五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2012年09月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2012年11月号 のつづきです。

 ①は、『少女カフェ』 『ラン様の放課後遊戯』 『シャバっけ』

     『メー探偵フワロ』 『丸の内!』 『だんつま』です。

 

 次号、『どろんきゅー』が2本立て!

 さらに、『花の任侠物語・しずか』がゲスト登場~!! 楽しみです。

 

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 外村さん、姫木さんと遊びに行くの巻。 姫木さんの「おでかけ」イメージが物騒で笑った!

 姫木さんのことは知らないけど、ちょっと寂しがる春野さんが、何だか良かったですね~。

 でも姫木さんといると、どんどん笑顔が悪化してゆく外村さん。 やっぱ春野さんじゃなきゃ。

 

●スーパーメイドちるみさん (師走冬子 先生) 

 大樹くん、吉田くんに「タマラさんとオレ・・・どっちが大切なんだ・・・!?」と、愛の選択迫る(ぇ

 タマラさんに吉田くんをとられて悔しいらしいのですが(ぇ、タマラさんにはある秘密が・・・?

 ちづる部長が明かす彼女の正体とは! 今後、吉田くんをはさんだ関係が気になりますね。

 

●カブルモン (藤堂あきと 先生)

 今回は、イベント参加する和葉さんたち! 着ぐるみでの炎天下・人ごみはキツイですね。

 他のコスプレヤーや、囲み状態からの抜け方など、イベント描写が楽しいお話でしたが、

 トイレでの脱ぎっぷりは淫靡。(←お前の頭が) あと、カブリモノの表情の不変さが面白い。

 

●銀河系女子高生ありすちゃん (サカザキ 先生/はなこ 先生) 

 今日も今日とて不思議ちゃんなありすさん。 今回は、「命の恩人」である雑草のお話・・・?

 雑草には固有の名称がないことに、拗ねてたのが珍し(^◇^;) 増田くんのフォローに笑!

 あと、ゆせさんが自分は宇宙人ではないと言い張りつつ、不思議なことしちゃうのが面白。

 

●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生)

 トビラのメガネ女子校生スタイルな、キャサリン&アイシャがブラボー! メガネもイイね!

 そんな今回も、いつも通りに楽しい3人組ですが、ツッコミにツッコミ入れるのはアリだよね。

 頭の中が荒野なみゆきさんや、うどん県の本名には笑ったけど、チャパティって何だっけ

 

●野菜畑でつかまえて (まつもと剛志 先生) 

 今回カラーで、桃くんの母上が帰ってくるお話! 一時帰宅ですが、皆そわそわ大騒ぎ。

 冷静な月子さんまで落ち着かないという雰囲気が、家族の喜びを感じさせて、よかった~。

 「マジメ桃次郎」や最後の「悪」には大笑い! そして、母上とさくらさんの会話にはほろり。

 

●シュガービーチ (下村トモヒロ 先生)

 ついに始まった県予選。 トビラの試合用水着な5人がイイ! 胸のサイズが一望です(ォィ

 いかにも大会らしく、様々な強豪の登場で盛り上がりますが、もちろん美麗さんもいますね。

 彼女のパートナー・キャシィも面白そうな人。 だけど最後、衝撃のオチすぎて笑ったわ(^^;

 

●踊る!アントワネットさま (にしうら染 先生) 

 ポリニャック伯夫人がアントワネット様と陛下を疎遠にするため、妙な噂を吹き込んだことで

 落ち込んでしまったアントワネット様。 それを励まそうとするマリー・・・というお話でしたが、

 夫の気後れが妻の不安を呼ぶという構図は興味深かった。 錠前づくりが趣味でしたっけ。

 

●でりしゃすガールズ! (伊藤ハチ 先生)

 ゲスト2回目! しっかり者と思っていた薫子さんも、素でけっこうボケますね(^◇^;)

 ついにスタートした借金返済のためのカフェ運営。 味里さんのハチャメチャぶりが面白い。

 けど今回、ツインテ少女な借金取りがやって来て大騒動! 何だかんで和む空気がよい。

 

●どろんきゅー (吉村佳 先生) 

 カラーで登場の今回、文化祭! 佐倉さんのクラスの出し物は・・・ ハロウィーン喫茶!?

