に気をつかいすぎていただとか、
様々な話題が楽しかった! とくに、西窪莉子さんの「ドロン」には笑いましたよ(*゜´∀`゜)
などなど、舞台活動をエッセイ的に、面白おかしく描いてきた本作品。
これにて終了ではありますが、うわの空・藤志郎一座の活動はつづいてゆきます。(サイト)
次号より、みずしな先生の『たばたちゃん派』がスタートとのこと。
楽しませていただきました!
【新人4コマ杯 4月期月間賞】
・千変シークレット (夏来 先生)
優等生は、美少女ゲーム好き!?
京森あいらさんは、名門女子高の1年生。
品行方正で成績もトップ・・・ですが、美少女ゲームが好きという変わった少女。
そんなあいらさんと、彼女につっかかってゆくお嬢様。
この2人のやりとりが面白味になっているらしい4コマ作品のようです。
編集部コメントによれば、美少女ゲーム好きの描写が不足しているとのことなので、
そのあたりのネタを充実させたつづきを、読んでみたいですね。