ヤングキングアワーズ2012年10月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)
コミックス3巻、ほやほや発売中~!
そんな今回、書生喫茶に皆でお出かけの巻。
そこで、バイトくんたちにコナかけ始める彩花さん・・・ なのだけど、
北条くんはともかく、黒川くんにはカマトト・モードが通じなくて笑った! 痛快ッスな~(ぇ
というか、黒川くんがスゴイ!
彩花さんのことを、ある程度無意識に見抜いているところとか、
彼の麻弓さん評に、麻弓さん自身がグラついていたりとか、面白かった。
あと、そんな彼女の自分に対する分析内容も、的確で興味深いものでしたね。
「冴えない外見も『私だけが分かる』優越感にすり替わる」など、ありそう。
これを自覚できるかできないかって、けっこう重要かも。
でもって、本エピソードの中心になりそうなのが、またまた登場の林さん。
黒川くん狙いで喫茶に通っているようですが、律先輩と宇佐くんが仲良く話しているのを、
ちょっとだけ複雑な表情でながめていたのは気になるところ。
コミックス3巻では、追加のシーンがあって、宇佐くんとの関係にも注目要素アリですし。
まあ、現在の本命は黒川くんのようですけども・・・ はたして?
そして、さらに気になるのは、律先輩との関係ですね。
じつは本好きだった林さん。
律先輩と通じるものがあるようで、何やら盛り上がってゆく方向に・・・
まあ、この2人のやりとりがなかなか面白い(そしてわかるわかるな)感じだったのですが、
これってもしかすると、律先輩の「友達」関連エピソードに通じるものがあるかもしれない。
前のエピソードで、「友達」というものに軽いトラウマを持ってしまった律先輩の、
再生物語につながるのかな? という気がしないでもないですね。
前回の宇佐くんとの関係で、ある程度回復はしていると思うんですが、
同性の「友達」という点で、林さんとの関係がどうなるのか、ちょっと楽しみかも。
林さんの存在を軸に、揺れたり進展したりする律&宇佐、2人の関係。
ヤキモチめいた気持ちや、携帯番号の優先順位など、
お互いあれこれと、ラブコメムードを創り出しているおふたりさん・・・ 爆発しろ!(ォィ
などなど、これに加えて彩花さんのイライラも、今回のエピソードにからんでくるのかどうか、
どのように展開するのかまだわかりませんが、今後も楽しみです!