 そこで仮装することになりますが、桜さんのナース姿が可愛らし。 セクシー尼僧でも可(ォィ

 そして、やはり怪現象の数々が楽しい?文化祭。 最後の総決算では大笑いでしたわ!

 

●おーがちゃん (コンノトヒロ 先生)

 なんと今回、おーがちゃんが大人になってしまったー!? ダイナマイツ・ボディな鬼ッ娘!

 しかし胸が大きくなったことに喜ばず、ヘソが見えないと嘆くとか、中身は変わってない(^^;

 その威風堂々たる姿、カッコイイよ、おーがちゃん。 はーちんの「バーガー」、うらやまし(ぇ

 

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2012年09月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2012年11月号

 Manga_time_sp_2012_11

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は、運動会シーズン。 リコのほかに『野菜畑でつかまえて』から、さくら&小姫も!

 そして、ゲスト『ラン様の放課後遊戯』も載っています・・・ なぜ体操着じゃないのか(ォィ

 

 

 今月の「フリルないで賞」は、『ミッドナイトレストラン7to7』より、マサさん!

 Manga_time_sp_2012_11_p029_2

 咲耶くんの提案で、昼に2~3時間、喫茶になった7to7!?

 そこでコーヒー店に名スイーツあり、と張り切ったのがマサさんでしたが、浮かない顔。

 制服に「フリルがない」からという理由には笑った! 落ち込む表情が拍車をかけます。

 ガッカリしすぎだろー! 直前の【テンションMAX】との落差が面白かった。

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●少女カフェ (板倉梓 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p055_3 Manga_time_sp_2012_11_p061_3

 何やら急展開!?

 葉月さんが江藤くんを呼び出したところ、ここぞとばかりに江藤くん、

 いきなりの勝負をかけてきて驚いた! 一世一代の大勝負・・・ すなわち愛の告白!!

 

 これには葉月さんも虚を突かれたような表情で、

 「なんで自分?」といったようなことを言っていますが・・・

 まあしかし、「愚痴ったり家まで送ってもらったり絡んだり介抱してもらったりで・・・」

 という言葉を聞いていると、それだけの姿をさらしても「好き」と言ってくれる男性というのは、

 それこそ、かけがえなきパートナーになりうるんじゃないでしょうかね。 わりとマジメに。

 

 ただ私としては、葉月さんは一郎さんのことが・・・と考えていたもので、

 ここでの返事にはちょっと意表を突かれたかな? という印象ではありました。

 も少し逡巡するのかな~とか、何か引っかかるものがあったりするのかな~と。

 でも葉月さん、可愛らしかった~。 恋とは違う“愛”を感じているのも、興味深かったです。

 

 後半は、みんなで遊園地。

 そこでもまた1つ、大きな出来事が・・・ なんと宮嶋さんのメガネがとれた姿が!

 まあお約束といいますか、どこの少女漫画ヒロインだお前は! とツッコみたくなる姿(^^;

 さらに、みのりちゃんまで・・・ なんだこのハイスピード展開は!!

 

 などなど、いろいろあって楽しいお話でしたけど、

 これは明らかに物語をまとめにきてますよね・・・?

 終了告知はありませんけど、完結が近いのかな~という雰囲気を感じますが、

 恋と愛、恋の先にある幸せ、そうしたものを感じつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ラン様の放課後遊戯 (とく村長 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p033_2 Manga_time_sp_2012_11_p036_2

 謎の美少女の左手はさらに謎?

