まんがタイムスペシャル 2014年7月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
できあがったクッキーを眺めて、嬉しそうなリコ。
スズが「奇跡ですっ」なんて言ってて、根が純粋なだけに、漏れ出る毒がキツイ(^^;
しかし、完成まで遅れに遅れてしまい、生徒会の仕事に手を付けられなかったマキ。
南中からのメールを、確認できていない状態になってしまいましたが・・・・・・
まずは、ナギにクッキーを渡すリコ。
露出魔疑惑を晴らすべく、弁明の言葉をシミュレートしつつ、
クッキーでごまかすまでをイメージしているリコでしたが、
慌てたのか、ナギの前で出た言葉に大笑い!゜(*゜´∀`゜)゜ 余計こじれるわッ!!
そんなリコのおかしすぎる言動に戸惑いつつも、
クッキーの話題になると普通に接するナギは、やはりイイ奴。
リコは、マキに手伝ってもらったのだろうと言われ、
己の女子力のなさに自分で打ちのめされてましたが、
それでも自分が「頑張って作った」のだと、恥ずかしそうに押し付けていたのが印象的。
本当は、ナギのために作ったクッキー。
その真意を隠しながら、遠慮ぎみに彼の反応を気にする様子や、
ナギの感想を聞いて、喜びの感情があふれ出てしまうリコの表情が、
たまらなく恋する乙女って感じで、よかったですね~。
そして、そのリコの姿に、ナギの方も何かしら感じるものがあったらしく、
リコのクッキー作戦は予想以上に効果が出たようです。
そして、ヤンとマキ。
相変わらず、ヤンに対して壁をつくるマキ・・・ではありましたが、
メールの一件を知って、その壁があっさり崩れていたのは面白い。
それだけ、私情で仕事を疎かにできないということですからね、とても誠実だと感じました。
ヤンはといえば、マキの作り笑顔にイラッと来ていたのが、
マキの壁が崩れると、久しぶりに会話らしい会話ができたことに、安心している様子。
そこからマキが、メールの件を自分の失態だと落ち込むと、
自分もわざと無視していると勘違いしたから「おあいこ」だと、
彼女を気づかう言葉をかけているのが、わりと優しかったりするんですよね~。
さらに、生徒会の合同会議での一件について、やはりマキが怒っていたのだと知るや、
ヤンから謝罪の言葉が出てきていたのは、珍しいというか、素直でよろしいというか・・・
いや、素直というには、あまりに分かりづらい謝罪でしたが(´▽`;)
しかし、その分かりづらい謝罪にも、きちんと気づいたマキ。
ヤンの不器用さを理解して、少しだけ嬉しそうにしているのは、良い感じ。
これで2人の間のしこりも、完全消失ですかね。
そして、大赤面マキ!
ヤンとのわだかまりも消え、平常運転となったマキでしたが、
ハル会長からのメールを読むや否や、この表情!
いやはや、ハル会長さすがですね~。 「イイ人」の称号は伊達じゃない。
合同会議でヤンがとった行動について、その真相をマキに伝えてくるとは、
会長らしいフォローしてるじゃないですか。
優秀な補佐役であっても人望の薄いヤンに対して、
仕事は今一つだけど人望があり、仲間のフォローを欠かさないハル会長
というコンビは、かなりナイスな組み合わせなのだと、よくわかります。
そんなこんなで、今回登場しなかったのに、ハル会長の株が私の中で一気に急上昇!
そして、露出魔疑惑うやむや化&クッキー作戦大成功のリコと、
ヤンの人柄について少しずつ理解を深めていっているマキ。
各々のやりとりが可笑しくも、その進展が微笑ましい内容でありました。
となると、あとはエノのクッキーがどうなるのか・・・ を気にしつつ、今後も楽しみです!
なお、ヤンとマキのエピソードについては、削った部分があるとのことで、
コミックスなどで追加されるかもとの話です。 こちらも楽しみですね。