 「まんがタイムジャンボ」からのゲスト! 放課後にだけ現れる謎の美少女、ラン様。

 バナナが好きで、さらにその左手は不思議な力を持っていて・・・

 そんなラン様と、有太くん、りらさんとの、放課後の交流が描かれた4コマ作品です。

 

 いきなりバナナをほうばっているラン様。

 どんだけバナナ好きなんだって話ですが、もっとバナナを食べるために一計を案じます。

 願い事をかなえる代わりにバナナを捧げさせるのだとか。

 そこでさっそく、りらさんの願いを叶えることに・・・ というお話でした。

 その願いを叶えるための力が、ラン様の左手。

 不思議な力をもつけれど、どのように願いが叶うかはわからないという取扱注意な面も。

 今回は、しごくまっとうな使い方をしてましたが(^◇^;)

 

 といった風に、不思議な力をもつ謎の美少女を軸に、

 メガネ少年・有太くんと、その幼なじみで彼のことが好きなりらさんとの、

 放課後の交流が楽しい作品ですね。 ラン様とは何者なのか・・・ 私、気になります!

 

 

 

●シャバっけ (シタラマサコ 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p131_2 Manga_time_sp_2012_11_p132_2

 お人好しがすぎて、不幸のどん底ヒロイン物語。

 神木天さん(26)は、みつる君と同棲中・・・ だったはずなのに、

 ある日、彼がいなくなっていることに気づき、そこから始まる転落人生な4コマ作品。

 

 まず、大家さんに怒鳴り込まられ、家賃を滞納していることを知りますが、

 家賃はみつる君が払っていたはず・・・ どう考えても天さん、騙し取られてます(;´`)

 何と言うか、お人好しを通り越して単なるバカ・・・ もとい超ポジティブ人間な天さん。

 しかも次の日には、職場でも一大事が起こってしまい、もうどうしようもない転落の日々。

 一応、失意の様子ですが、人が訪ねて来たと知って、

 みつる君が帰って来たと思うあたり、救いようがないような気も(´▽`;) まあ面白いけど(ぇ

 

 そんな風に始まりました本作品。

 最後に謎の男性が登場して、つづくような引きでしたので、次号も登場するようです。

 お人好しヒロイン・天さんのどん底生活スタート!

 そのポジティブさは魅力ですが、抑え役がいないとバランス悪いかもしれませんね。

 謎の男性がその役割を担うのでしょうか? などなど、つづきが楽しみです!

 

 

 

  
●メー探偵フワロ (ナントカ 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p147 Manga_time_sp_2012_11_p148

 羊の探偵の名推理物語・・・?

 村に越してきた羊のフワロさんと、甥のアーサーさん。

 家事はミス・レモンを雇ってしてもらっていますが、2人のお仕事は探偵とその助手!?

 

 と始まりました本作品。

 あれですね、「灰色の脳細胞」を駆使する探偵さんのパロディですね(^^;

 アーサーさんはヘイスティングズ大尉をモデルにしている風ですし。(大尉は友人ですが)

 しかし、そこはナントカ先生。 ただの探偵モノになるわけがなし!

 平和な村にやたらと事件の影を見出したがるフワロさん、まじ迷惑。

 アーサーさんの方はクールで頼りになる常識人。 彼の存在が救いですね~。

 村の住人でもあるミス・レモンは、気立てのよいご婦人ながら、けっこうお茶目と、

 この3人を中心に、メー探偵ぶりが描かれるコメディ4コマとなっています。

 

 まあ、フワロさんの名探偵をきどりたい欲求のおかげで、

 何でもないことが大げさに取り上げられたり、「事件」の犯人が仕立てあげられたりと、

 そのメチャクチャぶりが面白味でありますが、さすがにちょっと迷惑でもあるところ。

 でも、アーサーさんがそれをフォローしているのが、本作品の小気味よい部分でもあり、

 安心して読めるポイント。 ・・・ぶっちゃけ、アーサーさんだけで良い気が(ぁ

 などなど、メー探偵の活躍?が楽しい??本作品。 次号も登場するようで、楽しみです!

 

 

 

【最終回!】

●丸の内! (藤島じゅん 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p125_2 Manga_time_sp_2012_11_p129_2

 コミックス2巻は、冬ごろ発売予定とのこと!

 そんな今回、最終回。

 社長のイスをかけた戦いの後、姿を消してしまった丸の内さん・・・

 その後の職場が描かれてのシメとなりました。

 

 取引先の人々にも、様々なイメージで覚えられていたほどの丸の内さん。

 まあ、イメージが妙ちくりんなのはご愛嬌としても、それだけの存在感があったということ。

 彼女のいなくなった職場は、少し寂しく、でもいつも通りの面々で、いつも通りの風景。

 そんな様子がいかにも「最終回」といった雰囲気でしたね。

 笑いがありつつも、どことなく惜しむ気持ちがわいてくるような、そんな感じで。

 

 丸の内さんの思い出が、みんな一致していたのは笑ったけども、

 ふと本郷くんが気にしているシーンは、なかなかに感慨深げ・・・ と思いきや、

 そこもまた、いつも通りに大きなオチがついてのラストでありました!

 何だかんだで、これが『丸の内!』の空気ですわな(;´∀`)

 

 などなど、やはり笑いが戻ってきての最終回となりました本作品。

 身体は小さいが態度は大きい。 目指しているのは社長のイスという新人社員・丸の内。

 そんな彼女が引き起こすハチャメチャ騒動と、周囲の人々のこれまた変人ぶりが

 楽しかった4コマ漫画でありました。 ただ、茗荷谷くんがフェードアウトしたのは、ちと残念。

 といったことも気になりますが、軽快なコメディ作品として、楽しませていただきました!

 

 

 

●だんつま (渡辺志保梨 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p155_2 Manga_time_sp_2012_11_p160_2

 こちらには2巻の告知がないんですけど、どーゆーことなのー!?

 そんなわけで最終回。

 トビラが、赤ん坊を抱えあやすいつもの3人組で、「誰の子?」と気になりましたが、さて。

 

 英理子さんが引っ越すと噂になり、3人組が離れ離れに・・・?

 まあ、引っ越しはデマでしたが、それらの情報が伝わる「だんつま」ネットワークに笑った!

 こーゆー所が、“団地妻”の交流の怖さであり、面白さなのだと、思わず感じてしまいます。

 が、そこから一気に1年後になり、赤ん坊をあやす英理子さんには驚いた。

 ユキさんも加わって、みんなでお世話にてんやわんや。 そんな様子が楽しかった。

 

 まあ、誰の子というわけでもなかったのですけども、

 いずれそれぞれの家庭にも、子供が生まれるのかな~という予感や、

 それでもこのメンツは「また明日♪」と、交流を続けてゆくだろうという雰囲気が

 感じられた最終回となりました。 最後の団地の景色でのシメは、なかなかに感慨深い。

 

 本作品は、家事が苦手なひなよさんを中心に、

 働いている英理子さん、おっとり主婦の未歩さんの、団地妻3人組が描かれていました。

 そこに団地の住人ではないけど、3人と交流をもつ友達いないセレブ妻・ユキさんも参加。

 この4人の「妻」たちの各々の個性が面白味となり、笑いを誘うコメディとなっていました。

 また、ひなよさんの夫・克也さんも、家事大好き人間という特性が楽しい人物。

 彼とひなよさんの関係も、夫婦的に、なかなか興味深いものがありましたね。

 

 などなど、そのキャラクターの楽しさが秀逸だった4コマ作品。

 移籍連載ではありましたけど、私は好き作品だったので、終了は大変残念。

 もっと彼女たちの生活と交流を見ていたかったのですが、最終回!

 コミックス2巻を待ちたいところですが、期待薄でしょうかね(;;)

 でも私は、とても楽しませていただきましたー!!

 

 

②へつづきます。

 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2012年09月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2012年11月号より

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 Manga_time_sp_2012_11_p003_2

 コミックス7巻が、11月22日発売! いつもと違って、本誌と同じ発売日ですね~。

 そんな今回、トビラがお泊り会スタイルなリコ&マキ。

 夏休み残り10日をきったということで、リコの実力テストのための勉強会および、

 お泊り会をふたたび決行することになった生徒会5人組のお話でした。

 

 ・・・けど、「夏休み必須イベント」にあるプールって、いつ行きましたっけ?

 いや、海にはいきましたよね。 でも、プールは・・・???

 大事な水着回2回目はいずこー!!!(ォィ

 

 

 Manga_time_sp_2012_11_p004a Manga_time_sp_2012_11_p004b

 リコ家でおこなわれる勉強会&お泊り会。

 そこで、何やら日程に反応するマキ。

 何があるのかな? と気になりますが、

 まあ普段通りに勉強会となりまして、話は一気に就寝時間へと・・・

 

 まだ10時だというのに、さっさと寝てしまうマキ以外の4人。

 夜更けになってマキが目覚めると、異常な物音が・・・

 勉強会の時に、サヨが語った“ホラー話”を思い出し、おびえるマキ。

 

 

 Manga_time_sp_2012_11_p005

 なぜか誰もいない状況に、不安が高まってゆき・・・

 あまりに大きな物音と共に、それはやって来たー!!!

 

 ・・・といった展開でありましたが、まあ大方の予想通りのサプライズ。

 なるほど、マキが気にしていた日程のことも納得ですね。

 自分にとっての大事な日を、大切な友達と過ごしたかった、ということかな。

 そして、その大切な友達が仕掛けたサプライズに感激しつつも、

 サプライズのための話し合いに参加できなかったことを悔しがる心情は面白かった!

 

 そこへ、さらにサプライズをかぶせてくる「3人」のたくらみが、これまた良かった!

 めでたいお祝いを、夏らしい?ホラー風味に仕上げる工夫が小気味よいですよ。

 トビラが、リコ&マキである意味がありましたね~。

 

 

 Manga_time_sp_2012_11_p009

 そんなこんなでしたが、さらにもう1つ。

 無駄足蓮太郎くんに笑わせられつつも、しっかりレン&スズの話をはさんでくる所がニクイ。

 『みそララ』でもそうですけど、男女の仲の接近を、少しずつじっくり描いてきますよね。

 

 レンのよい男っぷりを見せて、スズだけでなく読者に対する好感度アップも忘れない。

 何と言うか、がさつ・ワイルドな男性がみせる誠実さや公平さのようなものが、

 宮原作品の男性キャラクターの魅力になること多い気がします。 それが宮原先生のツボ?

 最後のスズの笑顔、認められたことの喜びですかね・・・ さわやかに可愛かったです。

 

 などなど、夏休み最後?のイベントは、生徒会メンバーで〆となりました。

 そして、いよいよ新学期。 様々なことがあった夏休み、恋の道は波乱万丈。

 これから何が起こるのか? どんな進展があるのか・・・ 今後も楽しみです!

 

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想②

2012年09月22日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2012年11月号 のつづきです。

 ①は、『ボク恋コンダクター』 『ヒジキのお仕事』 『のぶながちゃん公記』

     『ひだまりおねえさん』 『人造人間フラン』です。

 

 次号、スペシャル企画『思い出の文学小説(仮)』と、『新世代ルーキーフェス』あり!

 さらに、松本勇祐先生が登場。 しかし「あにラジっ♪」が、1月号で最終回とのこと。

 

 

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

 今回はタケ兄のお話。 ついに32歳にして家を追い出され、あつみさん家に居候!?

 住む家を探すため不動産屋へ行くけど、あつみさんと一緒だと親子にしか見えんな(´▽`;)

 しかし、年齢も大人だけど、中身がやや子供じみたタケ兄は、あつし君といいコンビだな~。

 

●うちの姉様 (野広実由 先生) 

 パンキーモモさん、屋形船に乗るため10人以上集めなきゃということで、姉様たちが頼り。

 なかなか面白いメンツがそろいましたが、肝心のアミさんが乗れないんじゃダメだろ(^◇^;)

 そんな屋形船での騒がしい様子が楽しかった! あと謎の人、きちんと初めからいますね。

 

●つくねちゃん+30 (ひらふみ 先生)

 都さんが腐っています・・・ いや、BL道にハマるという意味ですが(;´∀`) 新たな目覚め。

 簑部さんが原因ですけど、彼女を含めての「三平」「美魔女」談義が面白い! 切実やね。

 夢は大きくと言いますが、そろそろ折り合いつけないと・・・という現実を忘れさせる女子会。

 

●はるまち・ダンス (佐藤両々 先生) 

 貝殻ビキニを誰が着る!? トメさんの兄がつくった水着を、はたしてさっちんが着るのか?

 悩んでいるだけ前向きなさっちんには笑った゜(*゜´∀`゜)゜ そんなにトメ兄が好きなのか・・・

 クラスでもウケていましたが、個人的には姫に(ォィ。 でも着た人、なんで着たんだろ(´o`;

 

●路傍のミオ (小池恵子 先生)

 今回は、占いの店と気づかずに来店してしまう人たちの、対応に追われるミオさんでした。

 喫茶店と間違えたり、可愛いからと来店したり、骨董品屋と思ったり、そんな様子が楽しく、

 それでもお客様のことを考えるミオさんの真心が微笑ましい。 最後の“お返し”もよかった!

 

●ヒナ書房へ行こう (都波みなと 先生) 

 今回は、本に挟まっているスリップのお話。 そこについてる報奨カードは出版社に送ると、

 少しキャッシュバックがあるのだとか。 それにまつわる話が、出版不況を感じさせて寂し。

 また、子供がスリップを無造作に扱うとか、こだわりなお客とのやりとりも興味深かった!

 

●園児様のゆーとおりっ (ミキマキ 先生)

 ゆき先生の小学校の同窓会。 行くかどうかを迷っているところに、園児たちのアドバイス。

 相変わらず、ませたこと言ってますけど、的確だからなあ・・・ 結婚報告とかいらねえ(ォィ

 先生の会いたい人・佐々木くんとの再会が「トップ・アイ」で笑ったけど、こんなもんだよね(ぇ

 

●まちこう! (浦地コナツ 先生) 

 溶接試験まで1週間となった金森くん。 不安だらけですが、工場の人たちは励まし・・・

 てくれてるんですよね?(^∀^;) さらに家族までが、笑顔で「期待してない」という空気。

 こんなんでモチベーション下がらない金森くん、すごいよ。 ひな子さんがいるから・・・かな。

 

●ラジ娘のひみつ (小坂俊史 先生)

 今回は、構成作家の柿沼コウセイくんのお話。 「パーソナリティにイジられる名物スタッフ」

 に感激してますが、あいりさんの一言がキツイ! 表・あいりさんもなかなか言うねえ(´▽`;)

 そんな彼の優秀さも苦労もバカバカしさも全て楽しかったけど、最高は“ハガキ職人”でした。

 

●あにメカ (よしむらなつき 先生) 

 鏡見さん家でハロウィンパーティ! 魔女&バニーな女性陣のトビラがセクシー&キュート。

 しかし子供たちを呼んでおいて、「いたずら待ちのみなさん」へのお仕置きシーンは過激(ぇ

 後半は一転、ロボットコンクールで大活躍の鏡見さんでしたが・・・ オチは想像してた(^^;

 

●みもりろっくおん! (みずなともみ 先生)

 なんと、みもりさんをストーカーする男子が登場! ストーカーのストーカーとはこれいかに。

 ストーカー同士、気が合うようで、そんな2人のやりとりと、彼のぱっつん好きが面白い!

 おでこを出したみもりさんが可愛かった~。 あと、最後のイメチェン?美月さんも良かった。

 

●ベルとふたりで (伊藤黒介 先生) 

 今回は、すずの遠足・・・ もちろんベルも一緒に。 当然、兵藤先生に追われつつ大騒ぎ。

 そんな様子が楽しいわけですが、リョーマ君までカツちゃん連れてきてるし、忙しさ2倍!

 そして、もう1匹の「犬」が面白かった! ただ「人に捨てられた存在」という点が、少し寂し。

 

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想①

2012年09月21日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2012年11月号

 Manga_club_or_2012_11

 表紙は『リコーダーとランドセル』より、秋を感じさせる食材を抱えたあつみさんとあつし君。

 さらに、肉まんを食べようとしている歌恋さん、たいやきかじるヒマリさん、

 また、柿やおイモを持っているのぶながちゃん&帰蝶様、

 大きな栗を抱きしめるしばいぬ子さんなど、食欲の秋を彷彿とさせて、お腹がすきます!

 

 

 今月の「信長の実像ってどんなもんで賞」は、『私の中の織田信長』

 Manga_club_or_2012_11_p071

 (画像は、唐草ミチル先生による信長イメージです)

 くらオリ連載中の作家先生たちによる、織田信長像いろいろが語られておりますが、

 やはり一般的な「クールで高潔」「革新的な天才」「独断専横」「短気」などのイメージ多し。

 でも、いろんな本を読んでの受け売りですけど、どうも実像はそうでもないらしい・・・とか?

 どちらかといえばユーモアもあるし、既得権益を利用するし、ゆえに様々な調整にいそむし、

 我慢強い(でもいつ切れるかわからない)といった感じの人らしいです。

 専門ではないので、どこまで正確かはわかりかねますが・・・

 こちらが参考になるかも : 「信長の強さについて」 http://togetter.com/li/355420

 

 

 

【新連載!】

●ボク恋コンダクター (坂巻あゆむ 先生)

 Manga_club_or_2012_11_p026 Manga_club_or_2012_11_p027

 ゲストを経ての新連載!

 女性が苦手な高校男子・中村コウタくん。

 幼なじみの歌恋さんから、女子力向上の指導を頼まれて始まる、てんやわんや物語。

 

 今回も、いきなり歌恋さんに肩にもたれかかられて、うらやまシチュエーション・・・

 にもかかわらず、本人は生きた心地がしないというのだからもったいない!

 さらに歌恋さんも歌恋さんで、可愛いのだけど女子力がないというか、天然無防備さん。

 コウタくんの前で、ためらいもなく服を脱ごうとするとか(^^;

 

 そんな2人に、歌恋さんの妹・愛ちゃんも加わって、くりひろげられる女子力向上講座!?

 いちばん頼りになるのが、幼稚園児にしてIQ大学レベルの愛ちゃんというのだから面白い。

 まだ、女性が苦手なコウタくんに何ができるのかわからないけど、

 歌恋さんの女子力UPに向けて始まりました物語。

 姉妹は可愛いし、コウタくんの反応も面白いし(酷)で、今後が楽しみです!

 

 

 

【9月27日、コミックス1巻発売! 2作品】

●ヒジキのお仕事 (山野りんりん 先生)

 Manga_club_or_2012_11_p044 Manga_club_or_2012_11_p045

 漫画家の女性と共に暮らす、ボス猫ヒジキといろんな猫たちを描いた4コマ作品。

 いかにもな貫録のボス猫ヒジキ。

 そんなヒジキと猫たちの世界では、猫同士の会話が楽しい。

 そこへ漫画家・鰐石さんが加わって、人間と猫のふれあいが面白く描かれています。

 

 今回は、猫たちがどうやってココ(鰐石さん家)に来たのか?

 という話題を中心に、猫たちの出生や、拾われた状況などが語られています。

 ゴマアエおばちゃんは自分の意志で来たと言ってますけど、

 それを鰐石さんが受け入れたってことですよね・・・

 ササミも拾われたらしいし、鰐石さん、どこまで猫好きなんだ(^◇^;)

 しかし、ヒジキが“拾われた”状況が面白すぎる! 鰐石さん、連れて帰ったのか!?

 

 そして、そんな猫たちの会話の楽しさを堪能した後は、鰐石さんと猫たちのふれあい。

 ここではもちろん、猫たちは話をせずに、人間である鰐石さんへのアクションや、

 鰐石さんの猫観察などが面白さになっていますね。

 猫愛あふれるツイートを、鰐石さん恥ずかしがってますけど、

 猫好きとしてはむしろ好まれるんじゃないですかね? 同好の士たちに。

 

 などなど、猫と人間の暮らしを、猫・人間2つの視点から描いた4コマ漫画。

 ついに9月27日、コミックス1巻発売とのことで・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

●のぶながちゃん公記 (くりきまる 先生)

 Manga_club_or_2012_11_p062 Manga_club_or_2012_11_p064

 織田信長は女の子だった!? と始まる物語。

 正確には、替え玉として女の子が「信長」にされているのですが(´▽`;)

 しかも、奥方の帰蝶様には女であることを秘密にしているから、

 朝起きる時も早起きして、崩れた衣装を直さなければいけないとか大変。

 そんな「のぶながちゃん」の日常と、歴史の中での動きを描いた4コマ作品です。

 

 今回は、道三さんがやって来る時期ということで、戦々恐々な信長ちゃん。

 そこで考え出したのが「兵農分離」とか面白すぎる!

 ただ、「兵農分離を行った証拠は実はない(http://togetter.com/li/327812)」のだとか。

 これは存じ上げませんでしたが、興味深いですね。

 まあ、だからといって、どうこうという話ではありませんが、ご参考までに。

 

 そんなこんなではありますが、女の子な信長ちゃんと、ツンデレ帰蝶様の関係は、

 なかなか良好で面白い夫婦生活となっていて、いろいろ楽しませてくれます。

 ある意味、“百合”でもあるんでしょうかね?

 他にも、信長の父・信秀や、“じい”平手政秀、人質・竹千代、母君や妹たちなどなど、

 様々な歴史上の人物が登場して、くりひろげられる戦国時代の日常コメディ。

 たまに歴史上の動きや、逸話なども出てきて、単なる日常モノだけではない面白さもアリ。

 ついに1巻発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ひだまりおねえさん (田仲康二 先生)

 Manga_club_or_2012_11_p127 Manga_club_or_2012_11_p128

 弟大好きお姉ちゃんと弟くんの、仲良し物語。

 天谷ヒマリさんは、頭が良くて家事もこなせるお姉ちゃん。

 だけど、どこかヌケてて、放っておけないと弟・トモキくん。

 そんな2人の仲良し風景が描かれた4コマ作品です。

 

 可愛らしいヒマリさんに、弟大好きな姉という属性が付加されて、魅力がUPしている印象。

 目玉焼きを可愛くデコレーションして、トモキくんの顔に見立てたり、

 家の外だというのに、ちょっと恥ずかしい方法で弟くんの寝ぐせを直してあげたり、

 歩いていてもトモキくんばかりを見ていたりと、その姉バカぶりが楽しいし可愛らしい。

 

 トモキくんが猫を可愛がればヤキモチやくし、何だかんだで「お姉ちゃん」したがるし、

 そんなヒマリさんの可愛さが良い感じに楽しませてくれますね。

 トモキくんの方は、やや迷惑そうですけど、邪険にしないし、まんざらでもない・・・?

 ネタ的に弱い気もしますが、可愛いお姉ちゃんモノとしては上々。

 つづきに期待しておきたいところです!

 

 

 

●人造人間フラン (懸田大工 先生)

 Manga_club_or_2012_11_p171 Manga_club_or_2012_11_p173

 人造人間フランちゃんの日々。

 目次4コマとなっている本作品が、再びゲスト登場!

 今回は、フランちゃんのパワフルさがよ~くわかる内容となっていました。

 

 あることをきっかけに、大暴走を始めたフランちゃん。

 車も大木も蹴散らして、とにかく走る走りまくる!

 その結果、吸血鬼のノエルちゃんを突き飛ばして、2人して迷子に・・・

 そこから帰る道を探しての道中が、楽しいお話でありました。

 いやもう、フランちゃんの怪力が、痛快というか爽快というか、とにかくスゴかった(´▽`;)

 

 相変わらず、無口・無表情なフランちゃん。

 その個性が可笑しさをいっそう際立たせていて、

 さらに、ノエルちゃんがツッコミ役になることで、笑いを誘う形になっていましたね。

 スケルトンとの遭遇には笑った゜(*゜´∀`゜)゜ お互いモンスターでしょうに。

 また、目次4コマの方でも、新たなモンスターさんが登場していて、

 なかなか面白いと思う作品ですので、ぜひとも連載化に期待です!

 

 

②へつづきます。